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マウトハウゼン「ガス室」についての他の資料
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/106.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 5 月 09 日 22:57:48: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: マウトハウゼン収容所でも「ガス室」の大嘘? 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2005 年 5 月 09 日 22:21:16)

マウトハウゼン「ガス室」についての他の資料


上の投稿でマウトハウゼン強制収容所に関する二つの資料を書いておきましたが、他にもご紹介したい資料があります。


●まず木村愛二氏のサイト『憎まれ愚痴』から「ホロコースト神話一覧」の一部です。

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http://www.jca.apc.org/~altmedka/glo-99-1.html
シオニスト『ガス室』謀略の周辺事態
「私にガス室を見せるか描くかせよ」
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【引用開始】

幸いなことに、『偽イスラエル政治神話』には、豊富な資料が盛り込まれている。初版の編集者としてガロディとともにパリ地裁の刑事法廷の被告だったピエール・ギヨームとは、法廷の前のロービーで並んで写真を撮ってきた。その写真をフランスで公開すると、また刑法にふれるというので、「日本でだけ」と約束していきた。ギヨーム自身が『歴史見直し論年代記』の著者でもあり、彼の何十年もの資料収集の成果が、ガロディに提供されている。

 その中には、「元収容者」であり、しかも、「フランスの第1級の歴史家」による自己点検の文章があった。

 以下は、『偽イスラエル政治神話』p.228.からの引用である。

「“ガス室”の知識の出所は戦後の“特集読み物”」

 ブッフェンヴァルトやダッハウの元収容者たちでさえも、このように念を入れて物語られる伝説によって、暗示を与えられてしまう。フランスの第1級の歴史家で、カン市分科大学の名誉学長であり、元収容者としてマウトハウゼン研究所のメンバーに加わっているミシェル・ドゥ・ブアールは、1986年に、つぎのように言明した。


《1954年に……提出したマウトハウゼンに関する専攻論文で、私は、2度にわたってガス室のことを書いた。その後に思い返す機会があって、私は、自分に問い直した。私は、どこで、マウトハウゼンのガス室についての確信を得たのだろうか?

 それは、私が、あの集中収容所で暮らしていた時期ではない。なぜなら、そのころは私自身も、その他の誰であろうとも、そんなものがあり得るなどとは想像さえしていなかったからである。だから、その知識の出所は、私が戦後に読んだ“特集読み物”だと認めざるを得ないのである。そこで、自分の論文を点検してみると、……私は、常に自分の確信の大部分を引用文献から得ているのだが、……そこにはガス室に関係する引用文献が明記されてなかったのである》(『西部フランス』86.8.2.& 3.)


 つまり、ドゥ・ブアールの場合、「戦後に読んだ“特集読み物”」の強烈な印象が、最早、検証の必要を感じない「記憶」になっていたのである。

【引用終り】

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●木村氏の次の阿修羅投稿の中にも、次のような部分があります。
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http://www.asyura.com/0306/war36/msg/487.html
ブッシュらの修正主義者呼ばわり以後に牢屋入り覚悟で戦う事例続発し反撃の好機
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【引用開始】

 この他のホロコースト見直し論者の研究に関しては、以下の拙訳の中で簡略に紹介した。
 
 ----- 引用ここから ------------------------------
 http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-20.html
 [中略]
 [“ガス室”論争に終止符を打つ法医学鑑定]

 もしも、誠実に公開の場での議論をする気があるのなら、現在すでに、“ガス室”に関する論争に終止符を打つ三つの研究報告[訳注1]がある。『ロイヒター報告』(88・4・5)、その再鑑定としてのクラクフの報告(90・9・24)、ゲルマル・ルドルフの報告(94)である。これらの研究報告が、なぜ論争に終止符を打つかというと、この方法こそが唯一の科学的で客観的なアプローチとして注目され、現場で採集したサンプルの調査、化学的な分析を可能にしているからである。

訳注1:本書では『ロイヒター報告』をトロント裁判の記録として出典表示しているが、数種類の単行本がある。訳者が所持している英語版が入手しやすいので巻末リストで紹介する。続編として、ドイツ南西部のダッハウ、オーストリアのマウトハウゼンとハルトハイムを対象とした「第二ロイヒター報告」があり、『歴史見直しジャーナル』(90秋)に掲載されている。

