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イラク着任エジプト大使殺害にイランの影 イラクを巡る両国の角逐 『前編』 [アラブの声ML]
http://www.asyura2.com/0505/war72/msg/343.html
投稿者 white 日時 2005 年 7 月 18 日 19:56:18: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク着任エジプト大使殺害にイランの影 イラクを巡る両国の角逐 『前編』 [アラブの声ML]

 http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/message/711

イラク着任エジプト大使殺害にイランの影 イラクを巡る両国の角逐 『前編』

11日付のイラク・パトロールは、ロンドンの爆破事件と同期して起きたイラクに着任したばかりのエジプト大使の拉致、殺害に関する、著名なイラク人政治活動家サミール・オベイド氏(在欧)の評論を掲載した。なおこの評論発表直後に、エジプトのアル・ミスリーユーン紙が期せずして同趣旨の記事を掲載した。
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 イラクに着任して数日後にエジプト大使イーハーブ・シャリーフ氏が殺害された主因はエジプト政府と米国当局とイラク駐留占領軍にあることを先ず指摘して置きたい。 

 一方シャリーフ氏はイラクとイラク問題で覇権を狙うイラク隣接国家(イランを指す)と、米国の勧告と圧力で、アラウィ(前首相)率いるバース党の残党からなる世俗・開放的勢力などのイラク政界の一部と合意してロード・マップ(行程表)を推進することでイラク問題の主導権を握ろうとするエジプトとの間の競り合いの犠牲となった。

 行程表を推進することは、ヨルダンのアブドッラー2世国王が担当することになっていたのだが、どうやら米国はヨルダンを退け、アラブの大国としてのエジプトを主導にすることに代えたようだ。エジプトは長期間パレスチナ人とイスラエル人との引き離し計画を監督したように、複数の行程表作成に経験を有するようになっていた。

 またエジプトは、イラクの近隣国家(イランを指す)と強固な外交関係を持たない。その近隣国は米国の傘下で表には出ずにイラク侵略に参加し、イラク国内で米国以上の力を持つようになった。その近隣国家はイラクに隣接しているため数週間でヨルダンの政情を変化させることが可能だが、エジプトはヨルダンのようにイラクと近距離に無いことに加えて、巨大な軍事力と諜報力を有している。従って米国は、最近、特に上部の政治構造が(新大統領選出で)変化して以来、横柄になってきた隣接国家の害悪から(シーア派拡大のの脅威を危惧する)ヨルダンを遠ざけようとしたのだ。

 従って、悪評高い暫定統治評議会の末期からアラウィ政権初期に表面化したアラブ・イスラム軍の派遣構想が息を吹き返した。アラウィはこの構想のためにアラブ・イスラム諸国を歴訪した結果、サウジアラビア政府から10億ドルの寄付金とアラブ首長国連邦(UAE)から10億ドル相当の武器を手に入れた。

 その当時、兵力派遣の受容に傾いていたエジプトの姿勢はパキスタン同様確固たるものではなかった。そこに当時のエジプト人外交官ムハンマド・コトブ氏をウスドッラー(神のライオン)と名乗る集団が拉致し、エジプト軍のイラク派遣構想を破棄する公式声明をエジプトが出すよう要求した。実際に当時のエジプト外相アブルゲイトは、その声明を出したので約1年前に解放されるという一件があった。

 このようにして、特に米占領軍がナジャフやファッルージャなど一部の都市に対して起こしアラウィ率いる暫定政権が参加した大攻勢の後に、この構想は崩壊し、ほぼ忘れ去られた。アラウィ政権後も暴力事件は増え続け、7月初めに行われたアンケートでは、42%の米国人が、「イラク侵略の口実に関してブッシュ大統領が米国民を誤導したことが確定したら、米国議会にブッシュ大統領を裁くよう求めた。米国の政策は、抵抗勢力との交渉を考えたり、アラブ諸国にイラクを支援するよう圧力を掛けたり、イラクを焼き尽くし撤退しないとしたり一貫しなかった。

