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(回答先: 日本のメガバンクの頭取の年収がドイツ銀行頭取の10分の1以下というのは【RIETI経済産業研究所】 投稿者 hou 日時 2005 年 11 月 24 日 23:38:15)
面白い課題なので、２つの視点から述べたいと思います。
１つは、倫理という面から。ヴェーバーが、あるいは二宮が、述べているように、資本主義が発達したのは、実利と倫理が、うまく融合されたからでした。西欧ですと、神から預かったお金を増やす事が、神の意志に答える事だという宗教感。自分の為に、儲けるのではないのでした。
彼らの神は、日本教の観点から言えば、不特定多数の人々の抽象的表現とも言えます。
２つめは、日本の銀行の収益。仮に、自分達が編み出した実業で儲けているのなら、結果として、高額報酬であっても、株主も、従業員も、利用者も、文句は言わないでしょう。
しかし、実際は、金利差を、政府・日銀に作ってもらっているのですから、なんともお粗末です。多額の国債の金利差は、自分達が生み出した結果ではありませんからね。
その観点からは、頭取の報酬は、高すぎるのでは。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。