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Kさん 「表現の自由と、その内在的制約」という古典的な問題です
http://www.asyura2.com/0505/idletalk14/msg/232.html
投稿者 ODA ウォッチャーズ 日時 2005 年 7 月 30 日 12:49:06: ilU7eLmFtsv5I
 

(回答先: 若干問題かな〜 投稿者 考察者K 日時 2005 年 7 月 30 日 08:19:39)

表現の自由は、18世紀以降、一般的に、民主主義を守るために、最も、価値のある権利であるとされています。ナチスのヒットラーやムッソリーニは、これを、逆手にとって、他人を罵倒し、不合理な暴力を肯定する言動を、意図的に展開しました。形式的な「表現の自由」を守るために、実質的な、市民社会の破壊を許してしまったのです。
これは、「無制限な相対主義」の危険性と呼ばれることもあります。
この「市民社会の破壊」を齎した熱狂の原動力が、「国家主義」「民族主義」「差別主義」への傾注です。
この西欧の動きに、日本も、戦前、飲み込まれたのです。
「反民主主義」「反議会主義」「反資本主義」を掲げたナチスが、典型的な「民主主義」「資本主義」「議会主義」のワイマールの下に生まれたことから、特別に、「国家主義的言動」と「差別的言動」については、これを批判的に指し示す、態度を身に付けることが、近代社会の基礎にある、と考えています。
 これを、憲法の古典的な教科書では、「内在的制約」と呼んでいます。
 日本でも、多くの判例があります。

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