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□今日のマスコミ 2006/03/12 [JANJAN]
http://www.janjan.jp/media/0603/0603120688/1.php?PHPSESSID=2e668180f9c871ce3ae09b1231373197
今日のマスコミ ３月１２日 2006/03/12
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●米軍の沖縄３基地全面返還、１基地部分返還で日米が合意した（各紙）
【全面返還は、那覇港湾施設（那覇市、５６ヘクタール）▽牧港補給地区（浦添市、２７４ヘクタール）▽キャンプ桑江（北谷町、１０７ヘクタール）で、部分返還はキャンプ瑞慶覧（北谷町など、６４３ヘクタール）】（毎日）
在日米軍再編にかかる日本側経費については【総額３兆円を超すとの政府試算】（日経）が明らかになった。
●米海兵隊・岩国基地に、米海軍・厚木基地の空母艦載機移駐を受け入れの賛否を問う、岩国市の住民投票が１２日午前７時から始まった。
【投票は一部投票所を除き午後８時まで。住民投票の成立には５０％以上の投票率が必要で、成立すれば午後９時半から開票され、深夜には大勢が判明する見通し】（読売Web）
●フィギュアスケート世界ジュニア選手権で小塚崇彦（愛知・中京大中京高）が逆転で初優勝した（各紙）が、「イナバウアー荒川」でフィギア人気は社会現象化している。
【静岡県新居町のそば屋「丸浅（まるあさ）」で「イナバウアーそば」が人気だ。反った背のように揚げたえび天が目玉で、食べる前に携帯電話のカメラで撮影する客もいる（略）大根おろしと梅干しが日の丸を、金箔（きんぱく）がメダルの色を表す。エビは串で刺し、反り返らせて揚げる。７５０円】（朝日）
http://www.asahi.com/national/update/0312/TKY200603110288.html
●「好事魔多し」とはよく言ったもので、「日本スケート連盟」（文部科学省所管の財団法人）の金銭スキャンダルを『朝日』が報じた。
『朝日』によると、フィギュアなどの国際大会を運営する国際事業部門で０３年までの３年間に不透明な資金管理で１億５千万円以上の赤字を出し、資金難に陥っているという。
【赤字を出した時期は、当時会長だった久永勝一郎氏（７４）がこの部門を自分が経営していた会社事務所内に移し、資金管理も連盟本部とは別にして運営していた（略）
事業委の事務局をマンションに間借りさせた家賃として、０４年までの約６年間に毎月２５万円、計約１７００万円を連盟側から受け取っていた。登記簿謄本によると、この会社は９７年８月の設立で、トリノ五輪のフィギュア監督を務めた城田憲子・フィギュア強化部長（５９）も設立時から取締役を務めていた。マンションは同年７月に城田部長名義で購入されたが、久永元会長は「購入資金は自分で出した」としている】
http://www.asahi.com/paper/front.html
城田強化部長は「女帝」と呼ばれている女子フィギア界の“実力者”。２０日からカナダで行なわれる世界選手権に荒川静香が欠場した背景には「女帝の仕切りへの不満がある」とささやかれている。
●冬季パラリンピック・トリノ大会（各紙）
（１）ノルディックスキー・バイアスロン女子１２．５キロの視覚障害で小林深雪が金メダルを獲得、日本の今大会メダル第１号に輝いた。１９９８年長野大会の７．５キロとあわせて通算２個目の金メダル。
（２）ノルディックスキー・バイアスロン女子１２．５キロの立位で１６歳の太田渉子が銅メダルを獲得した。
●原発トラブルが各地で続発している。
『毎日』によると、原子炉内の「制御棒」のひび割れが６基４６件で判明したという。
【これほど多くのひび割れが見つかったのは世界でも例がないという。事業者側は「制御棒が折れることはなく、機能に問題もない」と強調しているが、保安院は「（安全かどうか）判断できない」として事態を重視、本格的な調査に乗り出した】
●経済産業省は「PSEマーク」がない家電製品の販売を禁ずる電気用品安全法（電安法）を、法律通り４月から実施する。『産経』が１面トップで報じている。
【「法律はできていたのに、去年の秋口になっていきなり『中古品も対象』という。経産省も問題意識を持っていなかったのではないか」（略）電安法に反発する業者らの言い分は、「経産省の周知が不十分だった」ということだ（略）このため、業者らは今月いっぱいとなっている猶予期間の延長や中古品の規制除外を求める運動を展開している】
