★阿修羅♪ > 雑談専用16 > 1129.html
 ★阿修羅♪
何事も熱くなりすぎると危険ですね。
http://www.asyura2.com/0510/idletalk16/msg/1129.html
投稿者 piyopiyo 日時 2006 年 2 月 28 日 00:56:29: GYo9gkXNvMUWk
 

(回答先: Re: 執着は危険ですよ。 投稿者 heart 日時 2006 年 2 月 28 日 00:17:14)

heartさん

> 私が思っていたのは、
> 例えば新自由主義批判やWTO批判、マネー資本主義への批判、そして持続可能な経済・社会システムの構築を目指そうという考えをメジャーな意見にして、
> 民主主義でもって政府のやり方を根本から変えさせることができれば、というようなことです。
> 草の根運動、市民運動を盛り上げたら社会を変えられるのではないか、ということです。


そうですか。それはいいことです。
思うところを進めるべきでしょう。

ただ、小生は少しばかり違います。
マネー資本主義などは実は敵ではないと思っています。
己の中にもあり、また時に有用だとも思っています。
何事も過ぎたるは及ばざるがごとしとは孔子の言葉ですが、
まさに中庸こそが最上だと感じています。

平家物語のようなドラマはいりません。
盛者必衰なれば盛者を作らなければいいだけです。
しかも盛者はその時世の人々が具現化した存在にすぎません。
なればこそ作らないなんて不可能に近いのですがね。

求めることが高すぎて理解されないこともわかります。
歴史上、行き過ぎを戻すのは戦乱以外にありません。
ただ、マハトマのような変わり者もいたのです。

時に、尊皇攘夷と二元論に単純化したがる風潮は、
敵味方と選択肢を狭めることで、思考回路を停止させます。
退路を断つようなことは危険です。

ただ、二元論はうまくいったときはナチス統治初期のドイツと同じように
至上の幸福を市民に与えてしまうインパクトの強さがあるし、
ボリシェビキ革命のような陶酔感も与えてくれる。
うまくいった時は逃れることは不可能に近い危険な思想です。

そんなにドラマティックなことなどないと、いろは唄は古来から訴えているのですがね。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 雑談専用16掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。