投稿者 考察者K 日時 2005 年 5 月 08 日 23:18:05: JjkI8nWTpj0po
今日、日本には結構「憑き物」が憑いています。
その多くは、高度成長期に発生し、現在の団塊の世代くらいの人に多く憑きました。
労働組合は「要求すれば給与が増えましたし」
宗教によっては「念仏を唱えていれば、生活が楽になっていったのです。」
それは、思想が正しいからではなく、奇跡が起こったのでも無く、ただ、時期がその様な時期だったからなのですが、人は「憑かれて」しまった訳です。
現在の日本の中枢には「憑かれている人」が多くを占めている事でしょう。
前にも一度紹介しましたがもう一度「保険預金機構」の年度別収支を見てもらいたい
http://www.dic.go.jp/zaimu/zaimu01.html
前回は単純に残高(マイナス約3.5兆円)を指摘したが、良く見てみると、10兆円を超える特例業務基金受入というのがある。元から貯まっていたお金まで考慮すれば、ここ10年
くらいで15兆円以上の「みんなのお金が消えてしまった」事になる。
ここに郵貯が参入する事になると、地方の銀行、信用金庫系は厳しい事になる。仮に頑張ったとしても自己資本比率が落ち込んだ所に金融庁でも査察に来たらいきなり倒産もあり得る事になる。郵便銀行だって、足枷が外れ、生き残りを賭けた戦いになれば、それなりに頑張るだろう。でも、長続きもしないで結局、倒産もあり得る。
どう考えても、税金投入(それも半端では無い金額)になる気がするのだが、どのような「憑き物」に憑かれると、大丈夫という考察になるのか?
謎であるが、わりかし単純すぎて見えないのかもしれない。
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