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郵政民営化の最大の問題点 (国際戦略コラム)
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投稿者 外野 日時 2005 年 8 月 12 日 15:56:15: XZP4hFjFHTtWY
 

国際戦略コラム
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/k7/170719.htm

郵政民営化の最大の問題点

遠い目標と、実現のための着実ない歩一歩の現実的な過程が共に必
要なんじゃ。       虚風老

郵政民営化の最大の問題点は、
<拙速>であろう。制限速度70kのカーブを120kで突っ込もう
としているようなもんじゃ。
なんやかや言いながら、日本は金融危機をソフトランディングや、
米国への割譲によって乗り切った。
同時にそのツケは、国公債の大量残高という形で、未来の時間=未
来の税金=未来の所得利益を食うことでしのいでいるんじゃがね。
後は、バクチを打つより計画的に返済するんじゃね。
うまい儲け話(リスクを取る)は、時に大損をかくしている。
失敗した投資をデリバチブのギャンブル的運用にあせって、社その
ものを危殆に瀕させた実例がいかにあったことか。

まあ、これが、金融支配の仕上げかもしれぬがね。(老婆心ながら
十年で株を売りきると法律に書いたら足元を見られるんじゃないか
の。ありゃ、わしゃ、爺じゃった。。。)
社会においては、急激な変化は、安定を損ない生活に負担が生じる
が、金融においては、急膨張、急収縮は利益を荒稼ぎするチャンス
になるの。(ただし、金融(情報)強者にとってじゃがの)
他国の戦争は最もいい例じゃろう。国が借金(未来の税を担保にし
て)生産の急拡大をやり、武器・爆弾を使うことによって、急損耗
(消費)し、破壊によって、社会施設を減価させる。しかもその後
でまた、借金による急復興の為の「生産」への資本投下がされる。

このサイクルでとてつもなく大きくなったのがロスチャイルド財閥
なんじゃね。
結局は国民ひとりひとりの税(未来分も含めて)が、戦争資金の借
入として、金融資本に移転される。

この急拡大、急収縮のサイクルは大きいほど利幅が多いい。
昔、風と共に去りぬで、レッドバトラーが、「巨額な利益は文明が
建設される時と、崩壊する時に生まれる。そして、もっとも短時間
に利益を手にできるのは、文明が壊れるときだ」と言ったのは名言
じゃね。(わしも、若い頃は、レッドバトラー=クラークゲーブル
張りのええ男じゃったんじゃがのう。。。^^;)

まあ、金融循環というのが、必然的にあるものにしろ、大恐慌や各
種金融危機というようなモノは、誘導により創り出されるという陰
謀説もあるくらいじゃしね。
それで儲けるはしっこい奴はいるわけじゃ。社会や他人の生活の破
壊がそのまま利益になる場合があるわけじゃな。

確かに世界にはゆらぎが存在し、社会もそれを映しておる。
問題は、揺らぎがゆっくりとしたものなら心地が良いが(社会・生
活者にとって)、急激で振幅の激しいものは大変なこと(苦痛を強
いられ、生活基盤の崩壊)が起こるということじゃ。

危機的状況では、事態はジャンプによってしか越えられない場合が
ある。
しかし、ジャンプをする場合は、助走をつけて、どの地点で踏み切
るという見極めと準備が必要である。
それ以外は、激しく走る場合より確実に歩くほうが、身体の健康に
もええわけじゃ。

郵政の問題は、どういう着地点(民営化)という問題ではなく、そ
の進め方が拙速であると言う点であろう。システムの問題や、名寄
せの問題、異業種参入(コンビニをやるとか言ってるがホントか?
そんな片手間にできる業態とは思えないし、それについての設備シ
ステム開発も必要じゃろうもん)運用の能力開発などを、公社で、
民営化の為の助走としてやるのはええじゃろう。しかし、ハイ民営
化に看板掛け替えましたと言って、すぐにできるほど実業は甘くな
いじゃろう。

この拙速が、小泉のただの思い入れと、アメリカの思惑との合算な
らば、破壊的じゃろう。(アメリカの要求は、今のところ保険分野
を狙っておるわけじゃが、一石三鳥ぐらいの効果を採れそうなので
喜んでおる。しかもアメリカにとってはリスクがまったくない。笑
いは止まらんじゃろう)
まあ、自分達の社会以外の破綻は、甘い蜜の味というのは、金融の
手段なんじゃがね。
ツケは、日本の国民が払うことになるんじゃろうな。


