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(回答先: 瓢箪から駒の思いつきで「日本の財政再建は可能である」！？！ 投稿者 考察者Ｋ 日時 2005 年 4 月 17 日 18:58:26)
考察者Ｋさんへ
>流通貨幣には適正値という物があり、市場に資金が溢れれば良いというような単純な物ではないのです。それのバランスが崩れるとデフレかインフレになります。
その意味において、ＧＯＫＡＩさんの主張が正しいのならば、現在は「デフレ」状態のはずです。市場に流通している貨幣が絶対的に不足していて資金の需要に流通貨幣が足りないと主張されるのですから、当然ですよね。
流通貨幣ではなく、預貯金と資産評価マネーが足りないといいたいです。
>しかし、国民が本来の心理状態であったならば、つい最近までは「インフレ」でなければ経済学的には、おかしい状況だったのです。最近は企業が効率化施策等で賃金を引き下げる状況ですので本来的な症状でも「デフレ」になる事も予想されますが、貯金が増えて来たいう状況は「金余り状況」だったはずです。
下記を見てやってください。
http://www.asyura2.com/0411/hasan38/msg/422.html
>今でも、心理的不安が解消すれば「インフレ」症状になってもおかしくないのでしょうが、貯蓄が目減りしている状況に移行していますので、労働者の労働条件の適正が崩れていると判断できますから、そこを改善しなければどうなるか分からないと言う事になります。
>普通は「過剰生産」の認められない「デフレ」などという事はありえないはずですし、ゼロ金利政策を続けても悪化していくような「デフレ」は無いはずなのです。
考えられるのは「気分次第で買い物ができるくらい。金余りの状況なのですが、気分が乗らない」という物の普及は行き渡った末で「物の需要がほとんど無い」くらいです。
気分デフレですね。
庶民はだんだん貧乏になっていると思います。
それに増税ですから、幾ら節約しても間に合わない。
従って、Ｋさんも言われるように、預貯金の取り崩しとなっているのです。
>前に質問したのですが、再度質問しますが
「国債の利払いが税収を上回り、発行した国債を買える人がいなくなって赤字国債が売れない状況でどうするのか？」を考えてみて下さい。
申し訳ないと思いますが、下記を見てやってください。
http://www.6410.jp/bbs/data/sougou/log/tree_2490.htm#44470
＞逆転の発想という視点は方法論として正しい方法ですが、逆転の発想が全て無条件に正しいと言う考えは間違いです。
そりゃそうだ。一つ一つ検証し、辻褄の合わないのは排除していきましょう。
但し権威者の弁や、常識だけに照らし合わせるような単純な検証は止めましょう。
もしかしたら、正しい考察だとしても、それが凡人の理解のおよばない物でしたら、実現性はゼロです。議会制間接民主主義という政治形態である限り、「ぶっ飛んだ天才の案」が採用される可能性などありません。
これも納得、でも思い込みを排除すれば、簡単に気付くことも可能だと思います。
そして検証も可能です。
但し必要十分条件という意味も解からないようでは難しいかもしれません。
>「隠された真実」とか「画期的なアイデア」とか「当たり前でない思考法」に接した時、人は惹かれる事があります。宗教などが蔓延った状況にはそのような背景があるわけです。
惹かれても検証なしで信用するのもどうかと思いますね。
宗教が流行るところを見ると、庶民の検証能力というのは案外疑わしいのでしょうか？
>Ｋの言葉ではそれを「憑かている」と言う事になる訳ですが、そうなると常識的な考察を心理的に受け付けなくなります。「自分に都合の良い意見は全て、無条件に受け入れ」自分に都合の悪い意見は「自分を誤魔化しても排除」するようになります。
>常識は疑って考察してみるのは事態打開の考察法の一つですが、その時には更に常識的論理的に思考をするのもセオリーです。
「常識外の考察」と「常識に沿った考察」を確率論で比較したならば圧倒的な確率で「常識に沿った考察」に軍配が上がるでしょう。
常識に照らし合わせるということですか？
「常識的考察」ではどうしてもラチが開かない場合「常識外の考察」がたまたま効をそうす事はありますが、それは「一か八かのヤケッパチ（危険な賭）」と言います。
これも常識外に照らし合わせるということですか？
これ以外の思考法、例えば三段論法とかは使わないのでしょうか？
もちろん、「風が吹けば桶屋が儲かる。」・・式でない本物の論法です。
このＫの意見が違っている事は十分にあり得ます。
しかし、それはＧＯＫＡＩさんが大天才の場合で、Ｋとは全く違った思考法で物を考えるという事なのです。
上記の論法で、必要十分条件を備えての結論ですか？
辻褄合わせはやりましたでしょうか？
失礼だったかもしれませんが、他に言葉を選択できませんでした。
ご容赦ください。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。