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お昼休みの軽い話題
http://www.asyura2.com/0510/lunchbreak6/msg/924.html
投稿者 どうして? 日時 2006 年 6 月 02 日 12:44:32: 5huHSJ2zKWnK6
 

 雑談板に書くほどもない浅学でまとまりのない文なので
興味のある方はどうぞ。

格差社会についての二題が5月半ば相次いで社会板に投稿された。
また雑談板にも関連した内容が投稿された。
1)1億総中流はウソ?-ニポンの上流は実は「労働者階級?」
--「6千万総中流」--『ロンドン〜スクエア・マイルから』--JM
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/116.html
2)「悪い方向に…」外交・地域格差が急増…内閣府調査
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/120.html
3)小泉首相が壊したもの。
http://www.asyura2.com/0601/idletalk18/msg/210.html

 共通項は「格差」だが、視点が異なっていて興味をひいたのだ。
1)は格差の少なく見えた高度経済成長期においてすら、現実は
格差があったのだが、それが問題視されないように
上手にベールに隠されていた?という主旨だ。あの時代の世相は
均質に見えて実は格差が存在したという印象をあたえる。
 下って2)では高度経済成長期の均質社会は理想には程遠いものの、
それをひとつの基準値にみたて、現在はそれよりも悪化している。
記事からは高度経済成長期の社会を高く評価している印象を受ける。

以下に2ちゃんねるからの抜粋を貼るが、高度経済期に関する下の考察は
まさに、ことわざ「寄らば大樹の陰」の体現と思う。
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はっきり言おう
全体主義国だからこそ日本は成功したのだ
国家様がキャノンやソニーや財閥から過酷な税を取り立てて国全体に国全体の
都合でバーッと撒いて、お国の強権で隅々に行き渡った金を吸い上げバーッと
撒くと言う事をやったから発展したのだ
逆らう企業は国賊だから営業免許停止だから発展したのだ
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現在の日本でも、多少かすれはしつつも未だに色濃く残っているが
日本は海外ほど収入によって住む街区の区別は少ない。つまり富者と貧者が
混在して暮らしている。これは海外ではあまり見られるものではないらしい。

日本では四畳半ひと間暮らしの社長もいれば、アパート暮らしでも自家用車は
ベンツを所有している者もあり、若い女性たちがブランド品をみにつけたり等
表に出る身づくろいと実際の収入が一致しないケースが多々ある。

このように格差が表に堂々とでないだけでなく、欧米の収入と身なり
住む場所等の固定した価値観(公に話題にするのは多分にタブーらしが)と
比較しても自由な面がまだまだある。
全体主義の横並び感のある社会の中で展開される個人の嗜好の領域は、
日本は案外広いのかもしれない。

2)と3)には、まさに「寄らば大樹の陰」の大樹を取っ払った今の
世相から生じる迷いがあらわれているように感じる。「出るくいは打たれる」と
いうことわざもあるが、政府の振り下ろす旗にしたがって「くいよ、
出でよ!我こそは優秀と思えばどんどん出でよ!」に呼応しても現実は
近々逮捕か?と噂される投資家や出所したばかりの経営者をだす有様だ。

小魚が身を守るために、常に一緒に群れ泳ぐことで一匹の大魚だと周囲に
錯覚させることで大海原を泳ぐ、といっても、皆金太郎飴のような小魚ではなく
個を謳歌しながらも大魚を構成する生き方を見直してもいいように思える。

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