投稿者 スパルタコスポノ 日時 2005 年 5 月 10 日 15:30:30: VwFkRnCGdf9dw
(回答先: Re: 国家という枠を否定しませんが・・・ 投稿者 日本の鷹 日時 2005 年 5 月 09 日 15:52:08)
＞国家という枠が無くなれば、争いは増える。
＞なぜなら、弱者と強者の間での搾取が今より一層濃くなるからだ。
＞我々は日本という実質的な「威」を背景に、現在の秩序を保っている。
＞それを廃したとき、争乱に投げ込まれる覚悟もいるだろう。
日本の場合、国家はある程度、所得の再分配機能を持っているように思う。中国の場合は、国家の威によって、強者の弱者への搾取が一層濃くなり、騒乱に投げ込まれている。イラクでは、国家とは別の枠組みで秩序を保てる組織がある。原始的な部族共同体の地域はそうである。
しかし、今の日本の経済システムで国家抜きの共同体をつくるというのは、イメージし難いものがある。民権思想も民本主義も民主主義も社会民主主義も国家をなくせとまでは言ってない。
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