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貴殿の変な投稿で横道にそらされた全文を拾っときます。⇒2005年森田実政治日誌[385]
http://www.asyura2.com/0505/hihyo1/msg/637.html
投稿者 クエスチョン 日時 2005 年 10 月 16 日 09:48:10: WmYnAkBebEg4M
 

(回答先: 「言論の自由を殺すのは、真理を殺すことである」(ミルトン) …マスコミ批判など怒りの投書オンパレード(森田実政治日誌) 投稿者 gataro 日時 2005 年 10 月 14 日 12:10:54)

貴殿の変な投稿で横道にそらされた全文を拾っときます。⇒2005年森田実政治日誌[385]


2005.10.13(その2)
2005年森田実政治日誌[385]
http://www.pluto.dti.ne.jp/%7Emor97512/C02210.HTML

大いに議論しましょう!〈声〉特集・いくつかの「声」を紹介します。

「言論の自由を殺すのは、真理を殺すことである」(ミルトン)

[今週も、多くの方々から、傾聴に値するご意見をいただきました。深く感謝します。あまりに多いため、一部しか紹介できません。お詫びいたします。このようなお願いをいたしますのは恐縮ですが、500字程度にまとめてくだされば幸いです。なお、ご質問もいただいていますが、お一人お一人にお答えする時間がありません。この点もお詫びします。できる限りHPの中でお答えするようにいたしますので、ご了承ください――森田]



【1】YNさんの意見「違憲判決・民主党・憲法・翼賛メディアについて」(10月8日)
《この国の将来に恐怖するたびに、森田さんのサイトを訪れて「まだ遅くはない」と自分を励ましています。ここ数日の間に思ったことを、やや脈絡なく、申し訳ありませんが、書かせていただきます。
 (1)首相の靖国参拝違憲判決について
 違憲判決について首相が不満の意を漏らしたという報道に接し、この人は民主主義、三権分立など屁とも思っていないのだなと改めて痛感しました。違憲判決は当然すぎるほど当然で、私にとっては最近のニュースの中では久しぶりにほっとさせられるものでした。私人として参拝したと首相は言っていますが、「秘書官も誰も伴わず、一人でひっそり参拝した」ならともかく、そうでなければ私人と言うのは強弁以外の何ものでもないでしょう。一国の首相となればひっそり参拝などできるはずがない、どこに行くにもSPがつく、場合によっては秘書官も同行することになっているから仕方ないというのであれば、首相である限り、「私人として参拝する自分」などない、とわきまえるべきなのです(私は庶民と比べ、首相を頂点とするいわゆる政治家には私人の部分は少ないと思っています。それを覚悟の上という人物に政治に取り組んでほしいし、そのためにわれわれの税金から報酬を払っているのです)。
 (2)民主党への不安
 民主党が「反対のための反対はしない」「すべての法案に対案を出していく」と宣言していることに、非常に危惧を覚えています。反対のための反対はしない ――というのはある面、確かに正しいのですが、すべての法案に対案を出していくことが果たして正しいのかどうか。それは相手の土俵に乗るというだけのことではないかと私には思えてなりません。法案によっては、「そんな法案はいま出す必要はない」「無茶な法案である」と、土俵そのものを拒絶する必要もあるのではないでしょうか。民主党が、ますます第二自民党化路線を露骨に強めてきたような気がして不安でなりません。同じ土俵で、同じルールにのっとって、「どちらが国民の眼に新鮮に映るか」のみを競争するような二大政党など私は望んでいないのですが。
 (3)なぜいま、憲法改正か
 憲法は未来永劫守られるべきもので、絶対に変えてはならない、とは思いません。しかし、憲法を改訂するのはやはりきわめて特殊な時――極端に言えば革命が起きて国の形が変わったとき、あるいは基本的な理念に問題があって国民の中から改憲を求める声が強まったとき、だとも思います。いまの憲法は、とりたてて問題があるとはとても考えられません。公明党や民主党は「加憲」「創憲」などという耳慣れぬ言葉を使い、いまの憲法には足りないものがあるとか、わかりにくいなどと言って憲法改訂を正当化しようとしていますが、たとえば公明党が言うところの「加」の部分など、別に憲法を変えなくても他の法律などでいかようにも対応できるはずです。自民党が狙っているポイントが9条の改正であることは周知の事実。公明党や民主党はそれに乗り、しかしそれだけでは国民を説得しにくいしパツも悪いので、「その他の部分」を言葉を飾って強調しているようにしか受け取れません。
 (4)翼賛メディアへのブーイング
 実は私はマスコミ関係の人間で、以前はある巨大メディアに勤めていました。そのときのささやかな経験から言いますと、大新聞社や大出版社、テレビ局などの中枢で活動しているジャーナリストは、大多数がやはり勝ち組なのです(と言うと極論に過ぎます。勝ち組と準勝ち組、および勝ち組になれるかも知れないと思っている人々、といったほうがよいでしょう)。庶民の暮らしがどうこうとわかったようなことを書いていても骨身に染みてわかっているわけではなく、そのぬくぬくした立場を守ることに汲々としているのが実情です。弱者を守れと声高に言いはしても、自分は弱者ではないと思っていますから、痛みを共有する気にはなれないのです。ですから私は、いまの巨大メディアには何の期待もしていません。》



