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極秘情報暴露の「脅迫」というイスラエル建国の裏話
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/475.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 12 月 21 日 14:00:16: CjMHiEP28ibKM
 

極秘情報暴露の「脅迫」というイスラエル建国の裏話

これは、以下の投稿の補足である。
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イラン大統領のイスラエル・ホロコースト発言をカナダ人が論評
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/473.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 12 月 21 日 08:45:32
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イラン大統領の発言の原点には、イスラエル「建国」への法的な疑問がある。国連こと「連合国」のパレスチナ決議こそが、以来、半世紀を超える中東紛争の原因なのである。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus-69.html
『アウシュヴィッツの争点』
終章:核心的真実
(その69)世界ユダヤ人評議会の「情報機関」としてのユダヤ人問題研究所
[中略]
極秘情報暴露の「脅迫」というイスラエル建国の裏話

 ニュルンベルグ裁判の舞台裏の人事権をにぎっていた「狂信的シオニスト」、デイヴィッド・マーカス大佐の存在については、すでに第一部で紹介した。ここではもうひとつ、この「聖書の時代以来イスラエル軍の将軍の位をはじめてえた軍人」がエルサレム防衛戦で戦死する以前の、その前提条件となる国連パレスチナ分割決議の裏話を紹介しておこう。
『ユダヤ人にたいする秘密の戦争』という六七〇ページの大著が一九九四年一〇月に発行されていた。耳情報によると、日本で『マルコ』廃刊事件が起きたころには、欧米の中東関係者の間でもっぱらの話題になっていたという。早速買いもとめて、巻末資料には英文題名などを収録しておいた。共著者の二人は、ともにマスメディアで活躍中だが、共通点にはナチ元戦犯の行方追及の実績が挙げられている。代表格のジョン・ロフタスの方は、弁護士、司法省特別検察官を経験しており、かれ自身が摘発したスキャンダルについて、CIAから情報公開の許可をえている。「秘密の戦争」の主要な意味は「スパイ合戦」である。ただし、パレスチナ分割決議にかかわる部分では、「ユダヤ人にたいする」戦争というよりも、むしろ、ユダヤ人側からの猛烈な攻勢の記述になっている。国連での賛成投票集めの協力をうるために、のちのイスラエル首相ベン・グリオンらのシオニスト指導者が、イギリスやアメリカの有力者にたいして、極秘情報の暴露をほのめかす「脅迫」を再三おこなったというのだ。
 第5章の「脅迫の種子」以下で、その脅迫の材料がくわしくのべられている。主な項目だけを要約すると、つぎのようである。
 イギリス王室[エドワード8世、シンプソン夫人と再婚するために退位してウィンザー公爵]およびイギリス情報機関は、ナチス・ドイツをソ連と対抗させるために、イギリスとドイツの同盟関係をきずく交渉を戦争中もつづけていた。
 アレンダレスらのアメリカ情報機関OSS(戦略情報局。CIAの前身)は、ヴァチカン公国の情報網を利用して、二人の大統領(ローズヴェルト、トルーマン)をだましつづけていた。
 アメリカ最大の財閥ロックフェラーは、ドイツ最大の財閥I・G・ファルベンとの協力関係を戦争中も維持し、影響下にある南米の石油のドイツへの輸送をつづけていた。
 以上の材料による脅迫対象者のなかでも、中南米問題の調整役をホワイトハウスから請け負っていたこともあるネルソン・ロックフェラーの位置づけは、ことのほか大きかった。ヨーロッパの九票にたいして、中南米には一九票もあったのだ。
 ベン・グリオンらの脅迫作戦は基本的に成功した。だが、国連決議のつぎは戦争だった。
 アメリカ国内でイスラエルの建国に反対していた勢力の中心なねらいは、アラブの石油にあったが、表面的な反対理由としては、中東の軍事紛争の阻止という平和目的がかかげられていた。事実経過はあきらかである。かれらの予測通りに、直ちに戦争がはじまり、以後、半世紀を迎えようとしている。シオニスト指導者たちは、この戦争の必然性をも早くから見越していた。最新鋭の武器の合法、非合法の入手に必死の努力を傾けていた状況は、その後の経過からもあきらかである。その到達点こそが、二〇〇発以上の核弾頭つきミサイルなのである。
 以上のような世界ユダヤ人評議会とユダヤ人問題研究所、有力なユダヤ人たちの活動経過と、最初に紹介したようなニュルンベルグ裁判の舞台をまわした国際検察局の人事構成などとは、決して無関係ではありえない。もう、これ以上の論評をくわえるのは、蛇足にすぎないであろう。
 だが、これだけの執念と実行力を持つ集団が、なぜ、もうひとつ志にたかい、人類全体の平和、平等、友愛の確立にむかわなかっただろうか。または、むかいえなかったのだろうか。憎しみをこえるのは、それほどにむずかしいことなのだろうか。それとも、国際金融資本の足かせが、それほどに重かったのであろか。問いかけたいことが、まさに山ほどある。
 ユダヤ人のなかにも、アラブ人との連帯を真剣にもとめる人々がたくさんいる。その事実こそが、これからの世界を考えるうえでの唯一の救いであろう。まだまだ、やりなおしがきく人類社会であることを願いたい。心あるユダヤ人の有志の努力に期待しつつ、その努力に呼応することを、一日本人としてのみずからにも誓う。
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