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借金は返せる、その根拠(2) − 東シナ海の海底油田600兆円 【世に倦む日日】
http://www.asyura2.com/0505/hasan42/msg/882.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 21 日 03:37:36: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 借金は返せる、その根拠(1) - 108兆円の不良債権を償却した 【世に倦む日日】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 10 月 21 日 03:34:19)

借金は返せる、その根拠(2) − 東シナ海の海底油田600兆円


http://critic2.exblog.jp/1509165#1509165_1


770兆円の借金は返せると考える私の主張の根拠を二点述べた。第一点は現在の借金額は新自由主義者がわざと膨張させている財政政策の結果であるという事実。第二点は日本国民は借金を返済する能力を持っていて、すでに13年間に108兆円の借金を返してきたという事実である。金融庁の数字で見れば、日本人はこの3年間に27兆円の不良債権を償却している。血と汗と涙を流しながら年間約10兆円の借金を返している。この数字を単純に国家の債務償却に適用すれば、日本国民は77年間で国家の負債をチャラにすることができることになる。そしてさらに財政支出の浪費を止めれば、年間5兆円の節約は可能だ。軍事費とODAを激減させ、公共事業の談合入札を強制禁止し、特殊法人を清算すれば、一般会計と特別会計で年間5兆円の支出縮減は十分可能な数字だろう。民主党は3年間で10兆円削減と言っていた。本格的にメスを入れればもっと削れる。増税を実施しなくても年間15兆円の借金返済原資を捻出することができる。

第三の根拠はもっと具体的なものである。それは東シナ海石油天然ガス田だ。ネット上の資料によれば、この海底油田の原油埋蔵量は1000億バレル以上の規模で、イラクの石油埋蔵量に匹敵すると言われている。1095億バレルという数字があったり、1125億バレルという数字があったり、1250億バレルという数字があったりする。すべて推定値であり、厳密な数字とは言えない。だが、これに現在の原油価格1バレル60ドルを積算すると、1000億バレルの埋蔵量で600兆円の資産価値ということになる。20%を中国に与えたとしても480兆円が日本の国富。30%を中国に与えたとしても420兆円が日本の国富になる。石油の輸入消費大国である日本は中東からタンカーで原油を輸入していて、その運搬コストが石油価格に転嫁されている。そして日本が年間に外国から輸入する原油量は543万バレルに達し、天然ガスと合わせた輸入金額は年間約9兆円に上る。これはGNPの2%にあたり、国家予算一般会計の11%にあたる。

東シナ海の海底油田(ガス田)を採掘して石油生産すれば、日本は年間9兆円のマネーをスペンドせずセーブできる。逆に採掘したガスと石油を輸出に回して外貨を稼ぐこともできる。簡単に言ってしまえば、東シナ海の油田(ガス田)を資源開発することで、日本は770兆円財政赤字を一気に問題解決してしまうのである。天文学的借金の思考停止から解放されるのだ。そこに石油があるのだから掘りに行けばよいではないか。中国と仲良くして、靖国神社参拝の永久中止を宣言して、中国と東シナ海を共同開発すればよいのだ。後は交渉の問題であり、20%を向こうにくれてやるか、25%をくれてやるかは政治家の腕次第だろう。30%渡しても420兆円の資産なんだよ。770兆円の55%になる。向こう半世紀以上、日本は石油を輸入しなくてもよいのだ。さっさと靖国参拝放棄を約束して、日中東シナ海共同開発宣言に署名調印して来いよ。それが政治家の仕事だろう。靖国へ行って喜んでいる間に既成事実を固められて資源採掘権を専有されてしまうぞ。

私は英国の80年代の経済再生の問題についても、実際には北海油田の影響が非常に大きかったはずだと考えている。一般に人は、新自由主義者は特に、英国経済の復活についてサッチャーの新自由主義政策がそれを達成した話にしている。国有企業を民営化して、公務員を首切って、労働組合の既得権と影響力を排除して、それで経済の活性化を実現した新自由主義の成功物語に仕上げている。しかしそれは嘘だ。神話だ。英国経済を活性化させたのは、サッチャーの首切り政策ではなくて、北海油田の利益である。神が英国に与えた奇跡の贈物のおかげで英国は再生を果たしたのだ。北海油田の開発と同時に、英国は原油の輸入国から輸出国になり、石油の消費国から生産国へと一変した。英国の現在の石油生産量は251万バレル。世界第9位の石油生産国であり、世界全体の4%を生産している。ちなみに第8位はノルウェーで、二国で世界の8%の石油を生産している。英国病は北海油田で解決された。同じ物語を東シナ海で作ればいい。

昨年のちょうど今ごろ、NHKでサハリン2の開発事業の様子を取材した番組が放送され、それを興味深く見た記憶があるが、サハリン東岸から房総あたりまで天然ガスのパイプラインを引く計画が地図に作成されていた。宗谷海峡を超え、津軽海峡を渡って長いパイプラインが南北に敷設されるのである。壮大な夢の計画に思わず息を呑んだ。極東ロシアの政府幹部で事業を統轄する女性の政治家(公団総裁)がいて、彼女が名刺を持って東京電力の本社でビジネスミーティングをやっていた。夢のある話だ。南の東シナ海、北のオホーツク海。天は日本民族を見捨ててはいなかった。政府に提案だが、北方領土問題は少し棚上げしとかないか。平和条約の締結を無理に急ぐことはあるまい。ロシアの実効支配の期間は少し長くなるが、四島が日本の領土であることは千年経っても変わらない。それより資源だろう。これもボヤボヤしていたら供給先を中国(東北部)に独占されてしまう。パイプラインが先にアムール川を渡ってしまう。それを止めるのが政治家だろう。

21世紀の日本は資源エネルギー大国になる。中東からの石油輸入はゼロになる。そして日本は黄金の繁栄期を迎え、世界中の人々が羨む富裕な高齢者福祉大国となるのだ。


http://critic2.exblog.jp/1509165#1509165_1

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