投稿者 あっしら 日時 2005 年 10 月 14 日 15:27:41: Mo7ApAlflbQ6s
【ワシントン=加藤秀央】サウジアラビアのアブドラ国王は米ABCテレビとの会見で、直近で1バレル60ドル台で推移している原油相場の水準について「高すぎる」との見方を示した。またイラクに対するイランの関与に間接的な表現で懸念を表明。女性の地位向上も約束するなど、ブッシュ政権の中東政策に好意的な態度を強く示した。
国王が米メディアと会見するのは、8月の即位後初めて。ABCが13日、ホームページで発言の概要を公表した。会見の模様は14日夜に放映する。
原油価格の高騰に関して国王は「サウジの財政が潤うことは間違いないが、他の諸国への影響は巨大で、価格は現在の水準にあるべきではない」と述べ、原油増産を続けていると強調した。イランとイラクの関係については「イラクの平和と安定にイランが障害とならないことを望む。これはイラクの人々も望んでいることだ」と発言。イスラム教シーア派住民が多いイランが、イラクのシーア派勢力を通じてイラクの内政に関与しようとしているとの見方をにじませた。 (09:39)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20051014AT2M1400Q14102005.html
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