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10月25日（ブルームバーグ）：米民間調査機関のコンファレンス・ボードが25日に発表した10月の米消費者信頼感指数は85と、この２年で最低の水準に落ち込んだ。前月は87.5と、速報の速報86.6から小幅ながら上方修正された。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、10月は88（予想中央値）への上昇が見込まれていた。
過去５年間の同指数の平均は98.4。10月の指数は、エネルギー価格の高騰に加え、一連のハリケーン来襲で消費者心理が不安定になったことが影響した。また前日にはフロリダ半島を新たなハリケーン「ウィルマ」が襲ったため、 11月の指数への影響が懸念されている。
統計発表直後の米国債市場では10年債と30年債が上昇。キャンター・フィッツジェラルドによると、ニューヨーク時間午前10時２分現在、10年債利回りは4.44％。10年債（表面利率4.25％、2015年８月償還）価格は前日比 1/16上げて98 1/2。一方、30年債利回りは２ｂｐ低下して4.64％。価格は 1/4高の110 3/4だった。
10月の現況指数は108.2（前月110.4）に低下。半年後の景況感を示す指数は69.5と、前月の72.3から落ち込み、2003年３月以来の低水準を記録した。
項目別にみると、雇用が得にくいとの回答は25.3％と、前月の25％から増加。雇用が十分にあるとの回答は20.8％（前月20.7％）だった。
また向こう半年間に住宅を購入する計画があるとの回答は2.7％で、前月の3.4％から減少し、2004年11月以来の最低にとどまった。一方、自動車を購入する計画があるとの回答は6.1％と、前月の5.8％から増加した。
原題： U.S. October Consumer Confidence Index Fell to 85, Two-Year Low （抜粋） {NXTW NSN IOX5M607NBB5
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：
ニューヨーク 西前 明子 Akiko Nishimae
anishimae3@bloomberg.net Editor:Yamahiro
記事に関する記者への問い合わせ先：
Victor Epstein in Washington vepsstein@bloomberg.net.
更新日時 : 2005/10/25 23:45 JST
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a0TyCgvk4vws&refer=jp_home
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