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政権批判抑え込み困難 暴動の背景は複合的 小松久男氏 共同
http://www.asyura2.com/0505/war70/msg/484.html
投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 5 月 18 日 20:08:09: eahs5MlcSyO0.
 

(回答先: 05/17 19:27 本音は政権維持で一致 ウズベク情勢で米中露 共同 投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 5 月 18 日 19:44:22)

05/18 16:20 政権批判抑え込み困難 暴動の背景は複合的

 ウズベキスタン東部アンディジャンで起きた反政府暴動の背景な
どについて東大大学院人文社会系研究科の小松久男(こまつ・ひさ
お)教授(中央アジア近現代史)に聞いた。(共同=平林倫)
 ―暴動の背景は。
 「今年二月にアンディジャンで始まった企業家二十三人の裁判に
対する抗議行動が発端。企業家はイスラム教国家建設を目指すアク
ラミヤという組織のメンバーだった」
 「抗議者数の増加とともに人々が生活への不満の声を上げ始めた
。ウズベク東部は綿花生産が主体の農業地帯で国内人口の約三割が
集中し、若年層が多い。しかし、労働力を吸収する産業基盤に欠け
、生活の困窮を訴える声は以前からあった」
 「まだ特定はできないが、こうしたカリモフ政権への不満の高ま
りにイスラム過激派の武装集団が乗じ、暴動の引き金になった可能
性がある。背景は複合的だ」
 ―カリモフ大統領が暴動を組織したと名指しで非難したアクラミ
ヤとはどんな組織か。
 「イスラム教精神の復興をめざし、ソ連崩壊後の一九九〇年代に
アンディジャンで生まれたとされる。主なメンバーは商人や企業家
。食堂や工場の経営などの企業活動と同時に、イスラム精神の普及
活動を一体化させて仲間を増やしてきた」
 「武器を持って戦うイスラム過激派とはかけ離れた組織だ。アク
ラミヤのメンバー摘発は、イスラム組織を『潜在的な脅威』として
徹底的に弾圧してきた政権側の政策の延長線上にある」
 ―暴動がカリモフ政権崩壊に至る可能性は。
 「隣国キルギスでは三月に反政府暴動がアカエフ政権崩壊につな
がったが、武力を行使せずに政権を投げ出したアカエフ前大統領と
異なり、カリモフは武力も行使する強権的でタフな指導者だ」
 「しかし、大規模な殺りくで、これまで表に出てこなかった政権
批判の声を抑えるのは難しいだろう。政権側はどこで妥協するかを
問われるのではないか」
 ―日本は情勢不安のウズベクに何ができるのか。
 「政府開発援助(ODA)など日本のウズベクへの経済支援は世
界でもトップクラス。今回の大惨事についてウズベク政府に説明を
求めることや、難民への緊急人道支援が可能なはずだ。日本外交に
とって、黙っているだけでは後悔することになる」
  ×  ×  ×  
 小松久男氏 東京教育大卒。東京外国語大助教授などを経て現職

20050518 1620
[2005-05-18-16:20]
は複合的

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