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悩めるユダヤ人:ホロコーストはユダヤ人であることを忘れたことに対する刑罰?
http://www.asyura2.com/0505/holocaust2/msg/554.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2006 年 1 月 13 日 01:08:58: SO0fHq1bYvRzo
 

悩めるユダヤ人:ホロコーストはユダヤ人であることを忘れたことに対する刑罰?


ユダヤ系のウエッブ・サイトを訪問しているうちに、面白いことに気付きました。どうやらユダヤ人たちの間に「ホロコーストは自分たちがユダヤ人であることを忘れて異教徒の文化に同化しようとしたことに対する刑罰である」という『圧力』があるようです。

これに関しては多くのユダヤ人たちが真面目に悩んでいます。

この「ホロコースト=刑罰」論は、たとえば次の論文にも見られます。これはパレスチナ民主解放戦線(the Democratic Front for the Liberation of Palestine :DFLP)のサイトからのものですが、その一部をご紹介します。

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http://www.dflp-palestine.org/english/articles/a_hierarchy_of_persecution.htm

A hierarchy of persecution DFLP
迫害のヒエラルキー

【前略:翻訳、引用開始】

自民族内部に投げかけられているシオニストによるホロコーストの理屈は全く異なった論理として見ることができる。ここでは、ドイツの極端な反ユダヤ民族主義が広がる状態を作り出した究極的な責任はドイツのユダヤ人自身にある、とされる。シオニスト・リヴィジョニズム運動(ジャボチンスキーによって基礎を置かれた)の言論手段であるHaboel Hatzairによると、「ドイツのユダヤ人に対する迫害は、彼らが自分たちの属していない社会の中に同化しようとした試みに対する刑罰である」。これがパレスチナに行ってイスラエル国家の建設を手伝おうとしなかったために支払わなければならなかった代価なのだ。

【後略:引用、翻訳終り】

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ただ、ここでDFLPが引用しているHaboel Hatzairという雑誌は存在せず、つづりのやや異なるHapoel Hatzairは実際にあります。しかしこれはジャボチンスキーが作ったレヴィジョニズム運動とは関係の無い「社会主義シオニスト」の雑誌であり、このDFLPの主張には信用の置けない点があります。

ところが、実際のユダヤ人たちの声を聞いてみると意外なことが分かります。次にご紹介するのは「なぜ私はユダヤ人ではないのか(Why I Am Not a Jew)」という文章です。

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http://www.dvorkin.com/essays/yinotjew.htm

Why I Am Not a Jew
なぜ私はユダヤ人ではないのか

【前略:翻訳、引用開始】

私は関連づけられる歴史的な事実によっていつも強くショックを受けているというわけではなく、むしろ、ドイツのユダヤ人たちの悲劇について語られたうぬぼれに満ちた声によって衝撃を受ける。この無言のメッセージは、亡霊――今度はドイツ人ではないがナチに勝るとも劣らないもの――は必ず戻ってくる――そしてそのときには、自分たちが本当は誰であり何であるのかを忘れようと試みているこれらの近代的なユダヤ人たちがそれ相応の刑罰を受けるだろう――と、このようなものである。だからみんな、日常の規則を守り、金曜日の夕方と土曜日の朝にはシュル(ユダヤの集会所)に行った方が良い、なぜなら、我々がどれほど背を向けて逃げようとしても、いずれ我々は捕らえられてしまうからだ、というのである。

【後略:引用、翻訳終り】

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ここで「ドイツのユダヤ人たちの悲劇について語られたうぬぼれに満ちた声(the smug voice in which the tragic tale of the German Jews was told)」また「無言のメッセージ(the unspoken message)」と書いていますが、これが先ほどのDFLPの文章にあった「ドイツのユダヤ人に対する迫害は、彼らが自分たちの属していない社会の中に同化しようとした試みに対する刑罰である(the persecution of German Jews was the punishment for their attempt to assimilate into a society to which they did not belong)」とピッタリ対応していることに気が付きます。

したがって、ユダヤ人たちの中にこのような認識が、しかも非常に強圧的な形で存在していることが、間違いの無い事実であることが確認できます。

次に、ユダヤ人の若者を対象にしているブログ・サイトJewschool.comを訪問してみます。ここでは大勢の若者がこの問題について真面目に悩んでいる様子がうかがえます。その中から2つほどの声を拾ってみましょう。(ただし、ここで「正統派ユダヤ教」となっているのは、シオニズムを受け入れているものであって、反シオニズムの「正統派ユダヤ教」ではありません。)

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http://www.jewschool.com/index.php?p=7123

13 Responses to “Interweb Smack Talk Session”

【前略:翻訳、引用開始】

しかし、ある正統派の教えによると、ユダヤ人たちはアンチ・セミティズムの原因となる同化のために非難を受けなければならない、ということです。(たとえば、世俗的なドイツのユダヤ人たちはホロコーストのために非難されなければならなかった。)それはアンチ・セミテズムではなく、それはユダヤ教の神学であり、そして「お前の振興を批判するとは何たることか」ということです。それ自身排他主義的な主張ですし、ラビの集まりの中でもやはり神学論争をなされてきたことだと、私は信じます。

【中略:他の投稿】

あなたは、Aish Hatorah【訳注:正統派ユダヤ教の組織】の記事がアンチ・セミティズムについて語っていることと、人々がサバタ【訳注:ユダヤ教の聖なる土曜日】を守っていなかったから取り除かれたというあるラビの言葉との間にある、あるアナロジーを語っています。しかしこのアナロジーは、この記事がアンチ・セミティズムは同化主義への刑罰であると述べている誤った前提に基づくものです。

【後略:引用、翻訳終り】

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シオニズムの御用宗教組織は、ユダヤ人に対しては、どうやら「ホロコーストは同化主義に対する刑罰である」と教えているようです。外に対しては「アンチ・セミティズム」で脅迫する一方で、内に対してはこのように脅迫し民族排外主義をあおりたてているのでしょう。

なお、反シオニズムの立場を明らかにしている「正統派ユダヤ教徒」たちは「ホロコーストはシオニズムが現れたことに対する神の怒りである」としています。

(参照)
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/257.html
「シオニズムと対決するユダヤ人たち(Jews Against Zionism)」からの翻訳(1)

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