http://www.sankei.co.jp/news/morning/12iti001.htm
経産省は新たに分かりやすいガイドラインを作成するというが、小泉政権のやることは「もったいない！」
●なさけない！ 「研修旅行」で、野球拳でバカ騒ぎをした長崎県雲仙市議。
雲仙市議会は２月９日から１泊２日で、議員３０人全員と議会事務局員２人が熊本県山鹿市議会などを視察する「研修旅行」を行なったが、懇親会にコンパニオンの女性３人を呼び、あろうことか、じゃんけんをして負けたら服を脱ぐ「野球拳」をしていたことが分かった（各紙）
【女性が全裸で酌をするなどの行為があり、市民から批判が集中。市議会は「議会の品位を汚した」として、議員３０人全員の報酬カットと、政治倫理条例の早期制定を決めた（略）中には服を着るように注意したり、席を立ったりした議員もいたらしい。懇親会は、議員の私費でまかなったと説明している】（朝日）
雲仙市議３０人の名前と顔写真はhttp://www.city.unzen.nagasaki.jp/info/prev.asp?fol_id=3645
●民主党は４月２３日に投開票される衆院千葉７区補欠選挙に、千葉県議・太田和美氏（２６）を擁立する方針を固めた（各紙）
民主党千葉県７区の総支部長は内山晃衆院議員（５２）。選挙区で自民党の松本和巳氏（４０＝出納責任者の公選法違反で議員辞職）に破れ、比例区南関東ブロックで復活当選していたが、送金メール問題をめぐる党への逆風を考え「勝ち目がない」と判断して不出馬を表明していた。
「杉村大蔵出馬説」もあった自民党は公募候補者を擁立する。
●スロボダン・ミロシェビッチ元ユーゴ大統領が１１日午前、拘置所の独房で死亡した。６４歳。２０万人前後の死者と約４００万人の難民を出した旧ユーゴスラビア紛争での集団虐殺や戦争犯罪に問われ、国際戦犯法廷（オランダ・ハーグ）で公判中だったが 裁判は中止となる（各紙）
●経済産業省が日本版フルブライト「アジア人財基金」を創設する。
【二階俊博経産相が提唱した。新制度は「アジア人財基金」。かつての米国のフルブライト奨学金をモデルにした。すでに小泉純一郎首相に提案して内諾を得た】（日経）
●今日の「イラクと自衛隊」情報
「クリスチャン・ピースメーカー・チームズ」の一員で、昨年１１月に誘拐されていた米国人、トム・フォックスさんがバグダッドで遺体で発見された（各紙）
【フォックスさんは絶対平和主義の立場を取るクエーカー教徒。誘拐される前日には、ネット上の報告で「同じ人類の同胞を、非人間扱いするような行動は決して取ったり考えたりしないことこそが『愛』だ」と、暴力による報復の連鎖を否定。イラク駐留米軍が、「テロリスト」掃討名目で市民に被害を及ぼしている、と批判していた】（朝日）
●英紙『フィナンシャル・タイムズ（アジア版）』は、【米国のコールバーグ・クラビス・ロバーツ（KKR）やサーベラスといった投資ファンドが、ソフトバンクに対抗し、英ボーダフォン日本法人の買収提案を検討していると伝えた】（産経）
●国連が｢世界水開発報告書｣を発表。
それによると、地球上には十分な淡水資源が存在するにもかかわらず
【１１億人の人が十分な飲み水を得られず、上下水道などの適切な衛生設備を持たないために感染症の危険にさらされている人が２６億人も存在。安全な飲み水と衛生設備があれば年間１６０万人が命を落とさずにすんだという】（日経）
●横浜地裁が「NHKの放送内容が不満」は受信料不払いの理由にならないと判決を下していた。
元裁判官が昨年７月「少年事件の背景に関するNHKの報道が不十分だ」として「受信料を払う義務がないことの確認を求めた」裁判で、横浜地裁が昨年１１月、【どのような内容の放送をいったかによって、支払い義務の存否や額が左右されるものではない】(産経)との理由で請求を却下していた。
●今日の「訂正記事」
・『朝日』４面 【１０日付「地球２４時 アーミテージ氏報台 綱領『廃止とは見ず』」の記事で、「アーミテージ前国務次官」とあるのは、「アーミテージ前国務副長官」の誤りでした。訂正します。】
･『毎日』１０面 【５日の評「新日本古典文学大系」の版元｢岩波書店｣が欠落していました。おわびします。】
(松尾信之)
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。