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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/09/11
http://www.asyura2.com/0505/war74/msg/223.html
投稿者 white 日時 2005 年 9 月 12 日 22:26:49: QYBiAyr6jr5Ac
 

□イラク・レジスタンス・レポート(日本語版) 2005/09/11

 http://blog.mag2.com/m/log/0000169265/106411401?page=1#106411401

2005/09/12 (月)
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イラク・レジスタンス・レポート(日本語版)      転送・転載可
  編集・発行 山本史郎 
  webサイト
    http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
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※今日紹介する主な内容 

2005年9月11日(日曜)付
 ◇タルアファル: 夜、米軍が一部占拠後も戦闘がつづく
    赤十字の発表: 市民211人が殺され140戸以上が破壊された
    市民を守り支援する祈りを世界のモスレムに呼びかけ
    タルアファル西: 米軍への物資輸送部隊を全滅させる
    米軍がタルアファルの居住地区を占領後にイラク人女性を陵辱
    米・イラク軍がニュース・メディアを脅迫、制限
 ◇ファルージャでレジスタンスが3回の攻撃
 ◇ラマディ: レジスタンスの砲撃で米兵2人死亡
 ◇バスラ: 拘束者の釈放を求めてスンニ派が抗議集会、シーア派も支援

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◆イラク・レジスタンス・レポート 9月11日 日曜
◆Iraqi Resistance Report for events of Sunday, 11 September 2005
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★ニネベ州 Ninwa Province

◇タルアファル: 夜、米軍が一部占拠後も戦闘がつづく
In heavy fighting during Saturday-Sunday night,
US forces seize control of neighborhoods in east and northeast of
Tall ‘Afar but fighting continues.

 イラク・レジスタンスの発表したコミュニケによると、10日夜、6時間
続いた激しい戦闘を経て、米占領軍がタルアファル市東部および北西部をほ
ぼ支配下においた。

 イスラム・メモの通信員は、レジスタンスが近く占領軍に抑えられた地域
を取り戻すことを誓ったと伝えてきた。アメリカ軍はやっとのことでサディ
ブン・アビ・ワッカス地区とサライ地区その他の一部居住地区を制圧した。

 11日午前10時30分に届いたレポートでは、戦闘はその記事を書いて
いる時点でまだ多くの地区で続いていると通信員が報告した。


◇赤十字の発表: 市民211人が殺され、140戸以上が破壊
Red Cross official: 211 Iraqi civilians killed more than 140 homes destroyed

 11日午前10時50分に届いた速報において、イスラム・メモは国際赤
十字の関係者が次のように述べたと報じた−−タルアファルにおける破壊は
甚大(じんだい)で推測不可能なほどだ。

 赤十字はまた、これまで211人のイラク人一般市民が米軍の攻撃で殺さ
れたと述べた。これら米軍によって殺害された人々の遺体の大部分は、いま
だに砲・爆撃を受けて崩れた家屋の瓦礫(がれき)の下に埋もれている。死
者のなかには女性と子どもが含まれると赤十字の関係者が話した。

 モスク7ヶ所、学校5ヶ所、浄水場および発電所といった、市民生活に不
可欠な施設が破壊さた。民家および住宅施設も140軒以上が破壊された。

 赤十字は、米占領軍がレジスタンスに降伏を迫るための手段だという主張
を口実にして、意図的に民家を砲・爆撃していることから、死亡者が続出し
ていると話した。最近の攻撃はレジスタンスが米占領軍に深刻な損害を与え
たあとに起こっている。


◇レジスタンスは市民を守り支援する祈りを世界のモスレムに呼びかけ


◇タルアファル西: 米軍への物資輸送部隊を全滅させる
Resistance wipes out convoy bringing supplies to US forces west of
Tall ‘Afar

 11日12時40分の速報において、イスラム・メモは次のように報じた
−−タルアファルを包囲・攻撃している米軍およびイラク傀儡(かいらい)
軍に物資と装備を届けるトラック車列をイラク・レジスタンス戦士が全滅さ
せた。

 この攻撃はタルアファル西方のミラハ・ジャシム近くでおこなわれた。モ
スルに駐在するイスラム・メモの通信員は、軽量の武器とパイプ・ロケット
で武装したレジスタンス戦士がその車列を待ち伏せし、5台のトラック全部
を破壊したというミラハ・ジャシム住民の目撃証言を報告した。米軍のため
に仕事をしていた運転手6人はその攻撃で死亡した。


◇バグダッドその他で、イラク・レジスタンスが米軍に攻撃中止を要求
 12日までに米軍がタルアファル攻撃を止めなければ化学弾頭を使用する


◇米軍がタルアファルの居住地区を占領後、イラク人女性を陵辱
US troops rape three Iraqi women after seizing neighborhood in Tall Afar.

