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(回答先: 福井 自民１区に新人擁立 党本部主導に困惑 【読売新聞】 投稿者 愚民党 日時 2005 年 8 月 19 日 04:25:33)
党首遊説 対決色強める 民主・岡田代表県内入り
民主党の岡田克也代表は１８日、県内入りし、富士吉田市、昭和町の２か所で街頭演説し、党公認候補予定者への支持を訴えた。特に２、３区は自民党と県連の“分裂選挙”騒動で、自民同士の票の奪い合いも予想される一方、「刺客」登場で民主党の存在感は埋没しがち。候補予定者は、衆院解散後初めて県内入りした党首の遊説を弾みに、対決色を強めていきたい考えだ。
岡田代表は１８日夕、２区内にある富士吉田市の富士急行本社前で演説し、「耐用年数の過ぎた自民党にノーと言う選挙だ」と強調した。同社は、前議員の堀内光雄氏が会長を務めており、堀内氏陣営への対抗心を鮮明に打ち出した形だ。
民主党は、堀内氏の強固な地盤である２区に初めて公認候補を擁立した。民主党は前回衆院比例選で、自民党ときっ抗する票を獲得。新人の坂口岳洋氏は、選挙区内にくすぶる反堀内票の取り込みを目指す。坂口陣営は、自民党本部が堀内氏の「刺客」として長崎幸太郎氏の擁立を決めたことで、反堀内票が割れるのではと懸念している。
坂口氏は、岡田党首の演説後、「（堀内氏と）正面からぶつかるという意気込みを感じてほしい」と述べ、堀内陣営への対抗心をあらわにした。長崎氏については「影響が無いと言ったらうそになるが、浮足立たないようやっていきたい。どちらも自民党でしがらみがある。堀内氏も結局は自民党。『対自民党』を訴えていきたい。ただ『世代交代』を訴えるのは難しくなった」と話した。
その後、岡田代表は、元議員の後藤斎氏の出馬が内定している３区の昭和町の大型スーパー前に移動。「後藤さんは同年代で一緒に国会で働いたこともある同志だ。是非もう一度、国会に送り出してほしい」と訴えた。
県連関係者の間では、〈１〉後藤氏が前回衆院選で、前々回を上回る票を獲得〈２〉自民党が「刺客」として小野次郎氏を擁立、党本部と県連で“分裂選挙”に突入――したことから、３区の議席奪回が射程圏内に入ったとの見方も出ている。しかし、小野氏が地元に支持基盤をほとんど持たないため、無所属で出馬する保坂武氏の票にどの程度影響するかは不透明。後藤氏は「自民が分裂しても有利になったとはいえない」と気を引き締める。
１区は、前議員の小沢鋭仁氏が、前回の落下傘候補と異なり、甲府市出身で自民党公認の赤池誠章氏とぶつかる。１区は、「刺客」不在もあって、小沢陣営は「争点がわかりやすく戦いやすい」と見る。しかし、小泉首相が高支持率を維持すれば、激戦も予想される。小沢氏は「郵政問題だけに終わらせず、年金や外交などの重要な国政課題もしっかり訴えたい」と語っている。
（2005年8月19日 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news001.htm
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