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何故「まさに天皇に関わるところ」なのか?
http://www.asyura2.com/0510/dispute22/msg/642.html
投稿者 如往 日時 2006 年 1 月 25 日 04:01:31: yYpAQC0AqSUqI
 

(回答先: 心すべきは、大東亜共栄圏にならないこと。歴史は正しく反面教師です。そう考えれば、あの馬鹿げた戦争も無駄にせずに済みます。 投稿者 張良 日時 2006 年 1 月 22 日 22:59:53)


 張良さん、こんにちは、毎度レスをありがとうございます。


 >如往さんの文章に在る“…基礎技術の開発等のcreativityに繋がる基盤構築…”は、政治の理念についてもこれを適用できないでしょうか。

 政治的理念への適用は必ずや思考方法の変換を伴うものになるでしょう。例えば従来以上に「仮説−検証」のプロセスを高密化することや概念化のスキルを高めることを意味しますが、それには小学校の高学年の頃から始めなければ間に合わないだろうと短い教員の体験からも実感しています。今や文科省や歴代の与党による愚民化政策はかなりの範囲で深く浸透していますし、この点に関する限り政府は固よりそれを許して来た日教組も同罪であると思っています。
 私は『公民』などの倫理的なバイアスがかかったものではなく、小学校における概念化の基礎的スキルの習得を前提としつつ、その実用課題として中学校では経済(金利圧力に基づく成長原理)や法律(主に契約関係)について教えるべきであり、それが国民の政治や経済にたいする批判的な眼を養うことにも繋がると考えています。

 >戦後の日本を、穏健な市民革命という視点で考えるとき、いくつかの特徴が指摘できそうです。@強力な支配階級が存在しないこと。(その代わりにUSが存在する)A(産業や所得の二重構造にもかかわらず)一億総中流意識が形成され、未だに多数であること。B市民とはブルジョアやプチブルというよりも、プチブル化したプロレタリアやプロレタリア化したプチブルが多数であること。C最近進行しつつある二極化は、未だ決定的な階層化にまでは至っていないこと。

 個人的には一億総中流意識は溶解しつつあるのではとの疑念を懐いていますが、かかる現状認識は概ね肯けることができると思います。

 >以上の事から、市民革命の敵対勢力はUSという図式が想定されます。しかしながら、産業や所得の二重構造からして、上層市民の柔軟な姿勢と下層市民の強硬な姿勢とが不一致を生じるでしょう。そこに二重権力の必要性があります。不一致が分裂に至らないように、上層市民と下層市民の妥協が必要です。そして、戦後の保守政治家が、革新勢力の存在を口実としてUSからの要求を値切ってきたように、権力を握る上層市民は、下層市民の圧力を口実にUSの要求を値切るのです。いや、下層市民は上層市民の権力に対し下から圧力を加えることにより、対USの闘いとするのです。
 >しかし、上層市民と下層市民とが分裂・対立を避けて妥協し得る条件が無くてはなりません。経済的条件の異なる社会階層を結びつけるものとして、先ずは、対USという国民・国家意識が考えられます。しかしこれだけでは、グローバリズムを掲げるUSに対して充分ではありません。悪くすると、時代に逆行するアナクロニズムとなりかねません。それを避けるには、もう一つのグローバリズムとなり得る世界戦略が必要です。

 嘗て私は石原莞爾の構想を非常に面白く感じていたことがありました。しかし、最早戦後にあってはUSを最終戦争の敵と見立てることは全くの時代錯誤的な発想であるのは明白です。それよりも、日本はUSから独立すること、とりわけ精神的(政治的)に自立することが重要だと考えています。それには、USの何が日本の自立にとって障害になっているのかの解明は勿論のことですが、自己の内なる“甘え”に徹底的に対峙することから始めなければならないと思っています。

 >そうした世界戦略の要点を並べてみます。政治的には平和主義、経済的には通貨共同体、社会的にはフェミニズム、文化的には?(まさに天皇に関わるところです.そして、自己実現のあり方こそ肝心です。)。心すべきは、大東亜共栄圏にならないこと。歴史は正しく反面教師です。そう考えれば、あの馬鹿げた戦争も無駄にせずに済みます。

 「文化的には?」と婉曲的にですが、私には半ば強引とも想えるほどに“天皇(制)”をもってこられようとされるのは、張良さんは何か接着剤のような役割を果たすものとして“天皇(制)”を想定されているのでしょうか。私は市民革命のdriving force結集の要として“天皇”は頼むには足りないと繰り返し述べています。けれども、張良さんが何故「まさに天皇に関わるところ」と考え、「そして、自己実現のあり方こそ肝心です。」と捉えるのかを詳らかにされないことには、遺憾ながら会話は堂々巡りを繰り返すばかりでこれ以上は進展しないと思量しますが、如何でしょうか。

 また、会いましょう。

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