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都議選 本紙出口調査『政党重視』がトップ  【東京新聞】
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投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 04 日 13:40:16: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 風消え、自民キツかった 都議選  【朝日新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 7 月 04 日 07:04:03)

都議選 本紙出口調査『政党重視』がトップ


 三日投開票の東京都議選で、東京新聞は二十六投票所で出口調査を実施し、有権者千六十三人から投票した政党などについて回答を得た。その結果、投票した候補者の政党は自民30・7%、民主30・6%と拮抗(きっこう)。続いて共産15・7%、公明12・3%、生活者ネット4・2%。実際の選挙結果でも、民主が自民に次ぐ第二党となり、二大政党化への流れを印象づけた。投票で最も重視したのは「政党・会派」が35・0%でトップ。地方選とはいえ、政党選挙の様相が強かったことが浮かび上がった。 (社会部都政取材班)

◆無党派票

 今回の調査で「支持政党なし」(無党派)と答えたのは21・1%。この無党派層の票を最も多く獲得したのは民主だった。無党派票の33・0%が民主候補に流れており、自民候補への17・9%の倍近くになっている。低投票率であっても無党派層が民主票の総数を押し上げ、自民を追い上げる原動力となっていることを裏付けた形だ。

 共産には21・4%、公明には8・9%、生活者ネットには7・1%が投票した。

 無党派層のうち「人物」重視の投票が34・8%で最多だったが、「政党・会派」を重視した人も21・9%に上っている。無党派層とはいえ、投票行動には政党間の争いを意識した面もうかがえる。

◆石原支持票

 石原慎太郎都知事を支持するかどうか尋ねると、「支持する」が49・4%、「支持しない」が18・5%、「どちらとも言えない」が31・2%だった。

 石原知事を「支持する」層が投票した政党は、自民が最も多く45・0%。「支持しない」層は、「唯一の野党」を強調した共産が40・6%を占めた。一方、民主は「支持」の25・9%、「不支持」の34・0%、「どちらとも言えない」の35・5%を占めており、支持・不支持にかかわらず票を集めたことが分かる。

◆選ぶ基準

 「何を最も重視して候補者を選んだか」という質問には「政党・会派」と答えた人が35・0%と最も多く、「人物」の33・2%、「政策」の21・8%を上回った。

 投票政党ごとに「重視した点」を見ると、自民に投票した人は「人物」が42・3%、民主は「政党・会派」が47・1%とそれぞれ最も多く、両党支持層の違いがはっきりと表れた。

 年代別では四十代の43・5%が「政党・会派」を挙げた一方、二十代では「人物」と「政策」が31・3%で並んだ。

■自民、複数擁立区で苦杯 大量立候補 民主、強気戦略が奏功

 自民と民主の対決が焦点となった今回の都議選。十一選挙区で複数候補を擁立して党勢拡大を図った民主は、低投票率にもかかわらず二候補を擁立した四選挙区で全員当選と躍進した。これに対し自民は十三の複数擁立区で計七人が落選するなど惨敗。民主の強気の選挙戦略が奏功した形で、都議会でも自民、民主の二大政党制の流れが一気に強まる結果となった。

 民主が全員当選した四選挙区は、杉並、大田、板橋、江東。新人二人の擁立で共倒れが懸念された足立区でも一議席を獲得した。選挙前には、大量候補擁立への不満が党内で噴出した民主だが、有権者の二大政党制への志向は根強く、大幅に勢力を伸ばした。

 これに対し自民は、複数擁立した十三選挙区のうち全勝したのは品川、大田、練馬、葛飾、八王子、西多摩の六選挙区。現有二議席の墨田区や板橋区、江戸川区、同三議席の足立区や世田谷区でそれぞれ一議席を失った。七カ所の一人区でも、民主が武蔵野市で自民現職を破るなど二選挙区を制した。

■投票率43・99% 過去2番目の低さ

 三日投開票が行われた東京都議選の投票率は43・99%。史上最低の一九九七年の40・80%は上回ったものの、前回の50・08%を下回る結果に終わった。選挙戦は争点に乏しく、側近副知事更迭などをめぐる石原慎太郎知事への批判も、争点に浮上することはなかった。都民の「政治離れ」の深刻さが、今回の選挙でも浮き彫りになった。

 都議選の投票率は八一年から50%台が続き、九七年は初の40%台に落ち込んだ。「小泉ブーム」に沸いた前回は、都議選初の投票時間延長も後押しして50%台に盛り返したが、今回再び下落に転じた。

 都議選は直後の国政選挙の行方を占う「前哨戦」として注目されることが多く、八九年のリクルート事件や九三年の「新党ブーム」など当時の国政の問題が争点とされてきた。

 だが今回は年内に国政選挙の予定がなく、注目度も低かった。石原都政批判も、石原知事人気は依然根強く、盛り上がりに欠けた。政策面の各党の主張の違いも分かりにくく、有権者の関心は高まらなかった。


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20050704/mng_____kakushin000.shtml

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