 市内の医療関係者が匿名でイスラム・メモに、アメリカ侵略軍が居住地区
を支配し男性全員を逮捕したあと、3人の女性が米占領軍兵士に陵辱された
と語った。

 その医療関係者は、数人の米兵に暴行されたために、1人の若い女性が死
んだと話した。他の2人の若い女性は血を流して病院にかつぎこまれた。

 その重大性と事実確認が絶対に必要だという観点から、イスラム・メモの
通信員は赤十字の医療関係者に報告を確かめた。医師はその犯罪があったこ
とを認めたが、市内でイラク・レジスタンスとの戦闘を指揮している米軍部
隊の指揮官が容疑者である米兵に拘束命令を出したと語った。

 傀儡政権のプロパガンダ放送機関であるアル・イラキーヤTVの記者は、
そのニュースがタルアファルじゅうに広がったあと、レイプ事件の報告をに
べもなく否定した。しかし地元住民は事実を認めた。


◇米・イラク軍がニュース・メディアを脅迫、制限
US, puppet forces threaten, restrict news media.

 イラク傀儡軍は11日に声明を発表し、市内にいるイスラム・メモの通信
員、あるいはアルジャジーラTVにニュースを送る記者は、もし「虚偽の事
実」という告発があれば、誰であれ逮捕するを脅迫した。イスラム・メモの
通信員は、傀儡政府系のアル・イラキーヤ、米国バージニア州に本拠を置く
フッラ・ネットワーク(VOAボイス・オブ・アメリカの系列)と並んで、
米占領軍が唯一アル・アラビーヤTVの記者にのみタルアファルから米軍と
イラク軍の記事を送ることを許可していると伝えてきた。


◇モスル: レジスタンスが米軍ヘリを撃墜


★バスラ州 Al-Basrah Province

◇ズバイル: 拘束者の釈放を求めてスンニ派が抗議集会、シーア派も支援
Sunni rally for release of prisoners
as Shi‘i religious authorities offer support to Sunni demands.

 9日にスンニ派指導者の呼びかけたゼネラル・ストライキは、10日(土
曜日)で2日目に入り、スンニ派は勝手な逮捕と傀儡政府の治安部隊による
宗派的に偏向した攻撃に抗議して仕事を休んだ。

 ムジル・バシャ・モスクの周囲に集まった群衆に、ナジャフのシーア派宗
教権威の代理人としてアッ・サイイド・アハマド・アッ・サリティが合流し
た。アッ・サリティは演説をおこない、そのなかで、シーア派の宗教指導者
は無差別逮捕と襲撃の循環から脱する共同の努力としてスンニ派指導者を支
援することを表明した。

 アッ・サリティはスンニ派の集会参加者に、「われわれは皆さんが要求す
るとき、誠心誠意、皆さんとともに行動する」と語りかけた。

 イスラム・メモの通信員は、スンニ派指導者とシーア派宗教権威によって
共同声明が出されたと書いた。

 抗議集会は「神は偉大なり」と叫んで終わり、デモ参加者はこの要求を踏
まえてバスラ州議会にスンニ派代表と交渉するよう求めることで合意した。

 集会とスンニ・シーアの共同行動に直面して、州議会はスンニ派の要求に
ついて11日に代表者と協議することを模索していると発表した。抗議参加
者は、もし彼らの要求が12日までに受け入れられないなら、12日に州議
会前で集会を続けると約束した。

 バスラの警察指揮官がデモ主催者へのインタビューと写真撮影を禁止した
という口実で、イラク傀儡警察はニュース・メディアが抗議会場に入ること
を禁じた。


★アンバル州 Al-Anbar Province
 ◇ファルージャ: 米・イラク軍パトロール部隊に3度の攻撃
 ◇ファルージャ北方: 米・イラク軍駐屯地を激しく攻撃
 ◇ラマディ: 道路脇爆弾で米兵2人死亡
 ◇ハバニヤ: 米空軍基地にレジスタンスの120ミリ迫撃弾5発
 ◇ルトバ: ヨルダン国境近くで米軍が「ストーム」作戦を発動

★バグダッド Baghdad
 ◇レジスタンスが米・イラク合同パトロールを待ち伏せ
 ◇傀儡「内務省」の少将、レジスタンスに殺される
 ◇レジスタンスの自動車爆弾が米パトロール部隊に突入、爆発
 ◇首相の警護隊長をレジスタンスが殺害
 ◇ヤルムーク: レジスタンスが警察本部にロケット弾攻撃

★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
 ◇サマッラ: 道路脇爆弾で米兵死亡
 ◇ 同 : レジスタンスが米軍基地に120ミリ迫撃弾撃ちこむ

★ディヤラ州 Diyala Province
 ◇バクーバ: レジスタンスが州評議会の役人を銃撃

★タミン州 At-Ta’mim Province
 ◇キルクーク: 爆弾の破裂で傀儡警官4人負傷

★バスラ州 Al-Basrah Province
 ◇ズバイル: 拘束者の釈放を求めてスンニ派が抗議デモ


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イラク・レジスタンス・レポート
 日本語版:http://www.geocities.jp/uruknewsjapan/Iraqi_resistance.html
    イラク情勢ニュース(URUK NEWS)の重要な構成部分です。
 英語版:http://www.albasrah.net/moqawama/english/iraqi_resistance.htm
    Iraqi Resistance Report : 
    Translated and/or compiled by Muhammad Abu Nasr,
    member, editorial board, the Free Arab Voice 
 メール宛先: uruknewsjapan@ybb.ne.jp  
 このメール・マガジンは『まぐまぐ!』からの発行です。
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