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平和条約後の「戦犯」を語る事の論理的矛盾   西岡昌紀  
http://www.asyura2.com/0505/war71/msg/1142.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 7 月 12 日 18:11:59: of0poCGGoydL.
 

(回答先: 首相の靖国参拝に国際法上の問題は何も無い    西岡昌紀   投稿者 西岡昌紀 日時 2005 年 7 月 12 日 17:58:37)

(続きです)

そもそも、サンフランシスコ講和条約は、日本と旧敵国間の平和条約です。
ロシア(ソ連)とは、まだ、平和条約が結ばれて居ませんが、アメリカや
イギリス、中華民国など、当時の敵国の大部分との間で、平和条約として
結ばれたのが、この条約です。

では、平和条約とは何かと言えば、平和条約こそは、戦争状態に在った
国々の間で、戦争条約を法的に終わらせる為の条約です。
そして、平和条約が結ばれたら、泣いても笑っても、捕虜虐待や
民間人殺害等の、戦時国際法違反は、平和条約を結んだ国と国の間では
最早追求されなく成るのが、平和条約が結ばれる理由に他成りません。

だからこそ、日本も、原爆や東京大空襲について、経済的補償を
要求する事はもう出来無い訳ですが、そうした、戦時中の戦時国際法
違反が、平和条約締結後は、最早問われなく成る以上、平和条約締結後に
「戦犯」を語る事は、全く無意味なのです。

それにも関わらず、靖国神社問題について、「A級戦犯問題」などが
語られて居る事は、例えて言えば、刑を終了して刑務所を出た人間が
町を歩いて居るのを見つけて、「刑法違反だ」と、殆ど変わらない論理
ではありませんか。

                           西岡昌紀

http://blogs.yahoo.co.jp/nishiokamasanori/

          

忙しいので、一応、ここまでにします。御意見をありがとうございました。

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