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□役所広司 ブラピと共演へ [デイリースポーツ]
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1308327/detail
役所広司 ブラピと共演へ
俳優・役所広司（４９）が米映画「バベル（原題）」（０６年全米公開）で米人気俳優ブラッド・ピット（４１）と共演することが２７日、分かった。「２１グラム」で世界の注目を集めるアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が製作費約１００億円をかけた大作。役所はブラピ、ケイト・ブランシェット（３６）ら主要キャスト４人の１人に名を連ねており、堂々のハリウッド本格進出となる。日本公開は０７年の予定。
世界のブラピと日本の実力派俳優・役所が初共演を果たす。作品は“人間の愚かさ”の象徴とされた旧約聖書に記された「バベルの塔」がモチーフ。鬼才イニャリトゥ監督が壮大なスケールで描くヒューマンドラマで舞台はアメリカ、メキシコ、モロッコ、日本。世界４カ国で偶発的に起こる事件が密接に絡み合いながら展開する。
ブラピとケイトが夫婦役。その夫妻がロサンゼルスからモロッコに旅行中、テロ組織の犯罪に巻き込まれることから物語は始まる。役所はそのニュースを娘とテレビで見ていたという設定。それ以上のストーリーは明かされておらず、ブラピとの直接的な共演シーンは今のところ予定されていないとされるが、同監督の手腕でどう変化していくかが楽しみだ。
役所の出演はハリウッド式にオーディションで決まった。同監督は昨年４月に初来日した際、映画関係者に「渡辺謙以外にいい日本人俳優はいないか？」とリサーチしており、役所の名前も挙がっていた。出演が決まった昨年１２月には同監督と役所はロスで酒を酌み交わした。すっかり意気投合し、同監督は役所の作品、人柄、映画に対する姿勢などを理解したうえでキャスティングしたという。
既にモロッコでの撮影は５月に終了。８月にメキシコとロス、１０月から役所が出演する東京での撮影に入る。役所にとっては「ＳＡＹＵＲＩ」に続くハリウッド出演作。今回は米大手パラマウントピクチャーズの配給。本格的ハリウッド進出作として世界の注目を集めそうだ。
2005年07月28日10時55分
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