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郵政民営化であまり取り上げられない、重要な問題
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投稿者 考察者K 日時 2005 年 6 月 19 日 10:25:29: JjkI8nWTpj0po
 

 会期も延長された郵政国会
実は、ここには余り取り上げられない大きな問題がある。

実は「郵政が公社化される時、今後民営化論議は行わない」という取り決めがあった。
それを「何となく無視している」という政治姿勢である。
これを、おかしい事としなければ、この世におかしい事など無いだろう。
仮にこれを「苦し紛れの口約束」と同等としても、そうであれば、今後の自民党の説明、約束には「何の意味もない事」になる。
これは、簡単に流せるような問題では無い、それなのに、さほど問題視されない。
これは、裁判を起こすに充分な「詐欺的行為」である。

もう一つは、郵政民営化に反対している議員は「利権・既得権を守ろうとしている族議員」との意見である。確かにそのような議員もいるとは思う。しかし、多くは「自分の考えに照らした上で、やっぱり反対」としているのだろうと思う。
少なくとも、野党としては「支持者に向けたポーズ」と言う意味はあっても、金銭的な意味での利権・既得権と言う意味はほとんど無い。
自民党内部の反対派にしても、郵政の族議員だけではない。
比べて、賛成派は「単に小泉人気に依存している思考停止状態」と思われる議員が大多数である。
利権・既得権という意味ならば、どちらが罪が重いかは一目瞭然と思える。

考えてみれば、小泉政権は「日本を悪くした」以外に何もしていない気もする。
時代の流れという要素はあっただろう。この数年の間に「人々の権利意識は大きく変わった」
個人の権利の拡大も行き過ぎれば、「他人の権利の侵害」と「義務感の忘却」と「社会、グループの混乱と衰退」を招く
本来ならば、政権はそこを「巧くコントロールしながら、バランスを取る政策をするのが、最大の使命である」
しかし、小泉政権は「個人の権利尊重」に振りすぎたのだとKは思う。今後は、緊急的に「他人の権利の保護」に振られ、その後は「義務の強制」に移行するだろう。
最初のボタンの掛け違いは「大きな反動」として「必要以上に厳しい規制」になる事を予測させる。

日本には明るい未来が「考えられない状況」である。
そのような事も分からなかった小泉総理に総理の資格は無かった。と言う事だが、その総理を選んだのも国民であることは素直に反省する必要がある。とKは思う。
間違いは、間違いとして認めたとして、間違った事は速やかに是正をしなければいけない。
「小泉政権を一日でも早く終わらせる事」がその是正である。
「郵政民営化を阻止廃案に追い込む事」がその近道だろうとKは思っている。

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