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(回答先: ABCD包囲網 投稿者 ワヤクチャ 日時 2005 年 6 月 03 日 16:28:26)
>大日本帝国は元々中国や東南アジアへの侵略の意図があったのであり、
というか、既得権擁護ですね。「満州は日本の生命線である」という松岡演説とか。どっちかいうと、満州の利権を守るために華中へ、華中を守るために東南アジアへと、どんどんどんどん戦線が拡大していった訳だから、ハルノートの内容よりなんで中国から撤退できなかったのかを調べていくべきでしょう。
>「ABCD包囲網」は戦争遂行の大義名分の為にことさら誇張したのだという事を理解しました。
私もそれは正しいと思います。ただ、いかに歯止めなく戦線が拡大したとはいえ、私はあの戦争の基本は満州国（および上海租界）防衛戦争だったと思ってます。万里の長城より南への侵攻は、イスラエルにとってのレバノンやヨルダン、シナイ半島みたいなものだと思います。
転機はABCD包囲網やハルノートではなく、田中内閣の時でしょうね。あの時、どう不況日本を乗り切り、中国革命と向き合うかが問題だったのだと思います。ではまた
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