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(回答先: 信念で勝てれば、誰も苦労なんてしません。 投稿者 考察者Ｋ 日時 2005 年 8 月 04 日 22:13:39)
> Ｋが言いたいのは、精神論に向かわないで、もっと「考えようよ」と言う事です。
私もこの提言それ自体には同意します．
> 国民投票制度実施とか、党議拘束の禁止（憲法違反のある事を裁判所に認めさせ
> る）、 というような事に比べれば、あきらかに「労多く、実少ない」運動だと思います。
分かります．趣旨は大いに結構だと思います．Ｋ氏は確かに名医かもしれません．
Ｋ医師は患者を診断すると，ペンを取りすらすらと処方箋を書いて患者に手渡した．
「これをおうちにもって帰ってよく読んでください．すぐ直ります．」
①患者は忠実にそれを実行したが，翌朝見ると床の中で冷たくなっていた．
②患者はそれを忠実に実行し，翌朝になると元気になっていた．
どちらの可能性もありますね．
「岡田」も「イオン」も知らない私がこんなことを言うのも妙なものですが．．．
彼は自分が無知であるということに関し，驚くほど無知であるということに気付い
ていないように思われます．Ｋ氏の知らないことは無数にあります．歴史の力動
（ダイナミズム）を知りません．表象（シンボリズム）によって起こる共振を知りま
せん．経済が心理学（サイコロジー）であることも知りません．
私は次の文を読んでかなり怖くなりました．
> 自殺はもっとも、悲惨な死だろうと思う。
> 自ら、命を絶つ、そこに至る精神の苦しみは外からでは絶対に分からない。
> 肉体的拷問に耐えきれなくなれば「殺してくれ」と願うようになると言われている。
人の自死に接したとき，まず肉体的拷問を想起するというその思考回路がかなり
特異なものです．「例えば、年老いた母親が母一人、子一人で暮らしていたりする」
という例題などにも，結語を読むと底冷えのするものを感じます．
マイクロソフトのビル・ゲーツを絶賛していますが，果たしてビルは神でしょうか？
彼が天才であることは認めます．しかし，彼の富は１００％正当なものでしょうか？
私はそうは思いません．彼の商品はそれに備わった機能に見合った値付けを持っ
ていたかもしれませんが，それに備わったバグに見合ったものではありませんでし
た．マイクロソフトが開発に要した時間のおそらく１０万倍あるいはそれ以上の時間
がこの商品のバグと戦うために費やされているのをご存知ですか？マイクロソフト
とそのお抱え弁護士はそれを無視してよいとするための大変都合のよいルールを
思いつきました．彼の莫大な富の大部分はマイクロソフト株の法外な市場価格に
よるものです．これはアメリカキャピタリズム総体の中でしか意味を持ちません．
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。