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数々の〝陰謀〟を見てきて…
阿修羅に私のハンドルネームを登録し、以後今日に至るまで投稿と他の投稿を見るという習慣が始まった。
それは私にとって確かに新鮮なものであった。今まで思っていたものとは違う考えがそこに存在していた。
その中には（私の主観であるが）役立ったものもあるし、また私を一時混乱させるような内容のものもあった。そしてくだらない内容のものもあった。
今から書くことに対しての返答は控えていただきたい。
それにより掲示板が荒れるような事態は避けたいからである。
私が阿修羅で見てきた〝陰謀〟
「小泉首相レイプ疑惑」
これがあったのか無かったのか。検証するにはどうすればいいのか。
この追及によりその被害者とされる女性が、その過去の出来事を想起させて苦しませることになるのを覚悟するのであればその女性を探すべきである。
そして法廷で証言すればいい。
多分だがこれ自体危ういものなのではないのか。つまり初めから存在しないのではないかと。なぜこれだけ阿修羅および雑誌で話題になるのに被害者女性の「証言」や「手記」さえも出てこないのかと思う。
「〝ユダヤ人〟〝朝鮮人〟云々」
阿修羅では前者の方のことについて書かれることが多い。
後者は２ちゃんねるの方が多い。
言葉とは常に気をつけなければならない。それにより傷つく人も出てくるから。
「ユダヤ」「ユダヤ人」「ユダヤ勢力」……そろそろこういう言い方は卒業した方が良いだろう。
ユダヤ人だって貧乏人もいれば金持ちもいる。善人もいれば悪人もいる。それは日本人だって同じである。
言葉の使い方次第でものすごく印象が変わってくる。
そのような言い方をすることによってその全ての人が「悪の勢力」だと思わせるかのような表現は止めるべきだ。
あまり強調しすぎると、２ちゃんねるで見かける「朝鮮人」「在日」「朝鮮総連」が全ての悪の根源であるかのような雰囲気と同じになってしまう。
２ちゃんねるでは一言程度の書き込み、阿修羅では多くの文を用いた説明だが本質的に同じではないのか。
「虐殺否定」
主にユダヤ人に対して行われたナチスによる虐殺行為のことであるがこれを否定、あるいは虐殺があったが言われているほどの数ではないという主張である。
なぜこのような主張がなされているかが疑問である。
阿修羅の投稿者のうちこういった考えの人が大半なのだろうか。
私はホロコーストは歴史的事実だと考える。それは加害者、被害者双方の証言および数々の物証によって証明されている。
こういう考え方（というか事実なのだが）の持ち主は「阿修羅」の中では私は少数派に位置する人間なのかもしれない。
ホロコーストに限らず南京大虐殺、従軍慰安婦、その他の戦争責任において「否定派」は全体を見ずに一部の事象だけを取り上げ、それをあたかも全体を代表しえるものであるかのような「論」を展開している。
例えて言うなら、「600万人が虐殺された。しかし実は599万9999人が虐殺されていた。だからホロコーストは無かったのだ」と主張しているようなものだ。
こんな馬鹿げた話はない。
しかし、それを平気で行っているのだから一体その意図はどこにあるのだろうかと思ってくる。それこそ彼ら（否定派）の言う「陰謀」が潜んでいるのではなかろうかとさえ思えてくるのである。
そのようなことに対して厳しい批判と知識に詳しい方が運営されているサイトがある。以下にリンクしておく。
対抗言論のページ http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。