現在の経済システムというのは拡大しないとうまく機能しないよう
になっておる。
もちろんその経済システムの上に乗っている社会システムもそうな
らざるを得ない。

しかし、指摘されているように、世界は無限の世界ではなく、「限
界」の世界である。
この場合、経済支配者が取る方策は、限界の分有(みんなで、分か
ち合いましょう)ではなく、自分達の拡大を維持するために、世界
を幾つかの部分に分け、一方を縮退させたり拡大させたりするよう
にコントロールするようにして、その変動をポンプにしながら(全
部が縮退すると、自分達にも影響が及ぶ)
自分の利益の確保を図るという戦略じゃろうな。

計画的なスクラップ・アンド・ビルちゅうわけじゃが、その中で支
配権を拡大するという手法じゃ。謀略は、単に地政学的条件だけで
はなく、こういう形で進められる
まあ、そのコントロールの手品の種がドル(金融)・石油、核(エ
ネルギー)・軍事(緊張と離反)というわけじゃね。
これらは、世界支配のトライアングルなんじゃ。

アメリカの戦略の大枠は、現在三つであるといえよう。
一つは石油支配であり、その為に原油の遍在するイスラムと衝突か
ら抜けられない。
もう一つが、ヨーロッパを、米国の覇権の対抗勢力にならせないこ
とである。
アフリカ資源戦略でアメリカが乗り出すのもここにある。
最後に日中離反であり、米国が中国での市場競争力を確保しながら
、日本の排除、太平洋への中国の進出の牽制封じ込めを日本に肩代
わりさせることによる緊張の創出。
それによって、まさに米国の利益がうまく得られる。(どうやら、
ガキの中国と日本は、どちらも、うまく嵌まってしまっておる。ジ
ャパンハンドラーと、日本のエージェント(無意識な国粋意識肥大
主義者も)は踊っておる。)

ペルシャ湾、カスピ海支配は、この中核じゃから、米国中間選挙が
終わったあたりで、また無理やりの戦争を起こすじゃろう。相手が
挑発に乗りやすい反米保守イスラム原理主義となれば願ったりじゃ
ろう。

北朝鮮は、米国がその気になればいつでもオシャカにしてしまう自
信があるわけじゃし、米軍の南下が2007〜2008に完遂する
ことを考えて、今は現状維持作戦に徹するようじゃ。戦争資源は中
東に集中させたいからであろう。
だから、5万トンの支援にしても、冷徹なスケジュールの賜物であ
ろうの。
日本は、自国の周りだけみて、やれどうなったのすっぺったのと評
論するが、米国は常に世界全体での戦略スケジュールの中で行動し
ておる。

ただし、正確に言えば、それが初手はうまく行きそうに見えて、そ
の戦略は、アメリカにとっては、かなり失敗に終わっておる。(一
部無国籍=多国籍化した=利益をオフショアにしこたま隠し込むよ
うな、、企業の収支からみればそれでもええのじゃろうがね)
それを巧みに人間の心情(宗教、国民・民族感情)に絡めて誘導し
ていくわけじゃな。
すぐかっとなる、あちこちの国の右翼も扱いやすい対象じゃろうな。
冷厳な利益戦略をとりきらんからねぇ。

まあ、アメリカの民主党(金融グローバリスト)・共和党(ネオコ
ン+軍産複合)、ヨーロッパの影(***)は、その利益の「流路
」の争いに過ぎんという見方はあるわな。根っ子じゃ流れ込んで行
く先は同じかもしれんがの。

問題は、日本は、流路にうまく組み込まれることで利益を保つとい
う戦略なのか、限界の世界での生き方を提示するかという選択が一
つある。

「国際」という言葉にはいくつもの違った意味がある。
一つは戦略としての国際であり利益確保の<場>としての意味。
一つは、多くの日本人が感じているような<世間>=付き合いの和
、というような感覚。
一つは、民族主義が裏返った形での国際である。例えばユダヤ人に
とっては、自分達はどの国の内部でも少数派であり、しかも力があ
る場合、その国がその国固有の(多数派の)民族主義に陥ることは
危険な環境になる、故に「国際主義」を唱導・主導するという傾向
があるわけじゃ。だからイスラエルにはむき出しの民族主義しか存
在しない。(欧米的素養文化としての「国際」というのは引きずっ
ておる場合もあるがね)
そして、国境が「意味を持たない」という事柄を扱うためにもある
し、また、どうしても国という枠組みを越えなければ解決できない
問題が多くなったいうこともある。

