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代表取締役・松岡利康の逮捕に関する鹿砦社声明
http://www.asyura2.com/0505/nihon17/msg/188.html
投稿者 木村愛二 日時 2005 年 7 月 15 日 19:18:43: CjMHiEP28ibKM
 

代表取締役・松岡利康の逮捕に関する鹿砦社声明(ホームページは臨時体制)


http://www.rokusaisha.com/
鹿砦社のホームページ

鹿砦社声明

拝啓 平素は小社活動にご注目いただき、厚く御礼申し上げます。
 7月12日、鹿砦社代表取締役 松岡利康が、大手パチスロ機器メーカー「アルゼ」及び阪神タイガース球団に対する告発書籍、及びそれに関連するインターネット上での記事について、名誉毀損の疑いで神戸地検特別刑事部に逮捕されました。
 これは不当逮捕です。憲法で保障された「表現の自由」への挑戦です。言論弾圧です。鹿砦社としては、断固戦います。しかしながら、皆様にご心配とご迷惑をかけたことは深くお詫び申し上げます。

 小社<アルゼ本>第2弾『アルゼ王国はスキャンダルの総合商社』(2003年9月10日発行)の内容が名誉毀損にあたるかどうかについて、東京地裁における民事訴訟で係争中です。特に、第3弾『アルゼ王国の崩壊』(2004年3月1日発行)及び第4弾『アルゼ王国 地獄への道』(2005年3月25日発行)につきましては、神戸地裁尼崎支部より差し止めの仮処分を受けたものの、地裁の判断によりすでに却下されております。
 小社代表松岡は、2度にわたる事情聴取を神戸地検で受けており、証拠の隠滅や逃亡のおそれは全くありませんでした。なぜ逮捕する必要があったのか。全く理解できません。逮捕という2文字は、非常に重く、言論弾圧にほかなりません。

 松岡の矜持は、市民の視線から声を拾い上げ、伝えることでした。それを実践したのがアルゼであり、阪神タイガースへの告発でした。
小社としては、今回の不当逮捕について断固として闘います。
 本件は言論にたいする権力の介入であり、決して一出版社、一企業の問題ではありません。皆様のご賛同、ご支援をお願い申し上げます。


敬具

2005年7月12日
株式会社鹿砦社

弁護団声明

 本日、神戸地検特別刑事部は、地方の小さくても特色ある出版社である鹿砦社の出版物などが、名誉毀損罪に当たるとして、代表者松岡利康氏を逮捕したが、これは不当逮捕であり、憲法で保障された表現の自由に対する重大な挑戦であり、許されない。
 直に松岡氏の釈放を要求する。
 問題の賭博ゲーム機会社はパチスロ業界を代表する企業であり、代表者の岡田和生氏は高額納税者の常連である。会社は資本金34億4600万円、年間売上高は700億円を超える(2005.3)。店頭公開企業(ジャスダック)でもあり、社会的責任もコンプライアンス責任もあるはずである。このような社会的影響力の強い巨大企業に対する数々の疑惑、問題点については、公の関心事である。地道な取材に基づきレポートをした一連の著作物が名誉毀損であるとするなら、企業に対する批判の自由、表現の自由は死滅すると言っても過言ではない。
 さらに、問題の事案は、民事でも東京地裁で係争中の事案である。神戸地裁尼崎支部で出版禁止の仮処分が認められたのは、一連の4冊の出版物のうち1冊に過ぎず、他は申立がないか、2冊は申立がいずれも却下された。出版禁止の仮処分が認められた問題の1冊も大阪高裁で抗告審が継続中である。
 2003年11月に賭博ゲーム機会社側からの告訴が受理されて以来、動かなかった検察庁がいま動き出したのは、不可解と言わざるを得ない。逮捕された松岡氏は、この6月下旬からの出頭要請に対して、何度も任意で取調に応じてきた。逮捕の必要性もない事案での不当な逮捕であり、表現の自由に対する不当な弾圧以外の何ものでもない。
 再度、不当逮捕に抗議し、直に釈放を求める。


以 上


お取引先の皆様に

前略
 平素は、当社の業務に一方ならぬご協力をいただきまして、厚く御礼申し上げます。
 さて、早速ですが、去る12日、当社の代表取締役 松岡利康が、大手パチスロ機器メーカー「アルゼ」と阪神タイガース球団に対する告発書籍、及びそれに関連するインターネット上での記述による、名誉毀損の疑いで神戸地検特別刑事部に逮捕されました。
 これは不当逮捕であり、憲法で保証された「表現の自由」への挑戦と受け止め、当社といたしましては、断固戦う所存でございます。

 松岡の拘置は、20日間とのことでありますので、この間は社員一同が一致協力して業務を遂行してまいります。
 当然のことでございますが、松岡の不在中に発生いたしますお支払いも、お約束通りにさせていただきます。
 また、特に月刊の「紙の爆弾」および、「Jマニア」につきましても、例月通り進行したいと存じます。
 松岡が戻りまして以降のことにつきましては、松岡からご連絡させていただくことになると存じますが、それまでの間、従来同様にご協力、ご支援下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 末筆ながら、何分にも急なことでございましたので、諸事に追われ、ご報告が大変遅くなりましたことを、深くお詫び申し上げます。


草々
2005年7月14日

株式会社鹿砦社
社員一同

追伸
 大量の書類とサーバー、および半数のパソコンが押収されてしまいましたので、当然ご報告するべき先様へのご連絡が洩れることもあるかと存じます。
 当ご報告をお受取いただきました方で、私どもからのご報告が洩れるかもしれないというお心当たりがございますれば、その旨をご連絡いただければ幸いでございます。

『紙の爆弾』『Jマニア』は今後も通常通り、発売いたします。
『紙の爆弾』は松岡逮捕・緊急特集号として8月7日に発売。
『Jマニア』は7月23日に発売します。

また、皆様から松岡逮捕へのご意見、メッセージを募っております。
rokusai_sha@yahoo.co.jp
FAX 0798-43-1373 兵庫県西宮市甲子園七番町6番1号


松岡からの獄中書簡(要旨)

松岡から届いた神戸拘置所からの書簡
皆様には、今回のことでご心配とご迷惑をおかけしております。
神戸拘置所より、お詫びいたします。

私は今、神戸拘置所にいる。
7月12日に「名誉毀損罪」の容疑で逮捕されたからだ。
当然、この原稿は拘置所の狭い一室で書いている。
なぜ、私は逮捕されなければならなかったのか?
私が逮捕されて以降の状況は、弁護士の先生から断片的に聞くしかないが、
私の想像以上の大騒ぎになっているそうだ。
私の逮捕に問題はなかったのだろうか?
(中略)
今回、神戸地検特別刑事部による逮捕は、大きな力が背後に働いているような気がしてならない。
前代未聞の「名誉毀損罪」を口実とした逮捕は、
今後、大きな論議を惹き起こすことは必至だけでなく、
これを突破口にして〈表現の自由〉〈言論・出版の自由〉が骨抜きにされないか、心配だ。
(中略)
「身を捨ててこそ浮かばれる瀬もある」
という言葉がある。
「身を捨て」て「浮かぶ瀬」を待つしかない。
「浮かぶ瀬」は必ずあると確信している。

7月14日 松岡利康

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