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>東の空さん どうもです。
「Re: 強制には反対すべきです。＞一般論としては正解でしょうね。」
と言う事で本来は
http://www.asyura2.com/0505/idletalk13/msg/662.html
に対するレスですが、かなり下の方に流れてしまったのでこちらに移動しました。
「強制」の反対という点についてはＫも異論はありませんので、論議すると言う気はありませんが、一つの考え方を示しておきます。
義務と言う物があります。就労義務・納税義務などです。このような物は、納得できなくても守らなければ社会は崩壊の方向に進みます。
一方、そんな義務は「社会が勝手に作り出した物で守る必要はない」と主張する人もいるでしょう。第３者として見た場合「その意見を後押しすることは正しい」でのしょうか？
人類も民族も国家も「滅びてもかまわない」という考えもあるでしょう。既にニートと呼ばれる人達は「そのように考えている人」の現象化として問題化しているともおもいます。
人間としてしてはいけない事というのが「ある」とします。そんなモノはないと言う意見もあるでしょう、実際「地球上にいる人間以外の生物で、禁止行為を持っている物はない」と思います。人間は自由に「自分のやりたい事をして、勝手気ままに生きれば良い」というのは「一つの真理」だろうと思います。これを考察すると、実はどちらも正しく、どちらも間違っているという「堂々巡りの哲学」に陥るので今回は「ある」とします。
Ｋ的にはそれは
１ 自分も含めて生命を大切にする。
２ 他人に迷惑をかけない。
だろうと思います。その上で、様々なルールが作られています。それは、守ることが暗黙の了解事項であろうと思います。個人的には「こんなルールには、俺は賛成していない」という面白くないルールもあるでしょう。
ケースバイケースと言う事もあるでしょうが、多数決ルールには一定の強制力があります。「みんなの相談でみんなで決めたのだから、反対した人にも守る義務がある」と言うルールです。これには欠席した者にも拘束力がありますし、間接民主制においては「政治家を選んだ人にも」一定の拘束力があると思われます。
その前提が正しいと仮定して、今回の「君が代問題」を再度検討します。
おそらく「唄わない人」は周辺から見て、孤立される可能性は「唄うフリをした」場合より高いと思われます。それは、個人にとっては不利益です。「自主性を尊重して、その考え方を指摘しない」事は、必ずしも、親切ではないのです。ただし、「そんな事は百も承知で大きなお世話」との意見は当然あるでしょう。しかし「口パク」までは考えていないかもしれません。
更に周りの人に対する、迷惑と影響という事も考える必要は無いでしょうか？
卒業式などで座ったままで拒否を示す学生も増えている。との話も聞きますが
Ｋの主観では「自己主張をシッカリしていて実に気持ちが良い」と思う人は、いても極一部でしょう。多くの参加者は「不快な気分」になっているハズです。
また、教育者にとってはあきらかに迷惑です。現在の教育制度では「そのような生徒を育てる事はマイナスの評価対象にしかなりません」
つまり、個人の頑固な態度は「自分の主観だけを満足させる」だけで、マイナスの面の方が大きいだろうと思うわけです。勿論、自分だけの事でマイナス面が多いだけでしたら「全ては自己責任と言う事」でかまわないでしょうが、回りの人はその時その場に「偏屈な頑固者がいた」という偶然的要素だけで被害を被るかもしれません。
まあ、色々と理屈は考えられるでしょうが、最初から書いていますように「君が代反対は理屈が生み出した行動です。」不幸を撒き散らしてまで行う行動だとは思えません。
やるならば「天皇制度反対署名活動」とかの方が正しいでしょう。
勿論、天皇制に反対する事を辞めろと強制しようなどとは露ほども考えていませんし、
「君が代」を無理に歌えとも言いませんが、行事の形式などには影響の無い範囲で事だろうと思います。
この辺は思想問題も絡むので色々と問題でしょうが
「強制」という一括りで捉えて「正しいー正しくない」の二原論にするのも色々と問題なのでしょうね。
最終的には「大人の対応」という分かったような分からないような妥協点で決着するのが一番平和で現実的な方法ではないでしょうか？
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。