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異常な矮小化・偏向世論
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投稿者 外野 日時 2005 年 8 月 15 日 23:53:06: XZP4hFjFHTtWY
 

今度の衆院解散と総選挙における異常に矮小化・偏向した世論。
僕は原因は大新聞・テレビのいわゆる「一億総白痴化」にあると思います。
今の政治は国内も国際も多くの分野の専門知識が必要なほど複雑な要素がからみ合っています。その複雑さは、単純化できるような類のものではなく、複雑さそのものを受け入れなければならないようなものです。しかし、多くの一般の庶民はそんな勉強をする時間などはありません(自分の詳しい分野のことでは批判精神が働くのでしょうが、違う分野のことになると謙虚さが悪いほうにいくのかもしれません)。けれど、選挙になれば一応票を投じなればなりません。
ここに、「一億総白痴化」媒体の大新聞・テレビが跋扈する隙があります。小泉の「狂犬フレーズポリティクス」も同じものを狙ったもので、その指南役が電通マンだというのはうなずけるものです。
メディア・リテラシーを養うことによって、それでも懐疑をするということは出来るはずなのですが、先進国のなかで日本ほどこのちゃんとしたメディア・リテラシー教育が学校でもおこなわれない国はないようです。これは政官財の確信犯的行為でしょう。とくに経済界が国の教育行政に昔から深く関わっているということはあまり知られていません。「民はよらしむべし、知らしむべからず」は彼らの原則であるようです。
僕は一度広告の心理学といったものを取り扱った本を探したことがありますが、それすら一般書ではほとんど出版されていませんでした。
大新聞・テレビの「アンケート」などというのも、彼らの単なるヤマビコ、鏡現象、有体にいえば”マッチポンプ”です。街頭インタビューなどを見ていても、大新聞・テレビが解説した以上のことを話す人はほとんどいません(むろんこれには都合の悪いものは排除するというマスコミ側の操作も入っているのでしょうが)。何故なら、これまでも何度か引用しましたが、次のような現実が存在するからであり、最初に書いた今の世界の複雑さがそれに輪をかけるからだと思います。

「多くの人々にとって、メディアに取り上げられない事象は、存在していないことと同じである。現実にわれわれが見聞きできるもの、逆にわれわれが見聞きできないものも含め、すべては、マスコミの世界をコントロールする者たちによって決定されているのだ」『創られる現実〜ニュース・メディアの政治』マイケル・パレンティ著より

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