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□慣れ？粘り？ホリエモン逮捕から２週間、体調良好＆読書三昧 [サンケイスポーツ]
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慣れ？粘り？ホリエモン逮捕から２週間、体調良好＆読書三昧
ライブドア前社長、堀江貴文容疑者（３３）が逮捕されて６日で２週間。容疑を頑固に否認する徹底抗戦で、供述調書は１枚も作成されていないという。六本木ヒルズの超豪邸のクロゼットとほぼ同じ３畳ほどしかない東京拘置所の独居房でも、食欲旺盛で健康そのもの。取り調べ以外は、むき出し便器を横目に読書三昧だとか。だが、側近ら３人は東京地検特捜部の追及にすでに陥落。いつまで“余裕こいて”いられるのか！？
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やりたい放題の暮らしだった六本木ヒルズから、東京・小菅の東京拘置所に移されて２週間。約３畳の“新居”でホリエモンはどうしているのかなぁ〜。
関係者によると堀江容疑者は健康状態も良く、持ち前の食欲は相も変わらず旺盛だという。拘置所のご飯は白米に麦が３割入った麦入りメシに、みそ汁や納豆、漬物などとチョ〜質素。１日の摂取カロリーは約２２２０キロカロリーと低めに決められているが、あの肥満体でも早々に慣れたのか。ただし、拘置所指定の業者を通じ、幕の内弁当などを買うことが可能。
午前７時に起床、昼食と夕食は正午と午後４時過ぎという、これまでとは比べものにならないほど規則的な生活。
風呂は週に２回、約６畳の屋内運動場で３０分ほどの運動も週３回認められている。本の持ち込みは３冊までで、堀江容疑者は取り調べ時以外は読書にいそしんでいるとも伝えられる。
手紙は１日１通出せるが検閲される。新聞は自分の事件に関する記事は黒塗りされるというから、一般紙の一面や社会面は読めない部分が多いはず。所内では名前ではなく番号で呼ばれ、日中は横になることも許されない不自由さ。これに嫌気が差して“白状”する容疑者も多いというが、ホリエモンは意外な“粘り”をみせている。
堀江容疑者を取り調べているのは、東京地検特捜部の副部長の１人。このようなベテラン検事が直接取り調べを担当するのは、重要事件の重要な容疑者に限られるため、それだけ重要視されていることがわかる。
このベテラン検事に対しても、堀江容疑者は敵意むき出しに食ってかかるような一幕もあるとか。逮捕容疑に関しては「詳しいことは知らない」などと一貫して否認しているらしい。
自説をまくし立てて正当性を主張したり、怒りをあらわにしたり、と思えば一転黙秘したり…。逮捕直後に比べ落ち着いてきたと伝えられているが、強硬姿勢は崩れていない。
このせいか、取り調べは１日３時間程度と通常よりかなり短めだが、供述以外の単なる手続き上の書類も含め、署名は一切拒否。当然、供述調書はいまだに１枚も作成されていないという。ホリエモン追及が難航している様子がうかがえる。
もっとも特捜部にとってはこれも想定内か。同社取締役でナンバー２だった宮内亮治容疑者（３８）ら３人は、堀江容疑者の関与も含めて“完落ち”している。
特捜部は３日に拘置を延長しており、このまま期限の１３日までに起訴するのか、はたまた別件で再逮捕して新たに拘置期間を確保したうえで取り調べを続けるのか…。
★決算粉飾工作の指示メールを押収…堀江容疑者関与
堀江容疑者が、関連会社「バリュークリックジャパン」（現ライブドアマーケティング）の１６年度第２四半期（４−６月）決算の粉飾工作に協力するよう、社内担当者に指示メールを送信していたことが５日、関係者の話でわかった。特捜部はすでにこのメールを押収、堀江容疑者の直接関与を示す重要な証拠とみて調べている。
関係者によると、問題のメールはライブドアメディア事業本部責任者あてで「バリュー社の赤字を黒字にするよう協力してはどうか」という内容。送信されたのは同決算が締まった後の１６年７月だったことから、業績向上ではなく、決算の偽装を求めた疑いが強い。
責任者は社長からの粉飾指示と受け止め、架空の業務を発注。その後、バリュー社は架空取引に基づいて利益を計上し、１６年中間決算発表で「第２四半期は１年ぶりに営業収益と経常収益が黒字転換した」とうそを発表した。
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