【2】YNさんの意見「電通に支配されるマスコミの現場から」(10月10日)
《政治日誌[378]「堕落したテレビの大いなる罪」を読み、ジャーナリズムの現場にいる者として「情けないことだがそうなのです」と思いました。
 テレビ界のことは知りませんが、新聞・出版界が電通に逆らえない状況であるというのは、まったくそのとおりです。私は以前、ある巨大メディアに勤めておりましたが、その時、こんな事件がありました。私自身の所属した部署での事件ではないため、伝聞になりますがご容赦ください。
 雑誌で某大企業のスキャンダル(低次元のスキャンダルではなく、経営姿勢に関連するスキャンダル)を掲載する予定にしていたところ、それをいちはやくキャッチした電通から記事差し止めの要望が入ったそうです。
 その企業をA社、雑誌をB誌として話を進めます。電通の言い分は要望というよりも「A社は今後いっさい広告を出さないと言っている」という脅しでありました。それでもB誌の編集長は「ジャーナリズムの良心にもとる。B社が広告を出さないというなら結構だ」と拒否しました。この拒否は、勇気のいったことだと思います。A社は各メディアに多くの広告を出している、マスコミのおとくいさまでしたから。しかし、電通から「それならば今後、うちはB誌の広告関係の仕事から手を引く」と言ってきたため、上の方の判断で電通の要望を呑んだのだそうです。
 その経緯は後から伝聞(社内の噂)で知ったことですので、証拠を提示することはできませんが、先輩たちの話を聞きますと「時々あること」だそうで、それを聞いて、ジャーナリズムに対する夢が少々萎えたのを覚えています。
 これほど大きな事件ではないまでも、その後も、電通の小さな介入は幾度も身近に経験しました。たとえばある企業の新製品に対して疑問があるという記事が載った時、電通の担当者に「先方は遺憾だと言ってますよ」みたいにチクリと言われ、詫びの印として、別の製品のチョウチン記事を書かされたり、といったことです。もちろん、大きな社会問題になるほどのこと(たとえば製品に欠陥があって事故が頻発し、消費者たちから厳重なクレームが相次ぐなど)でしたら電通も抑えきれないのですが、そうでない限り、かなりの問題が「電通の介入・脅し」によって記事にならずに葬られています。また、同じことを報道するにあたっても表現を曖昧にしたり、本質を微妙に隠すような表現になってしまったりすることも多々です。
 森田さんも、むろんこういう話は始終耳にしたり体験もなさってきたと思いますが、新聞社や出版社は購読料収入よりも広告収入の方がはるかに大きく、そして広告出稿の多くを電通に頼っているため、電通に逆らえば息の根が止まるというのが実情です。
 マスコミを支配しているのは電通であり、良心と良識をもったジャーナリストは電通に睨まれ、結果として干される運命に陥りがちという現実に屈することを「仕方ない」と思っているわけではありません。「物言えば唇寒しだから、逆らわないでおこう」と事なかれ主義に流れるのは、ジャーナリストとして自殺するも同然だと思います。しかし、現場のジャーナリストが非常に厳しい立場に置かれ(情けないことですけれど)、戦々恐々としていることだけは国民の多くの人たちに知ってほしいと思います。背後に大勢の国民の眼、国民の応援があるとわかれば、現場は力づけられるのです。どうか、森田さんのホームページで、そのことを皆さんに知らせていただけるようお願い申し上げます。》



