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Re: 『脱米自立』の狼煙は上がった
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投稿者 如往 日時 2005 年 8 月 14 日 05:29:41: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 『脱米自立』の狼煙は上がった 投稿者 馬場英治 日時 2005 年 8 月 13 日 22:28:37)


 馬場さん、毎度レスをありがとうございます。


 >村上龍も似たようなことを言っています.「老人たちはそのうちいなくなる」.これを待機主義と呼びましょう.一方,今度の郵政改革参院否決総選挙は「(郵政)改革論者対反改革論者の闘いではなく,世代間戦争だ」と見ている人もいます.とんでもない!すでに「脱米自立」の狼煙が上がっています.必死の総力戦です.エクソダス50年の始まりです.

 待機主義とは失敬な(苦笑)。とは言え、村上龍の文脈に重ね合わせて捉えられたくはないとの気持はあります。但し、70〜75歳代の人々の退場は変革のための好条件の一つにはなるだろうとは想っています。
 そこで希望なのですが、馬場さんが『とんでもない!すでに「脱米自立」の狼煙が上がっています.必死の総力戦です.エクソダス50年の始まりです.』と認識される事由について、もう少し展開していただけないでしょうか。

 >吉本は文学者としては一流であったとしても,思想家としては失格です.むしろ扇動者と呼ばれるべきではないでしょうか?彼は『彼自身の書いた転向論』というギロチン台の上でいつまでふざけていることができるのでしょう?

 ご指摘の通り吉本自身は『固有時との対話』と『転位のための十篇』を起点にして堂々巡りを続けていると想われます。しかし、吉本的思考方法はハイデガーの考察方法を幾分かは発展させていると考えています。私自ら吉本隆明を持ち出しながら恥じ入りますが、吉本についてこれ以上仔細に及ぶことを避けたく、どうかご容赦ください。

 >私は「敵」に塩を送りたくない(カンニングされたくない)ので,書くのを止めています.「人間が変わらない限りどんなシステムを設計しても同じだ」というのは,逆に言えば「敵」もまた,同じシステム設計をまったく正反対の目的で利用できるということです.

 例えばマクロ的な規模での人間家畜化牧場の運営システムとして転用される可能性(危険性)が考えられることから、馬場さんが『共同的資本主義論』の展開を暫時停止された事情について諒解いたしました。

 >4権分立というのはまだほんの思いつきに過ぎませんが,第4権は少なくともある種の独立したモニタリング装置であると思います.3権の関係が一つの3角形を構成するとすると,4権分立システムは3角形が4個からなる4面体を構成しますから,一権限体を追加するだけで,システムは相当程度に複雑化することがご理解頂けると思います.

 これは共同的資本主義のシステムを動かす駆動力にも関係していると想われますので非常に注目している箇所です。けれども、なかなかイメージとして結実して来ないことをもどかしく感じています。

 >ダーウィンの淘汰説はすでに学問的に否定されたということでしょうか?

 一つの例として、「細胞のプログラムされた死」といった生命現象は淘汰説の否定ではなく淘汰の建設的側面を補完しているものだと捉えています。

 >宇宙船地球号という言葉が発明されたころから,そのような認識はかなり一般的に共有されてきたように思います.マトリックス=母体であり,一種の運命共同体のような靭帯で結ばれているという観念ですね.我々はまだ地球外生命体に公式には遭遇していないので,その観念がリアリティを持ち得ていないだけかもしれません.
 >マトリックスと連合赤軍がどこで接合するのかよく分かりませんが,マトリックスはスターリン治下の1000万人と言われる死者を埋葬する以外のことができるのでしょうか?

 “宇宙船地球号”は未だに実現されてはいない、つまり共有化されてはいない理念であるでしょう。私は殊更それに拘っているわけではありません。寧ろ、馬場さんの疑義にたいし、1000万ともそれ以上とも謂われる犠牲者を出した粛清の事実と、その被害者と加害者とが共に人類であることを如何に受けとめたらよいのか、答えるべき言葉を見出せません。また、それを人類の存在様態に因む深淵(ブラック・ホール)に葬り去ってしまうこともできません。けれども、苦し紛れではありますが、身体性に限ってマトリックスに埋葬する外に術がないと思っています。

 >このテキストの末尾で私は,「この小話から連想されることは,もし,一国的に共同的資本主義を実現しようとするなら,それはほとんど出エジプトの困難を国民に求めるものになるだろうということです.私たちはその前にまず私たちのモーゼを見つけなくはならないのでしょうか?」と記しました.我々は今その答えを持っています.
 >ここで私たちは,荒野にいる巡礼者菅直人がその人であることを知りました.菅直人は美濃部都政12年(1967−1979)とそれに続く数多の革新自治体の壮大な実験の正当な遺産相続人であり,美濃部都政の財政崩壊という灰燼の中から火の鳥として再び復活します.美濃部都政の重要な成果に1969年都公害防止条例制定,1977年の立川基地返還があることを忘れてはなりません.

 巡礼者菅直人は引き継いだ遺産をどのようなスキームに転化し、さらにはどんなグランド・デザインに結実させようとしているのでしょうか。馬場さんはそれが共同的資本主義と限りなく重層し、あるいは共同的資本主義こそが中核的理念となり得ると見込んでいるのでしょうか。(非常に興味をそそられる点です。)

> もし,如往さんの「一抹の寂しさと悔恨に堪えぬ想い」が「夢よもう一度」のようなものであるとしたら,まるきり韓非子の「守株待兎」の寓話そのものではありませんか?

 それはほんの少し誤解をされています。けれども、唯単にDriving forceについて探究するばかりではなく、馬場さんの考察がグランド・デザインに関するものへの理解を深めることの重要性を意識する手立てになったことは確かです。『共同的資本主義論』[Communal capitalism]についても改めてじっくりと読み、理解に努めたいと考えております。

 また、会いましょう。

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