地球が狭くなったというのは、権力の伸びる腕の長さも「国際」し
ておるというわけじゃ。
日本の権力が、極めてローカルな内向きの分配権だけしかもってお
らない為、国際戦略では、シロウトより始末が悪いわけじゃ。
だから判断停止的に、米国にくっついていくしか能がなく、眼も枠
組つくりも曇りおる。

どちらにしろ、権力というものは自分から権力を投げ出したりはし
ないしの。
その権力の運営が生活を脅かすとき造反が起こるわけじゃ。
だからアメリカは外に対してはとてつもなく強権的であり、一方国
内では民主的なわけじゃ。
この意味では、注意深い権力者は、生活者の不満がたまらぬように
、あるいはそれを逸らすように方策をとるもんなんじゃね。
まあ、日本の場合は、政府の上に政府があり、自分で政策のハンド
リングができなくなっておる。
それでアメリカにお使えるための日本化(不在地主=領主?に税金
を移転する小作民)してていくんじゃろうね。昔は、日本国内の歪
み(既得権益の固定・官支配の構造)であったモノが、今や、アメ
リカに押し付けられた歪みになっておる。

今のシステムが「限界」という断崖に向って走る列車なのはみんな
知っている。
だが、生活というのは走っている電車であるから中々降りられるモ
ノではない。
利潤を求めないことは難しいが、縮退あるいは現状を維持するよう
な低成長の中で生活ができるシステムと精神性(社会雰囲気)は必
要になるじゃろう。
<環境>という言葉は、その意味でキーになっておる。
もともと自然と共に生きるを宗としてきた国民なんじゃから、これ
は素直に受け入れられる素地がある。(近代以降かなり西洋思考に
なったとはいえ、体に染み込んだ感覚ちゅうもんがあるからの。思
想の根幹には、直感というものが大きくハタラク)
出家ならば降りたといえるかもしれないが、それとて、今の職業宗
教家=金集めの宗教とは無縁な話しにみえるの。
二分対立して、自然やあらゆることを「征服」するという西洋的思
考の限界が今ある。

確かに自分達には「自分のことをする」しか力はないが、
ゆっくり歩くように減速しながら、やり方を考えるべきじゃろう。
急に止まるのも身体に悪いというからの。
遅いことは、悪いことばかりじゃあない。
近代の効率化は競争という名において<早さ>が価値になってしも
うた。子供のころから、「はやく、はやく」と育てられるしの。

足元を見よ。そうすれば、早く走ることだけの愚かさも見えるじゃ
ろう。子供の運動会では、お父さんの駆けっこで、転倒者が続出す
るの。あれは、頭は早く走ろうとし、足がついていかないわけじゃ
けど、足を叱るわけにはいかん。
頭が、自分の現状を把握していないことに問題があるんじゃ。

目は、遠くにある目標を見てすすむべきじゃろう。
しかし、足元は、確実な次の一歩が必要じゃ。途中に崖や川があっ
たとしても、真っ直ぐ突入しろでは、目的も果たされんし、危険で
もあるな。
時には、方向としてはあらぬ方へ進みながら、渡ることのできると
ころを捜す。
逆に目が、現実の足元だけしか見なければ、ぐるぐると同じ処で踏
み惑う。

目標と到達地点への想いはいいが、現実の過程が重要だということ
じゃよ。
社会は、そうそう一気に跳びゃあせん。しっかりと、確実に目標へ
歩くことじゃ。
そうすれば、周りの風景も楽しめるじゃろう。過程で新たな環境の
違いが起きれば、それにもあらたな対応もできるじゃろう。

風景は所有することもできんし、腹も膨れぬが、「魂」は豊かさを
取り戻すじゃろうな。
そして、そうすることが、身には安全でもあるわけじゃ。

                          虚風老

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