【3】KNさんの意見「マスコミは死んだ」(10月9日)
《2カ月前のNHKの番組で知ったが、イラク戦争の当初、各国のマスコミは、バグダッドの中心部のホテルに取材基地を割り当てられた。当然、アメリカのイラク侵攻に対して批判的なマスコミもいたのだが、こともあろうに、米軍は、批判的な取材局のスタッフの部屋に対岸から砲火を浴びせた。こんなことがあるのか、と戦慄を覚えたが、同時にこれで世界のマスコミは死んだ、と痛感した。
 日本のマスコミもそれ以来、おちゃらけ番組に終始し、選挙になると、政権与党にヨイショしかしなくなったのは、当然なのだろう。
 マスコミが死に絶えたのだから、これからの世界市民は、ネットでしか情報の真実を知りえないと思うに至った。》



【4】Tさんの意見「恐ろしく感じるのは私だけでしょうか」(10月10日)
《野田聖子氏が、『郵政民営化法案が成立するのは必至となり、私は負けたので、郵政民営化法案に賛成します』と言った発言をテレビで見ました。こんなことが、当然のように報道されるなんて恐ろしい世の中です。自分に従わないものは権力を使って、ねじ伏せていく。そして、自説を曲げて、ねじ伏せられていく。なんて恐ろしい世の中でしょう。やがて、歴史が何が正しいか、証明してくれるとは思いますが、それでは遅いのです。アメリカ牛肉の輸入も再開されるということです。後に、歴史が大変な輩を一国の宰相にしたと証明してくれても、私たちの健康がその時、害された後では遅いのです。確率的には低いことだと言われても、危険は存在するのでしょう。多くの人が、アメリカの牛肉に危険を感じていても、輸入は再開される。まるで、エイズウィルスに汚染された非加熱製剤を、厚生省が危険を感じながらも、使い続けていた状況と同じではないですか。日本は同じ過ちを繰り返し続ける。恐ろしい国です。



【5】EKさんの意見「民営化はわれわれを幸せにするのか」(10月10日)
《今回メールを差し上げたのは、いま「官から民へ」が声高に叫ばれていますが、ちょっと立ち止まって考えてみる必要があるなと考え、貴サイトを訪れて胸のすく思いの檄文に感動したからです。
 確かに官は民から見ると非効率に見えます。しかし、民にも汚職、倫理観の欠如等は頻繁に見られることであり、民営化にすれば、まるですべて解決するかの如き小泉のアジテーションにはちょっと疑問符をつけざるを得ないと思います。
 何も民営化絶対反対などというつもりはありません。
 しかし、アメリカ主導の官叩きで大騒ぎしていると、いつかとんでもないしっぺ返しが来ると思うのです。要するに、税金を喰う公務員が憎いということで、郵便局がいま、スケープゴートにされているわけですが、タックス・ペイヤー側からのみの視点でしかありません。郵便局の人々を切って公務員改革といわれてもまやかしでしかありません。
 マス・メディアは、ことさらに公務員を悪者にするのですが、そういう善悪二元論は子供の所業ではないでしょうか。橋本左内『啓発録』には、大事を成し遂げるためには稚心をなくして、また事を行うには完璧を求めてはならない、とあります。マス・メディアは時の権力に擦り寄り、どうでもいいことを喧伝するのですが、マス・メディアは卑しくも社会の木鐸ではなかったのでしょうか。国民を愚弄するにもほどがあると思います。
 一体アメリカは日本をどのように改造しようとしているのでしょうか。外交・安全保障面では、アメリカと手を携えていかなければならないと思います。しかし、経済や社会まで改造される必要はないでしょう。
 いま、日本人はイエスかノーかのクイズをしきりにやらされています。それも答を性急に求められています。しかし、じっくり考えていかなければ答は得られないし、性急に間違えた答を出しては元も子もありません。アメリカのイラク戦争がいい例です。
 一体グローバリズムという妖怪にどこまで翻弄されなければならないのでしょうか。この妖怪を信奉しているのは、アングロサクソン系国家と日本と中国ぐらいなものでしょう。日本人はすぐ一億総動員体制になり、反対意見を封殺しますね。鬼畜英米、国際化、グローバリズムもこの文脈に入ると思います。
 いずれにせよ、「無能な者を駆逐する」などという小泉恐怖政治に一日も早く決別しなければなりません。》



