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元・朝日記者・本多勝一の墓碑銘「初期作品からの捏造癖」他
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投稿者 木村愛二 日時 2005 年 8 月 30 日 10:47:56: CjMHiEP28ibKM
 

http://www.jca.apc.org/~altmedka/bohimei-1.html
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本多勝一の墓碑銘1

初期作品からの捏造癖

 JCA-NET関係者には、私の知る限りでのことですが、『週刊金曜日』の読者が多いようなので、眉をひそめる方もおいででしょうが、まあ聞いて下さい。

 私自身も本多勝一氏(以下、敬称略)から直接頼まれて、「だれが水鳥を殺したか/湾岸戦争報道操作は続いている」(掲載は第9号、1994.1.14)を寄稿し、その原稿料(「書き手育成」の宣伝にも関わらず世間並の安さでガッカリ)を当てにして「3年分の購読予約金」を払い込み、トントン勘定の関係だったのです。

ですから、「騙された」と思っていますし、皆さんにも「騙されないように」と忠告せざるを得ないのです。

 別掲の『噂の真相』記事では、「本多勝一のこれまでの業績に敬意を表して、[中略]正面きっての反論を手控えてきた」としていますが、実は、その「業績」全体にも重大な疑問があり、徹底的に洗い直すべきなのです。

 まず、なぜ多くの善意の若者が騙されるかという秘密の鍵については、次のふた通りのアングロ・サクソン格言が、最も適格に表現しています。

「公然たる敵よりも偽りの友の方が悪い」

(Worse a false friend than an open enemy)

「偽りの友よりも公然たる敵の方が良い」

(Better an open enemy than a false friend)

「読売」「産経」よりも、場合によっては「朝日」の方が悪質なのです。

「朝日」には、最近の「サンゴ」事件もありますが、レッドパージ地下潜行中の共産党幹部(故)「伊藤律記者会見」デッチ上げ、シベリア抑留の吉村隊長「暁に祈る」処刑虚報の頬っかむり、などなど、ピュリッツァ−賞記事がデッチ上げだったイエロージャーナリズム発祥の地、アメリカにも負けず劣らず、冤罪、誤報の限りを尽くして、まるで反省の色なしの「商業紙」の典型なのです。

「墓碑銘」はきつい、という受け止め方もあるでしょう。

 しかし私は、本多勝一編集長時代の『週刊金曜日』の連載「『ガス室はなかった』と唱える日本人に捧げるレクイエム」と題するデタラメ記事によって、名指しの誹謗中傷を受け、やむなく、株式会社金曜日(代表者:代表取締役・本多勝一)及び執筆者を相手取っての裁判中なのです。

「レクイエム」には「鎮魂歌」などという気取った訳もありますが、古代のラテン語では単なる「葬式の歌」の意味です。

「墓碑銘」は、正体がばれて『噂の真相』の個人欄「悪口雑言罵詈讒謗講座」という最後の発言の場を追われた本多勝一への、とてもとても軽い、お返しでしかありません。

 本多勝一個人は、実に下らないヤクザ記者でしかなく、相手にするのは、昔の表現で言えば「刀の汚れ」なのですが、日本の大手メディアの分かり易い悪の象徴でもあるので、「一罰百戒」の材料とせざるを得ません。「水に落ちた犬を打て!」というのが、日本人から酷い目に遭った中国人の言葉です。ヤクザ記者は、完全に放逐しなければ、またぞろどこかで悪さをします。

 以下は、自称「ガリ版ビラ」こと「リソグラフ印刷」『歴史見直しジャーナル』第21号(1998.9.25)記事の改訂増補です。

揺れるショア・ビジネス業界」

注1 「ショア・ビジネス」(Shoah Business)は、ブロードウェイの大当たりショーの題名、日本語訳で『ショーほど素敵な商売はない』(There is no business like show business)のもじり(One word change) で、「ホロコースト記念館」などの「恐怖の館」(The Chamber of Horrors)、日本ならさしずめ「お化け屋敷」を作っては、金儲けをする連中のへの軽蔑的な呼び名です。

 裁判相手「社長」本多勝一を『噂の真相』連載コラムは追放。直接のきっかけ『ヴューズ』(97.1)「株式会社朝日新聞社の正体」「リクルートの『接待旅行』」真偽論争は、今や、誇り高い「朝日人」の内輪庇いの習性を揺るがす。『テーミス』(98.8)「社員・OB株主が相次いで糺した朝日新聞の株主総会で出た『あの問題』」と題する内部告発的記事で、本多の方が「朝日の恥。こんな野郎がね、ゴタゴタいっている」と汚い表現で罵倒した「同期」の元朝日新聞研修所長、本郷美則は、「『ゆるふん』に放置しておいたから、どんどん腐敗が進んできた」と批判。いかにも男優位社会の新聞界らしい下品な言葉の応酬だが、実感が溢れている。テーミス記事は「ウミを徹底的に洗い出すべきである」と結ぶ。

朝日の威を借る捏造記者の末路

 私はすでに『歴史見直しジャーナル』3号の『週刊金曜日』誹謗中傷記事問題特集で、「試金石」による「本多の条痕色」は「黒」、つまり、本多勝一は「偽者」と喝破した。それまでの自称「省力取材」の結果に基づくだけでも、この判断には十分な確信があった。ところが、その後、出るわ、出るわ。呆れを通り越して寒気がするほど、お粗末至極な記事デッチ上げの前歴が各地の各氏から寄せられた。

