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底辺が広いのがアパレルで、アマゾンの本の売り上げも画一化していないようです。
http://www.asyura2.com/0510/bd42/msg/760.html
投稿者 姫 日時 2006 年 1 月 22 日 12:01:38: yNQo0naya4Ss.
 

(回答先: ↑本文中のタイプミスの訂正:出会うになり⇒出会うことになり<本文なし> 投稿者 如往 日時 2006 年 1 月 21 日 02:47:58)

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/8d28689681a172cb728bf3549b01e05e

CNETの森祐治さんのブログに、おもしろい指摘がある。Googleなどの広告は、従来のマス・マーケティングとは違い、「ロングテール」と呼ばれるカーブの裾野の部分を対象にしているのだという。これは、このブログでも取り上げた「ベキ分布」のことである。

ベキ分布の特徴は、横軸に商品を売れる順に並べ、縦軸にその売り上げをとると、裾野が長いということだ。左端のピークの部分がマス市場だとすると、裾野の部分はニッチ市場だが、この部分がきわめて長いと、その面積がマス市場を上回ることもある。この話題のきっかけとなったWiredの記事によれば、普通の本屋の在庫は最大でも13万タイトルだが、アマゾンの売り上げの半分以上は上位13万タイトル以外の本から上がっているという。

マス・マーケティングでは「20%の商品が売り上げの80%を稼ぐ」といわれるが、これはロングテールの途中で取引費用が売り上げを上回り、尾っぽが切れてしまうためだ。インターネットでは、取引費用が極度に小さくなるため、この尾っぽが果てしなく長くなり、その部分から上がる売り上げが大きくなるのだ。この尾っぽの部分に顧客を誘導するのがアマゾンの「おすすめ」である。

これがインターネットにおけるマーケティングがマス・マーケティングと決定的に異なる点であり、eBayやGoogleのAdSenceが成功した原因である。これから「通信と放送の融合」が進む際にも、インターネットではテレビのような大衆的な番組よりもマニアックな(少数の人に強く支持される)番組のほうが成功するだろう。

(引用終わり)
裾野が長いと説明してありますが、ワタシ的には寿命が短い商品が多いのが近年のマーケットだと考えています。リピート(再生産)は時期で見送りになるケースが殆どです。一ヶ月後の市場を考えて、プロパー販売がどれくらい可能かを考えると見送らざるを得ないのです。セール持込してセールの柱にするようなリピートが殆どです。要はヒットを狙うというより数打ちゃ当たる。このほうがトレンドを作りだす作業より効率がいいのです。

オンリーワンも文化だと。個人主義も文化ですね。マス・マーケッティングを受け入れないことが世の中の流れでしょうか。

裾野の頂はオートクチュールだと思います。明らかにこのカテゴリーに収まるのは少数でありますが、産業的に昔は底辺を凌ぐ経済規模(数字)を弾いてました。GDPの内訳で底辺対トップでどれくらいのシェア分配がなされているんでしょう。

http://hiddennews.cocolog-nifty.com/gloomynews/2005/11/post_163d.html
現代の企業重役が1日に稼ぐ金額は、平均的労働者の年収を上回っている。
世界の上位経済圏100のうち、国家は47、53は企業が占めている。
大手企業の75%は、従業員の組合結成を阻止するためのコンサルタントを雇っている。

(引用終わり)

日本に流れたはずの市中流通量1430兆円の500兆円は株のマーケット握っているのです。投資を仰ぐのが小泉政策でしたが、典型的なマス・マーケティング(囲い込み)と言えるでしょう。囲い込みで利益を追求することが問題なのではなく、顧客層が天文学的な負債を膨らませながら経済規模(シェア)拡大を図っているのです。

ペイオフが施行されることになり、更なる投資を拡大してきたのです。M&Aには融資を促すセールスがあったかは不明ですが。

必要なのは資産と負債のバランスではなく、雇用と労働者の環境を整えることだと思います。特定の人には無制限で貸し出す。これを更に助長したのが今回の改革です。

大企業ではない労働者、底辺の所得を増やすことで配布された給与は確実に物と交換されます。企業へと返還されるのです。こういった流れを押さえ、特定の人のM&Aを煽り、いざとなったら預金で穴埋め。特定の人のツケを全体責任で賄おうというのです。明らかに政治が国民のためになされていないことが解かってきました。

話を戻しますが、ガルシア・マルケスをこの掲示板でお目にするとは驚きです。
http://www.metallical9.com/top.html
裏原系セレクトショップ(マニアックなブランドラインの囲い込み販売)ですが、火付け役はアンナ・モリナーリ(ロリ系ブランド)でアメリカのショップの発信だと理解してます。マニアックなことを売り物にしてきたのが、デパートで量販されることにより、カリスマ性が薄れ、固定ファンを囲い込みできずにいます。

ピンクハウスなどは固定ファンが付いているので息が長いのですが、90年以降に出てきたブランドは総じて流行り廃りが早いなというのが印象です。

久しぶりにHPでガルシアのラインを見てみましたが、だいぶブランドイメージが変わりましたね。流行に左右され、軸が確実にブレるんです。デザイナーがころころ変わるせいもあると思うんですが。ファンにとっては堪らないですよね。少し前まではストイックで哲学的なアンニュイさをかもし出していました。ある人物をブランドイメージとしていると聞いていたので、多分、如往さんの取り上げた人のことだと思います。

何が言いたいかというと、ブレイクしそうなブランドの価値を引き伸ばし、他ブランドと競わせカラーを打ち消させるバイヤーの手により、市場はつまらないものにされ、息が短いものにされていると言いたいのです。

情報過多時代の反発が囲い込みへの反発じゃないでしょうか。

パクリ易い時代になったら息が短くなったのです。

だからこそのオリジナリティーなんですけどね。

完全お客様市場だったらまた違った答えが返ってくると思いますが、ブレイクするブランドを渇望する方々の市場です。

流行は需要です。

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