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Re:  「日本の原風景」 ⇒ 「蝉しぐれ」を見ながら学生時代の遠い日々を想起した。
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投稿者 gataro 日時 2006 年 1 月 07 日 17:50:31: KbIx4LOvH6Ccw
 

(回答先: グローバリズムの進展で崩壊の一途を辿る「日本の原風景」 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2006 年 1 月 07 日 11:36:32)

鶴岡駅に降りたのは東北地方の梅雨明けが遅れていた1963年7月下旬のことだった。「蝉しぐれ」の舞台となった庄内地方の月山から南下して朝日連峰、飯豊連峰を踏破し、新潟に抜ける山行のためだった。この年の1月は今冬と並ぶほどの記録的豪雪(38豪雪)に見舞われていたので樹林帯を抜けると大量の積雪が雪田や雪渓となって残っていた。

この山行は、月山を中心にした出羽三山を下りると寒河江(さがえ)、朝日連峰を下りて飯豊連峰をめざすときには小国(おぐに)といったふうに、山里を必ず通過するものであった。そのとき目にした景色はまさに、「日本の原風景」そのものだった。高度成長が絶頂期を迎える前だったので河川、森林、田園、道路、家屋が昔のまま手づかずで目の前に広がっていた。

今だったら「日本の原風景」が残っているとはいえ、おそらく平野部では圃場は区画整理されて昔のように区画がヒョウタン形の田圃は残っていないだろう。畦が直線でない田圃を探すとしたら傾斜地の棚田まで足をのばさないといけないだろう。また話されている言葉も当時は純然たる東北弁で、土地の人と話すときは通訳が欲しいぐらいに聞き取れないことが多かった。しかし今ではテレビなどのニュースなどで聞く年配の方の言葉でも、訛りはあっても楽に聞き取れる。

黒土監督が「蝉しぐれ」のために撮影地を厳選したはずだが、やはり畦が曲線ではなく直線になっていて、江戸時代ではなく平成の田圃とすぐに分かるものだった。これは黒木和男監督の「美しい夏キリシマ」もそうだった。いずれ町並みや家屋だけでなく自然景観もセットやCGで誤魔化さなくてはならないだろう。

>この庄内地方にかぎらず、今の日本では、全国に点在する稀少で美しい日本の自然と地方の人々の伝統的な暮らしぶりが根こそぎ破壊されつつあります。

何百年も続いてきた集落が今、政治の貧困から廃村となってうち捨てられようとしている。彦根市から10kmほどの鈴鹿山中に何ヶ所も廃村があるなどはあまり知られていない現実だろう。小生、今年は滋賀県の廃村をオートバイツーリングでルポしていきたいと、思っている。

以上、鷹眼乃見物さんの投稿への感想あるいは雑感を書き連ねました。

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