★阿修羅♪ > 自然・天文1 > 258.html
 ★阿修羅♪
探査機はやぶさ:岩石採取に失敗 金属弾発射されず(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0510/nature01/msg/258.html
投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 12 月 08 日 02:53:57: Lif1sDmyA6Ww.
 

(回答先: 探査機「はやぶさ」 試料採取は失敗の可能性大(朝日新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2005 年 12 月 07 日 21:59:12)

毎日新聞からhttp://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051208k0000m040090000c.htmlより引用

探査機はやぶさ:岩石採取に失敗 金属弾発射されず

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、世界初の小惑星の岩石採取を目指した探査機「はやぶさ」が11月26日に小惑星イトカワへ再着陸した際、岩石を採取するために撃ち込むはずだった金属弾が発射されていなかった可能性が高いと発表した。JAXAは「はやぶさは金属弾発射の信号を出しており、岩石採取は成功したと見られる」と発表していたが、これが覆る形となった。

 JAXAによると、はやぶさは11月20日と26日の2回にわたり、イトカワに着陸した。

 20日は岩石採取装置が作動しなかったが、26日は金属弾の「発射」を確認するデータを除き、装置が正常に作動したことを示すデータが届いていた。「発射」を確認するデータはその後送られてくるはずだったが、26日にイトカワから離陸した直後、はやぶさにガス噴射エンジンの不具合が発生。姿勢制御が困難な状況に陥り、取得したデータを地球へ送信できない状況が続いていた。

 今週ようやく姿勢が安定し、26日の詳しいデータの一部を取得できた。分析の結果、金属弾を発射する火薬の発火信号がないことが判明した。

 当初の計画では、はやぶさの機体の下に伸びた岩石採取機の先端がイトカワに触れた瞬間に、金属弾(直径1センチ、重さ5グラム)を発射し、弾丸によって砕けた岩石を機体のカプセルへ回収する予定だった。

 ただ、JAXAでは、11月20日の着陸の際、はやぶさはイトカワ表面でバウンドしており、「バウンドの衝撃で表面の砂が舞い上がり、回収カプセルに入った可能性もある」としている。

 JAXAは今後、不具合を起こしているガス噴射エンジンの復旧を目指し、今月中旬にも地球へ向かわせる。「あくまでも07年6月の帰還を目指したい」と話している。

 プロジェクトを率いるJAXAの川口淳一郎・宇宙科学研究本部教授は「現在入手できたデータからは金属弾は8割方発射されていないと考えている。しかし、データを解析できていない部分もあり、さらに詳細な分析が必要だ」と話している。【永山悦子】

毎日新聞 2005年12月7日 21時11分

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 自然・天文1掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。