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(回答先: 社会主義の実態をみて「不完全でも市場経済システムの方がましだ」 【日本金融新聞 清水貞治デスク 】 投稿者 hou 日時 2005 年 12 月 09 日 20:07:36)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=1209&f=business_1209_011.shtml
国有資産監督管理委員会（国資委）研究センターの李保民・副主任は、国有資産財産権改革のシンポジウムの席上で、１２兆元（約１６８兆円）に達する国有資本（法人企業の資本金のうち、国やそれに順ずるものから出資されたもの）のうち、３分の１に相当する４兆元（約５６兆円）が有効利用されず、浪費されているのが現状だと指摘。中華工商時報などが伝えた。
李・副主任によれば、１２兆元の国有資本のうち、正常に運用されていると思われるのが３分の１、もう３分の１が状況不明、残り３分の１が浪費されているという。各４兆元に達する規模で、状況不明分を入れれば、６０％以上、つまり日本円で１００兆円以上の国有資本が有効に活用されているとはいえない事態となっていることになる。
国有資産の価値の維持と価値増大を使命とする国資委にとっては由々しき事態であり、中国の法人企業全体にとっても、主力を占める国有資本の多くが、企業の事業活動によりよく活用されていない状況は、大げさに言えば、中国の国力そのものの増減にも直結する。
李・副主任は、こうした状況を打開するためにも、特に事業経営性の強い法人に対する改革が急務とし、そのためのコストとして５０００億元を準備していることを明らかにした。（編集担当：鈴木義純）
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