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「自民圧勝」、海外にも衝撃  【産経新聞】 議会制民主主義を自ら葬り去った、21世紀ファシズム日本誕生
http://www.asyura2.com/0505/senkyo14/msg/474.html
投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 14 日 02:02:04: ogcGl0q1DMbpk
 

(回答先: 巨大与党 この大権を手にした宰相は戦後、小泉首相が初めてなのである 【産経新聞】 敗戦後60周年記念事業イベント成功! 投稿者 愚民党 日時 2005 年 9 月 14 日 01:57:07)

「自民圧勝」、海外にも衝撃

 自民党が歴史的大勝を果たした今回の日本の総選挙は海外でも衝撃をもって受け止められ、大きく報じられている。“コイズミ選挙”への各国・地域の反応をまとめた。

                   ◇

 ■韓国…戸惑いと警戒感チラリ

 【ソウル=黒田勝弘】韓国の世論は自民党の圧勝に戸惑いと警戒感をのぞかせている。十二日の各紙は一面トップや社説などで選挙結果を分析し、小泉首相の派閥破壊や改革強調が自民党のイメージを変えたことを勝因として指摘している。ただ日本批判が好きな国だけに、とくにマスコミは「保守化・右傾化が進み周辺国との外交摩擦拡大へ」と一斉に批判的な展望を伝えている。

 一方、韓国政府は盧武鉉大統領が外遊先のメキシコから祝電を贈り「小泉首相の指導力と改革の信念に対する日本国民の評価」とするとともに「今後、両国関係が未来志向的で建設的に発展していくことを期待する」と述べた。韓国の盧政権は歴史問題など“過去”を材料にこの春、強硬な反日外交に転じた。「未来志向」の強調が対日姿勢の緩和を意味するのかどうかは明らかでない。

 対日外交を主導するマスコミ論調では、選挙結果について「強まる新保守の流れ、改憲までいくのか」(朝鮮日報)といったところが代表的なところだが、一方で「韓・中の民族主義に国民反発」(同)といったまともな指摘も見られる。

 さらに、「親米・右傾化」や「韓・中とのきしみは不可避」としながらも、「日本政府を合理的に説得し日本の国内世論を友好的にしていく、さらに次元の高い対日外交が切実だ」(中央日報)と、日本の変化に対応した対日政策を求める声も出ている。批判、非難一辺倒の外交では、日本世論を“反韓”にしてしまうことへの懸念を示したものだ。

 韓国では日本の国内世論に対し近年、政府・マスコミとも日本の野党陣営に属する左派や進歩派を「良心勢力」として過剰に期待する傾向がある。今回、韓国が頼みにする「良心勢力」が世論の支持を得られず、逆に否定されるべきだとする「右派勢力」が改革派として支持を得た結果に戸惑いを見せている。

                   ◇

 ■米国…関係発展へ対話急ぐ

 【ワシントン=樫山幸夫】米政府は自民党の圧勝を受け、今後の対日政策を再始動する方針だ。BSE(牛海綿状脳症)など二国間の懸案では圧力を強めてくることも予想される。

 国務省当局者は総選挙の大勢が判明した十一日午前(日本時間十二日未明)、早くも、「グローバルな問題、地域問題、二国間の懸案について、これまでの協力関係を発展させてゆきたい」との声明を発表、対話を急ぎたい考えをにじませた。

 米政府が日本の総選挙を注視していたのは、自衛隊のイラク撤退を掲げる民主党の政権が登場すれば、イラクで有力な同盟国を失うことになり、自民党の反改革勢力が政権に就いた場合は、米経済、世界経済に影響すると懸念していたためだ。それだけに、ブッシュ大統領と小泉純一郎首相との信頼関係に根差した日米関係が継続することを率直に歓迎している。

 米政府は今後、適当な時期をみて早期に日米首脳会談を行い、今後の協力について協議したい意向で、その場合、イラク問題、北朝鮮の核問題、中国問題のほか、二国間関係では在日米軍再編問題、BSE対策などが中心議題となる見込みだ。

 米政府はBSE問題については、総選挙への影響を考慮して対日要求を控えており、今回、小泉政権の基盤が強化されたことで、日本に対し牛肉輸入再開を一段と強く求めてくるとみられる。

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 ■中国…巧みな「小泉劇場」

 【北京=野口東秀】十二日付の中国各紙は自民党圧勝の背景について、「小泉純一郎首相演じる『小泉劇場』が国民を引きつけた『劇場型政治』」(党機関紙、人民日報)の結果だったと批判的に分析している。人民日報系列の環球時報は、小泉政権が有権者に「簡単明快」なアピールを行い、「選挙民の大脳を思考停止状態にさせた」と辛辣(しんらつ)に報じた。

 小泉首相の靖国神社参拝の可能性にも言及、自衛隊の地位や憲法改正の問題で、強硬な政策を取ることに警戒感も示した。

 人民日報は、「小泉改革」の賛成派と反対派の対立が、「小泉劇場」の舞台で巧みに演じられた結果だ、と自民圧勝をとらえ、国営新華社通信も「野党、小泉首相のマジック・キャンペーン戦略でしぼむ」と伝えた。

 人民日報は、圧勝で小泉政権の立場が強化されると予測、中国青年報は「(靖国神社への)参拝時期は遠くないはずだ」と強い警戒感を示した。

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 ■フランス…ポピュリスト、「歴史的勝利」 

 【パリ=山口昌子】フランスのメディアは十一日午後、日本の総選挙結果を「歴史的勝利」(フランス通信)などと大々的に伝えた。国営テレビ、フランス2や民放のテレビ、ラジオも午後一時の定時ニュースで一斉にトップ級で報じた。このうちフランス公共ラジオは、「ポピュリスト(大衆迎合政治家)、小泉とリベラル改革の歴史的勝利」と位置付けた。

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 ■台湾…「大がかりなカケに勝った」

 【台北=河崎真澄】十二日付の台湾紙、聯合報は「小泉(純一郎首相の)圧倒的勝利」との見出しで選挙結果を報じ、郵政改革法案が民意を得て「正論」になったと伝えた。中国時報は「大がかりな政治のカケに勝った」と、自民圧勝を評した。台湾の駐日代表の許世楷氏は中央通信に、自民党大勝が日台関係の安定と発展をもたらす、と結果を歓迎した。

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 ■ドイツ…「驚きの日本」、改革の基礎 

 【ベルリン=黒沢潤】ドイツでは総選挙を控えているだけに、日本の総選挙結果が一層、注目されており、保守系紙フランクフルター・アルゲマイネは「驚きの日本」と題する社説を掲げ、「イラク派兵や中国との関係をめぐり国民から批判の声が出ていた」中での圧勝により、「数十年間の改革の基礎ができた。あとは自民党の内部改革をどれだけできるかだ」と指摘した。


http://www.sankei.co.jp/news/morning/13int002.htm

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