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http://www.corriere.it/Primo_Piano/Esteri/2005/07_Luglio/18/kamikaze.shtml
記事全文
伊 海水温度上昇で毒性の熱帯性藻繁殖 海水浴客 中毒
「熱帯性藻で中毒」
80人が海水浴後に呼吸困難と高熱を訴える。
海水検査の結果、”オストレオプシス・オヴァータ”検出。
ジェノヴァ発 -毒性のある熱帯性藻が、ここ数年地中海で繁殖しており、
先週日曜の午後にジェノヴァ・レヴァンテで数十人が中毒症状を訴えた。
海水温度の上昇と窒素・リンの濃縮が、開花と神経系統を冒す毒素の放出を
早めたと考えられており、Arpal（地域の環境保護組織）が水質検査を行った。
中毒症状 -ジェノヴァの海水浴客には災難な日曜日であった。 少なくとも
80人が海浜で健康障害を訴え、16人が近くの病院に運ばれて治療と検査を
受けた。
入院患者 -ガリエラ病院に運ばれた患者（週末16人、月曜3人）の症状は、
呼吸困難、腹痛と一致している。 経過観察のために残された２人を除き、
全員が退院したが、ガスリーニ小児科医の手当てを受けている子供も含まれて
いるとされる。 Arpalと接触を続けている保健省は、病院に運ばれて検査を
受けた全員に、白血球の増加がみとめられた。
軽い感染症 -ジャコモ・ザッパ医師 「すべての患者にみられる症状は、
筋肉痛、呼吸困難、結膜炎を伴う白血球の増加。 深刻かつ広範な症状では
ないと強調しておくが、グルココルチコイドのエアロゾールなどで適切な治療を
行う必要がある」
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