 結局、米国に残された道はイラクからの撤退の検討ということになったが、米国は国連や欧州連合(EU)に任せず、イラクから撤退するために、イラクに6基地の存続を保障する内容の米国が作成した行程表を通じて、イラクの覇権を継続しようとした。特にイラク抵抗勢力と米国が対話したとする嘘が明らかにされた現在、米国はアラブとイスラム軍を導入することでこの計画を実現しようとした。

 そこで大衆や大学、モスクから噴出する閉塞感を感じエジプトの体制は「酸素」を必要としていたのでなお更、体制が国民に対してぐらついている状況を利用して、米国はエジプトに猛烈な圧力を掛けた。エジプトの体制側は、この圧力を好機と捉え、故シャリーフに大使の肩書きを付けてエジプト外交団長としてイラクに派遣することを決めた。これはイラク体制崩壊後、初のアラブとエジプトの外交団となる。

シャリーフ氏のバグダード到着、信任状提出と同期して、エジプト人高官たちが、「エジプトはイラクでの外交団の格を上げるつもりだ」と発表し始めたが、そこには明白な米国の圧力を見て取れるようだ。その目的は全世界とアラブ諸国に、「アラブ諸国はイラクに外交団を派遣するよう」促し、米国大領領が米国民と世界に対して宣伝の道具に使うことだ。

 しかしシャリーフ氏が殺害されたことで、一部のイラク人政治家は自己の政治将来に危機感を覚えた。また本稿の書き出しで記した、イラク全土に秘密の軍隊や諜報機関を有す隣接国家(イランを指す)も同様だ。恐らくそのためであろう、その国家の指示に基づきその国家を支持するグループは、シャリーフ氏の殺害に動き出した。そこでイラクをアラブとナショナリズムの世界から引き離したいその国家に従属するそれらのグループは、エジプトの介入に待ったをかけた。イラクをエジプトに取られてたまるか、というわけである。

 シャリーフ氏はその国家とエジプトとの闘争の犠牲者だ。その国は大使の交換を通じて外交関係を復活させるよう長年エジプトに求め続けてきたという事情もある。しかし、その国の通りからあるイスラム主義者の名前を削除するなど、その国はエジプトにご機嫌取りをしてきたにも関わらず、エジプトは首を縦に振らなかった。恐らくその国はこの重大な時期にその報復したのだろう。
http://www.iraqpatrol.com/php/index.php?showtopic=10670
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【短報】
*ドイツ在住のユダヤ人研究家サスン・ハスキール博士:イラクのクルド人は大クルディスタン建国を夢見てシリアのクルド人と連携している。クウェートと英国は昔からイラク南部をクウェートに併合しようと陰謀していた。それに最近イランが加わった。イラクをグラナダ陥落後のマグレブ地域のように分派主義国家にするため 「イラク4オール」

*イスラエルは9.11事件後に世界の同情を利用したようにロンドン爆発事件の衝撃状態を利用してパレスチナ人を集団懲罰している 「qa」

*1兆4千億ドルが湾岸に還流する可能性はあるか? 「アル・アハラーム政治、戦略研究所」
http://www.middle-east-online.com/?id=32152
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【会員投稿】
[アラブの声][00708] ロンドン爆破を命令したのはトニー・ブレア  『前編』は残念ながら「文字バケ化」されていて、読むことができませんでした。
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【世話人の回答】 何度送っても文字化けするので、「アラブの声ブログ」に掲載しました。http://arabvoice.blog7.fc2.com/
また試しに後編を「アラビア・ニュース」に投稿したところ、文字化けを起こしていないようです。
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アラビア・ニュースへ申し込みをしたいのですが ニックネーム、いろいろ入力しましたが、すべて登録済みでこまっています たとえばニックネームのあとに1という数字をつけても、それも登録済み!どういうシステムなのでしょうか? 公開なのでなんでもというわけにもいかず・・・どうすれば参加申し込みできますか?
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【世話人の回答】 誰かお分かりの方お知らせ下さい。残念ながらITに弱い私にはさっぱり分かりません。Yahooに問い合わせたらいかがでしょうか? 
 
アラブの声ML 齊藤力二朗
http://groups.yahoo.co.jp/group/voiceofarab/

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