□イタリアでの拉致事件がイタリアとアメリカの間の緊張を高める　[IRIBラジオ日本語ニュース]

　http://www.irib.ir/Worldservice/japaneseRADIO/news.fri.htm#3

イタリアでの拉致事件が、イタリアとアメリカの間の緊張を高めています。
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2003年、イタリアのミラノで起きたアメリカＣＩＡによる金曜礼拝説教師の拉致事件により、イタリアとアメリカの政府間の緊張が高まっています。

ＩＲＩＢ記者がローマから伝えたところによりますと、イタリアのベルルスコーニ首相は、ローマ駐在のアメリカ大使を召喚し、「アメリカ政府は、イタリア政府に隠れて、この人物を拉致した」と非難しました。

イタリア議会も、テロとの戦いを名目に、説教師を拉致したアメリカ政府を激しく非難し、この措置はイタリアの国家的独立、統治権にとって非常に危険だとしました。

ＣＩＡアメリカ中央情報局の１３名の関係者が、2003年2月17日、ミラノの金曜礼拝の説教師であるモスタファー・オマル師をイタリア国内のアメリカ軍基地に拉致し、数時間の取り調べ後、彼をエジプトの刑務所に移送しました。

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