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敬老に日にこそ、福祉と言う物を考え直そう
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投稿者 考察者K 日時 2005 年 9 月 19 日 19:44:32: JjkI8nWTpj0po
 

 本日は敬老の日と言う事である。久々にラジオを聞きながらドライブがてら買い物などに出かけたのだが、NHKラジオでは「敬老の日特集」と言う事で「介護の現場の現状」などを放送していた。
 ハッキリ言って介護の現場は相当深刻な状況のようである。
「認知症」と言うのはKも知らなかったのだが、アルツハイマーとか痴呆と言われていた症状の事である。もし仮に「共働きの夫婦の老親がこの症状になったらアウト」である。

 これは老化ではなく一種の病気なのだそうだが、ともかく記憶力がなくなってしまい。「台所で火を付けたままお出かけしてしまう」とか「何となくどこかに行こうとして、帰宅することも出来なくなってしまう」のだそうである。しかも、常に記憶の混濁状態にあるのではなく、頑固な老人は自分は正しいと思い込んでいて、全てを陰謀と思い込むフシがある上に「何度説明しても、その場では理解しても、短時間で忘れてしまい。同じ事を聞く」のだそうである。
 大概の人は、この同じ説明の繰り返しで切れてしまい「何度も同じ事言わせないで!」と爆発してしまうのである。始末の悪いことに、それだけは忘れないで「近所に鬼という噂が広がっていく」のでる。

 まあ、色々とケースバイケースはあると思うが、現在の小泉アメリカ追従合理的民間主導競争社会では「家庭での老人介護は事実上不可能」になってくるとKは予想する。
ハッキリ言って一人が付きっきりでいても厳しい状況のようである。これからは夫だけの収入では「食うのが精一杯」で子供の学費は妻の共働きが必要。と言う時代である。

 しかし、老人施設も絶対的に人数が不足しているらしい。たった2人で2桁に近い老人の「徘徊(どこかに行ってしまうこと)」を見張って「傷つけないように連れ戻す(尾行して適当なところで偶然に会ったような振りをして連れ戻す)」というのは「Kに言わせれば無理である。」
 しかし介護の現場の人は「同じ人として出来るだけの自由の尊重と希望の尊重を行う」という意識で頑張っているのである。

 少子高齢化の中でいずれは「国・国民の福祉に対する考え方の変更が必要になるだろう」とても「自己責任とか民間市場原理」などでは乗り切れない時が来る。地域が協力し合うことや国が支援して「福祉」は成り立つのである。

 民主党は完全に「労働者・生活者の敵に回ろうとしている」
何度も主張しているが、実績のない党が「自民党」と同じ路線での手法争いで挑む限りは駄目である。自民党は「金持ちの味方の政党」である。イデオロギーではなくその一点において結束している政党である。
 民主党は対決姿勢を示すのなら「対立軸」を明確にする必要がある。
方向としては「貧乏庶民・賃金労働者の味方」にしか方法論はなく、「福祉の充実」を目指すしかないのだろう。

 現党首の下では難しいのなら、そのような勢力の結集から新しい党を模索する事も考えるべきだろう。このままの路線では次回も大敗北である。

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