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某新聞社も某国営御用放送局も戦後六十年とか称して『靖國』は放送しても加害については放送しなくなったようなので、阿修羅では既に紹介されているかもしれませんが検索に引っかからないのであらためて掲載しておきます。
戦場からの証言（世論力テレビ）
http://www.notnet.jp/senjoindex.htm
どの方のお話も貴重で傾聴すべきものですが、加害体験を告白されている方が何人かおられます。特に注目したのが藤岡さんの証言です。この方は後に南方戦線に赴いています。以下一部の発言を要約します。
夜間奇襲して土地の中国人を拉致して強制連行した。
彼らは苦力（クーリー）と呼ばれていて機材などの運搬業務にあたらせた。
彼らの反抗・逃走を恐れ食糧もなく飲み水はやらずに働かせたので、次第に痩せ衰えていった。
中国側の抵抗は烈しく前線に近い位置であり敵に部隊の位置を知られたくないので、銃殺することは出来ずに処分方法としては銃床で頭をカチ割った。
佐藤さんも加害体験を紹介されています。こういう経験をさせられるのは下っ端の兵士です。こういうことが現実に行われていたわけです。
ところでこのサイトを検索をかけるとGoogleでたった２、３ページです。不快な話はネットでも広がらないといったところでしょうか。こういうことを考えるとメディアの責任は重大です。「反米嫌日戦線」さんのサイトにもいくつか興味深い記事が上がっています。
【昭和】なぜ日本は暴走したのか？ １９３６（昭和１１）年 ２・２６事件 皇族が絡んだクーデター：
http://ch.kitaguni.tv/u/5028/%a1%da%be%bc%cf%c2%a1%db%a4%ca%a4%bc%c6%fc%cb%dc%a4%cf%cb%bd%c1%f6%a4%b7%a4%bf%a4%ce%a4%ab%a1%a9/0000253562.html
【昭和】なぜ日本は暴走したのか？ １９３３（昭和８）年 国際連盟脱退、自慢史観が跋扈する：
http://ch.kitaguni.tv/u/5028/%a1%da%be%bc%cf%c2%a1%db%a4%ca%a4%bc%c6%fc%cb%dc%a4%cf%cb%bd%c1%f6%a4%b7%a4%bf%a4%ce%a4%ab%a1%a9/0000253514.html
途中に「たたかひは創造の 父、文化の母」の陸軍パンフレット事件があげられています。リンク先の文章はメディアが軍部に遠慮する様子が書かれていて非常に興味深いです。
陸軍パンフレット事件：（静岡県立大学）
http://www.u-shizuoka-ken.ac.jp/~maesaka/021226_contents/rikugunnpannfurextutojikenn_040512.pdf
今夜も何やら放送するようですが、要するに軍部・政治家へのゴマすりのみならず国民人気をあてにして記事にしたり放送していたりするとロクでもない方向に向かうこともあるということです。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。