 ベストセラーで冒険記者の名を上げた「極地 3部作」でも、同行の先輩写真記者、藤木高嶺氏(現大阪女子国際大学教授)が呆れて「決裂」宣言。ヴェトナム「戦場の村」連載では、現地の各社の先輩記者が「来たばかりでヴェトナム語も知らずに、あんな取材ができるわけがない。昼は政府軍、夜は解放軍の乱戦状態で、政府軍に疑われれば爪を剥がれる拷問。半端じゃない。しかし、『嘘を書いた』立証もできないから、そこが付け目」などと、その他の本多勝一流の勝手放題を告発している。

 以下はまた「本多勝一の墓碑銘2」にて。
 とりあえず以上。

その2:カンボジア報道の改竄に進む
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1998.12.07. の開設以来、この間を訪れたのは

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本多勝一の墓碑銘2

カンボジア報道の改竄

『噂の真相』(1998.6)の投稿欄に「本多勝一の捏造のレトリック」が載りました。

 執筆者は、東南アジア研究者の鵜戸口哲尚氏でした。

 要点のみを紹介すると、「畏敬するイギリスの東南アジア研究者M.コールドウェルのカンボジア現地での訃報に接し、カンボジア情勢の真相の調査と究明に全力を賭した彼の無念を少しでも継承すべく、やはり同じ英人研究者D.ボゲット氏と『カンボジアの悲劇』(成甲書房)を編集し」、「ポル・ポト政権下の虐殺に関する報道には数の誇張があり、虐殺キャンペーンに依ってベトナムの介入・侵攻を正当化する議論は問題のすり替え」、「原則は民族自決」などと主張したのに対して、「本多氏と同僚井川一久氏は、私たちを虐殺の擁護者、連合赤軍貼りとレッテルを貼り」、「激しい攻撃を加えてきました」という趣旨です。

 鵜戸口氏は、それ以前にも『人民新聞』(1998.4.15)「私の発言」欄に「再び『カンボジア革命とは何だったのか』を問うべき本多勝一『噂の真相』(4月号)コラムへの回答」を寄せていました。こちらの方が長いので、かつての「論争」を想起こして、さらに具体的な批判をしています。たとえば、次のような「本多勝一の捏造のレトリック」です。

「『噂の真相』の本多の言葉を拾おう。『カンボジア大虐殺めぐる賛否の大論争』という言葉自体の中に三重の欺瞞がある。大虐殺の『大』をめぐって経緯と実態の議論をしたのである。『賛否』というが、誰も賛成などという非常識な馬鹿はいない。大『論争』というが、『論争』が成立するほどには、本多たちには明晰で冷静な思考力も学問的蓄積も備わっていない」

 極め付きの批判は、次のようなものです。

「本多には昔から論議・争点を明確にするだけの『頭脳的資質』が欠けている。思考力に欠けているのである。従って、常に詰まるところ、『見てきた』『行ってきた』『どっちに味方する』という子供じみた論拠しか出せないのである」

 カンボジア「大虐殺」に関する本多勝一氏の「自分の過去の文章改竄」については、すでにこのメ−ルで送りました。鵜戸口氏の批判は私の実感にピッタリです。

 いやはや、これまでにも大手新聞「体育会系」記者には、ろくでなしが多いと感じる機会が、いやというほどあったものの、この「超有名」「市民派」気取りの実物の具体的な実態を知るにつけて、しばし、わが同類なる裸の猿の愚かさと醜さに、宇宙的規模の絶望感を覚えざるを得ないのも、これまた痛切なる事実です。

『噂の真相』で「クズ」「カス」「ヨタ」呼ばわりをされた岩瀬達哉氏も、本多勝一氏を名誉毀損で訴えたとのこと。このところ忙しくて自宅で取っている日経しか見ていないので、提訴情報記事は見逃しましたが、本多勝一問題を特集中の『創』編集長、篠田博之氏が言うのだから、これは「裏を取る」までもなく間違いないのでしょう。

 私の対『週刊金曜日』裁判も、きたる11月29日13時20分から約30分、地裁 713法廷にて口頭弁論、裁判長交替の弁論更新で約10分訴状陳述、問題点を整理し、いよいよ次は原告本人、つまり私自身の「本多勝一糾弾」証言の場の幕開きとなりました。

 できれば、弁慶のように大袈裟な見栄を切って、花道から登場したいものです。(1999.2.26.注記。別途「裁判」HP参照。本人陳述は実現せず結審、判決。)

 金融関係の官庁、大手企業、どぶん、ざぶん、しゃぶしゃぶ、はたまた防衛調達庁のと、いやはや、それにしても、やい、それを報道しては稼ぐ、そこなマスコミ業者!

「役人の子はニギニギをすぐ覚え」などという「役人」だけへの皮肉の、これで「一分」じゃあ、すまされめえ!

 いよう! 音羽屋! ちょ、ちょん、ちょん、ちょん!

 なお、前回の墓碑銘1で、英語の警句をうろ覚えで記したために、文法的には正しいとしても、格言に付き物の省略的表現を間違えていました。正しくは、つぎのようです。(墓碑名1で訂正済み)

 Worse a false friend than an open enemy.

 Better an open enemy than a false friend.

 この訂正は別に、本多勝一流「自己文章改竄」への皮肉を意図したものではありません。

 Honesty is the best policy.の格言に従っただけのことです。「忠君愛国」時代に育った私は、このアングロ=サクソン格言を知った当初、「正直」までを「政策」にするエゲツナイ連中という感想を持ちましたが、今では、この方が人類こと裸の猿の本性に適った科学的秩序維持の教訓であろうと考えています。

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