【6】AHさんの意見「テレビの堕落は本当にひどいと思います」(10月10日)
《先日、国会中継の様子を伝えていた民放の報道番組がありました。民主党の出した郵政民営化法案に対し、自民党の片山さつきさんと佐藤ゆかりさんが質問していました。佐藤さんは以前、自民党の郵政民営化法案に対し、50点の点をつけていたそうです。自民党員になったとたん、民主党の法案を厳しく問い質していましたが、自民党案に対してはどうなのか、意見を言ったほうがいいと思います。
 それにしても、小泉や竹中が国会で野党から質問され、まともな答弁ができず、すり替えや詭弁で切り抜けようとしている不誠実きわまりない様子をまったく報道せず、成立の見込みのない法案を野党に出させ、新人議員に質問させている様子をわざわざ伝えことに、強い憤りを感じます。
 挑発に乗って法案を出す民主党も民主党ですが、郵政民営化はアメリカの要望であることや、郵政事業に税金は使われておらず、民営化しても公務員は減らないことなど、選挙で隠していたことが、国会の審議を通して明らかとなることを恐れ、民主党に対案を出させて時間稼ぎをしていることぐらい、だれが見ても明らかです。
 そのことに対する批判もなく、新人議員が野党議員をやりこめている様子を、面白い見世物でも伝えるように垂れ流しているテレビの臆面のなさは、選挙報道に対する批判になんの反省もしていないことを物語っています。

 これからは、テレビを見ない。新聞を読まない。トヨタ自動車や日本IBMのパソコンは買わない。そういった一人ひとりが自分にできることをすることでしか、大政翼賛会と化したテレビや大企業に抗議する手立てはないような気がします。
 武蔵野市の市長選で、民主、共産、社民などが推す候補者が、前市長の後継者として自公が推した候補者を破りました。国政の場でも野党が共闘していれば、マスコミや財界など大政翼賛会と化した自公を相手に戦うことができたかもしれないことを思うとき、亀井さんや綿貫さんたち郵政民営化反対派や、共産党や社民党との選挙協力を行わなかったのは、民主党の戦略ミスであったような気がします。
 ただ、いまの民主党に対しては失望を禁じえません。今回の選挙で民主党に入れた有権者は、改憲論者で、集団的自衛権行使容認を明言するような人物を代表に選んだ民主党に裏切られたような気がしていると思います。また、民主党の支持者の多くが労働者であることを思うと、労働者の立場を切り捨てるかのような前原さんの発言は、「政治を国民の手に」という民主党のスローガンに反すると思います。》



【7】Tさんの意見「民主党に完全に失望しました」(10月11日)
《民主党への不満を述べさせていただきます。
 自民・公明党に三分の二の議席を与えてしまった、野党民主党に一縷の望みを抱いていました。しかし、郵政法案を通すための臨時国会に対案と称して民主党案を提出し小泉政権を引き立てる芝居を演じてしまいました。野党たる民主党は、三分の二の議席を有する自民・公明党政府に対する方策が間違いではないでしょうか。野党は徹低的に政府案の矛盾欠陥をつくのが務めではないでしょうか。しかるに、民主党は対案と称して郵政法案を提出して芝居を演じました。野党の立場をどう考えているのでしょうか。
 次に失望したことは、前原代表が道路特定財源の一般財源化を主張したことです。政府与党のお先棒を担いでいることを承知しているでしょうか。自動車重量税にしろガソリン税にしろ、自動車が道路をそこなっているので、特別に徴収して道路にのみ使用することになっているのは承知のはずである。道路財源が無駄に使われているなら、それを正すため野党の徹底的追及が大切ではないでしようか。そして、一般財源化でなく、財源が余ったら特別税を減額か、廃止すべきです。安易によそに回す発想をやめるべきです。
 もうひとつは、前原氏が民主党の労働組合離れを宣言したことです。これもどうかしているのではないでしょうか。前原氏の本意は小泉氏の批判をかわすためであったとしても、働く人々にとって民主党はどちらをむいているかと民主党離れを起こします。自民・公明党の補完政党化した民主党に怒りより哀れみ、悲しみを感じます。  面白うてやがて悲しき鵜飼かな 小泉首相の臨時国会の冒頭演説に立ち、コップいっぱいに水をつぎ、その水をうまそうに全部飲み干した得意満面の姿が脳裏から離れません。》



【8】Kさんの意見「電通に『良心』はないのか」(10月11日)
《マスコミ・広告界で仕事をしている者です。電通が巨大な広告独占体で、大新聞・大テレビ局だけでなく、中小メディアまで動かしていますが、電通には人間の心をもった人はいないのでしょうか。日本のマスコミの電通支配は度を越しています。電通はおそろしいほど非人間的です。》

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