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(回答先: Re: やはり、貴方と秘密対話などしなくて正解でした。 投稿者 Narongchai 日時 2005 年 7 月 30 日 04:24:30)
国家公務員も、地方公務員も、その身分は、非常に手厚く保護されています。これは、給与体系のみではなく、もし、その身分について、本人の同意なしに、処分するのであれば、当該処分者は、分限争議という、厄介な、手順と、自己の意見が、覆される可能性に、萎縮することになります。
また、この制度が設定された理由は、公務員は全体の奉仕者であり、一部の幹部の意見に逆らってでも、自立して、自己の良心と見識に沿った結論と行動をするための、保証です。
自己の信念に基かない行動を、日和見にすることを許す日本社会であるなら、公務員に、この特権は不要でしょう。
オリックスなどが、米国流の市場主義を、官僚制度に持ち込む方針であるのも、こうした、現行の日本の「甘い体質」「癒着構造」「労働貴族体質」「自己利益増殖的態度への肯定」「公務員の倫理観の欠如」「日和見体質」に危機感を持っているからでしょう。
自己改革は無理だから、市場に投げ込め、と。
公務員は、自己主張し、自己主張するための保護機能を十分備えているのだから、信念に基いて行動することが必要です。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。