投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 7 月 16 日 19:03:18: eahs5MlcSyO0.
07/13 15:53 マドリードのテロがモデル 残るテロ再発の不安
ロンドン同時テロについて、英本土の治安対策や国際情報活動に
詳しい英王立国際問題研究所のボブ・エアズ研究員(58)は、百
九十人以上が死亡した昨年三月のマドリードでの列車同時爆破テロ
がモデルと指摘、再発の不安は依然ぬぐえないと警告した。(ロン
ドン共同=上西川原淳)
―マドリードでのテロとの関連が指摘されているが。
「マドリードのテロが、ロンドンの青写真となった。同じ戦略、
計画で実行された。マドリードはイラク戦争が争点となった選挙で
、ロンドンは主要国首脳会議で、世界の注目が集まっていた」
―日本がテロ攻撃を受ける危険性は。
「欧米の首脳が集まる大きなイベントを日本が主催する場合のみ
可能性があるだろう。イラクでの日本の自衛隊の存在感はほとんど
ない」
―国際テロ組織アルカイダの関連は。
「私にはロンドンのテロはアルカイダの特徴をすべて示している
ように見える。英国のイスラム教徒とアルカイダ系の組織を、非英
国人のイスラム教徒がつないだのだと思う」
―テロ再発の可能性は。
「ある。過激派は非常に多く、爆発物を手に入れている。英政府
の調査では、英国のイスラム教徒の26%は英国に全く、または少
ししか忠誠心を抱いていない」
「実行犯は特定されたが、首謀者や爆弾の製造方法を教えた者が
明らかになっていない。再発の不安はぬぐえていない」
―警察や情報機関はテロの事前情報がなかったと言っている。
「治安機関がテロを防止する具体的行動を起こすほどの情報はな
かったのだと思う。テロ後に情報を精査すれば、同時テロをうかが
わせるたくさんの情報が見つかっているはずだ」
「英情報機関の情報収集能力は高い。しかしテロリストも高い教
育を受けており、(当局による)電話盗聴などを前提に行動してい
る」
××× ×××
ボブ・エアズ氏 米フロリダ州タンパ生まれ。米陸軍の情報担当
、米国防総省国防情報局(DIA)勤務などの後、米ジョージタウ
ン大客員講師などを経て、2000年に英王立国際問題研究所入り
。米英の二重国籍を持つ。
20050713 1553
[2005-07-13-15:53]
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