現在進められている新イラク国家は、南部シーア派にたいして大幅な自治を認めようとしており、また最高裁におけるアヤトラの権力を認めるなど、イランモデルに近い国家体制となる可能性がある。
現に、今のイラク指導者たちは過去何年か、場合によっては、数十年にわたって、フセイン統治下にはイランにいた。クルド人のタラバーニも、フセイン時代はイランの支援を受けていた。そして、イランの革命防衛隊出身の情報部は、イラク軍隊に浸透していると伝えられている。
しかも、公的なイラク・イランの協力体制が着実に進んでいる。イラクのオイルをイランの送るパイプライン協力、インフラ整備での協力、軍事協力について合意がなされた。。ネオコンは、フセインを倒して、新イラン国家をわざわざ作り出してあげたことになる。
アメリカの若い兵士の血と膨大なコストをかけて。

Iran thrives on the neo-con dream
By Jim Lobe
http://www.atimes.com/atimes/Middle_East/GH27Ak01.html

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