「クラクフ」とあるのはポーランドのクラクフ市にある国立の法医学研究所であり、日本ならば警視庁が鑑定を依頼するような最高権威である。クラクフの法医学研究所による再鑑定はアウシュヴィッツ博物館の依頼によるものである。同研究所の報告には、もう一つ、さらに詳しいもの(94・5・30)がある。訳者は同研究所を訪れ、鑑定結果についても、『アウシュヴィッツの争点』二三九頁以下に略記した。

 この他に、オーストリア人の工学者で工学専門家協会の会長、ヴァルター・ルフトルの報告(同誌92/93冬)もある。「ゲルマル・ルドルフの報告」は巻末で紹介する『歴史見直しジャーナル』(93・11/12)の記事によると、一九九三年中には公刊されている。ゲルマル・ルドルフは、公認の薬剤師で博士課程の研究者であり、その後に、クラクフの報告を批判する論文をも発表している。さらに同記事によると、アメリカの化学者ウィリアム・リンゼイと、ドイツの技術者ヴォルフガング・シュスターが、同様の調査を行い、それらすべてが『ロイヒター報告』の正しさを裏付けている。
  [後略]
 ----- 引用ここまで ------------------------------

【引用終り】

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●次に『歴史的修正主義研究会』の試訳によるカルロ・マットーニョの論文にも何箇所か触れられています。

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http://www002.upp.so-net.ne.jp/revisionist/mattogno_08.htm
歴史と真実の否定
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●次は「肯定論」の立場から、例の『対抗言論』の一部で、高橋亨氏の文章で次のように触れられています。

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http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/holocaust/stove100.htm

【引用開始】

上記の文章で木村さんがブローシャト博士の投書を根拠に主張しているのは、「実はガス室などどこにもなかった」ことを隠し切れなくなった「定説」側学者たちが、西側諸国についてははそれが存在しなかったことを認めつつ、共産圏内にあって調査のできない「ポーランドには」あったと主張することによって「神話」の延命を図った、ということです。前回私は、ブローシャト書簡の内容そのもの、およびミュンヘン現代史研究所の現在の見解から、「定説」側学者たちの言動に関するあなたの説が成立しないことを示しました。この点に何ら答えることなく論点をそらされては困ります。

マウトハウゼンはオーストリアにあります。オーストリアは一度も共産圏に組み入れられたことはありません。マウトハウゼンがドイツ本国にあろうがオーストリアにあろうが、それはあなたの言う「隠微な官僚的策謀」が事実かどうかには何の関係もありません。

【引用終り】

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●同様に、三鷹板吉氏の文章から引用します。

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http://www.ss.iij4u.or.jp/~mitaka/reizoko/gas001.htm
「ガス室」論争 (2003/11/10)

【引用開始】

#893/**** 研究室「パンドラの箱」
★タイトル (QYA33902) 96/ 8/23 20: 2 ( 25)
そうシャカリキに否定する前に(笑)>西岡さん   三鷹板吉
★内容

 とりあえず「ホロコースト全史」をお読みになってみればいかがですか? 三鷹
もまだ読んでいる途中です。三鷹の「紹介」など待つよりも、ご自分で読まれた方
が早いでしょうに。ご自分で読んで、ご自分で批判なさったらよろしい。

 ああ、それと三鷹は、前々から指摘差し上げているように、西岡さんが「否定説」
を主張するやり方は、予断と決めつけのセットによる詭弁論法であり、まったく信
をおくに値しないと認識しておりますので、西岡さんが今更何をおっしゃられても、
ぜんぜん説得力を感じません。「ああ、またか」と思うだけです。詭弁が相手では
実のある「論争」など成立不可能である、ともね。Booksでの西岡さんとレミング
さんとのやりとりに介入しなかったのも、以上の理由によります。
(西岡さんも、三鷹が宗旨変えした、と思ってたワケじゃありますまい(笑))

 マウトハウゼン云々については、三鷹は論じるに足る知識を持たないのですが、
西岡さんの主張が、西岡さん自身が「中立公正」な姿勢で史料を調べるなりして得
た結論などではなく、ホロコースト否定者の「本家」たるフォーリソンなりIHR
なりの請け売りに過ぎないだろうと勘ぐっておりますんで、手間かけて調べて「論
争」する気にもなれません。

 いいんじゃないですか、別に三鷹がお相手しなくとも。マウトハウゼンとはどう
いう収容所だったか、という講釈から始めるなりして、お一人で勝手におやりにな
れば。

 聴衆が集まるといいですね。

【引用終り】

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見つけた主要なところは以上です。他に参考になる資料がありましたら、ぜひご紹介ください。(「あった」「なかった」どちらの立場からでも結構です。)

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