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(回答先: Re: 創価学会票は８００万票 投稿者 糸 日時 2005 年 8 月 14 日 23:05:58)
民主党の支持母体は主に重厚長大産業ですね。
また民主党も「小泉の郵政民営化法案」には反対だが、民営化自体は必要なことだと認識していると繰り返し述べています。それをあくまで「民主党は”小泉の郵政民営化法案”に反対したから”郵政民営化”には反対である」という摩り替えを断行しているのは、面白いことに、元旦になるとアメリカに移住し税金の支払いを逃れていた、「小泉郵政民営化」のコマンダー、竹中平蔵氏です。
また、今時、労働組合と会社側を対立させる構図はナンセンスです。組合に入っていなければ出世できないという倒錯が大企業で普通にまかり通っている時代です。
１９８３年、ロッキード疑獄で自民党が総選挙に大敗して過半数割れとなった時、１９７６年に自民党を飛び出した山口敏夫と河野洋平らが作った「新自由クラブ」が舞い戻り、丁度今の公明党のように、自民党の危機を救っています。その時の総理大臣が、他ならぬ中曽根康弘です。この内閣も、あらゆる意味で亡国内閣でした。「バブル」を演出したのもこの内閣だし、大企業の円高に名を借りた多国籍企業化と国内空洞化、リストラに軍需企業シフト化などを促進したのもこの内閣です。
その時古巣の自民党に戻った山口敏夫は、中曽根総理のもとで労働大臣に就任してします。１９８５年、『フォーカス』に政官労使の最高幹部などが一同に集まりゴルフコンペをおこなった記事がスクープとして載り、世間の顰蹙を買いました。仕掛人は山口敏夫であったといわれています。今なら「それが何か問題ですか？」と小泉君どころか新聞記者ですらまじめに訝るようなことです。そういう時代もあったんですね。…
ともあれ、その２年後連合が誕生し、今に至っていますが、そのゴルフコンペはその意味で象徴的だったと思います。
しかし、それを遡る２０年前の６０年代に、既にほとんどの大企業の労組は御用労組化したといわれています。
新聞・テレビも例外ではありません。気骨のある者はそのときにほとんどパージされ、以後労組の幹部にはエリート社員が陣取っているというのが、今の大メディアのサラリーマン化を予兆しました。もっとも、サラリーマンが「サラリーマン化」して何が悪い、というコイズミ流キベンもあると思いますが。
> 具体的にいえば、金や人、それから農村部特有の｢繋がり｣ですね。こういうものは武器になります。なにより金ですがね。
これは含蓄のある見解であると素直に認めようと思います。
しかし、世の中にはもっと恐いものがあります。
さきの山口敏夫はその後、オウム教の井上嘉浩に「山口敏夫を総理にするんだ！」と言われるようになるのですが、そのカルトの恐さです。
今の世のカルトの第一人者、創価学会の票に関しては、次の『FLASH』の記事を参考にしてください。
こういうことを記事にする大メディアがいないことが、今の日本の悲劇です。
自民党議員４６人を寝返らせた『学会票』の”恫喝” （週刊「FLASH」）
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/583.html
投稿者 外野 日時 2005 年 7 月 20 日
自民党議員４６人を寝返らせた『学会票』の”恫喝”（『FLASH』2005.08.02号）記事全文
http://www.asyura2.com/0505/senkyo10/msg/754.html
投稿者 外野 日時 2005 年 7 月 30 日
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