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重力レンズ応用、新手法で惑星発見 第二の地球探し前進(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/0510/nature01/msg/329.html
投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 26 日 16:19:14: Lif1sDmyA6Ww.
 

(回答先: 太陽系外最軽量の惑星、名大が発見…生物存在は絶望的(読売新聞) 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 1 月 26 日 14:06:17)

朝日新聞からhttp://www.asahi.com/science/news/TKY200601250416.htmlより引用

重力レンズ応用、新手法で惑星発見 第二の地球探し前進
2006年01月26日

 名古屋大学太陽地球環境研究所やニュージーランドの大学などで作る観測チームは、英米チームと共同で、地球の約5倍の重さの、太陽系外にある惑星を発見した、と発表した。天体の重力によって、遠方の光が曲がり増幅される「重力レンズ」という現象を利用した。太陽系外惑星としては、これまで見つかった中で最も軽く、地球に近い大きさだという。26日付の英科学誌ネイチャーに論文が掲載される。

 発見された系外惑星は地球から2.2万光年離れた位置にあり、地球の5.5倍の重さ。太陽の5分の1の重さの恒星の周りを回っている。恒星との距離は太陽と地球の2.6倍で、公転周期は10.4年。木星のように主にガスからできている惑星ではなく、地球のような岩石か氷でできているとみられる。ただ、表面温度は零下220度で、生命が存在する可能性はなさそうだという。

 これまで発見された最も軽い(小さな)系外惑星は、地球の7.5倍程度の重さだった。

 遠方にある星の光が増幅される重力レンズは、暗くて直接見えない天体を探す際に便利な現象で、これまでにほとんど光らない恒星などの発見につながっている。観測チームは96年から、重力レンズによる系外惑星の探索を続けていた。

 ニュージーランドや豪州、チリなどの望遠鏡で観測を続け、昨年7月から8月にかけて銀河系の中心付近にある星の光が増幅するのを観測できた。解析の結果、恒星による重力レンズ効果に加えて、今回の惑星による効果が見つかった。

 同研究所の村木綏(やすし)教授は「重力レンズで小さい惑星が見つかることが確認できた。近い将来、地球と似た惑星が見つかることを期待している」と話している。

 〈国立天文台の田村元秀・太陽系外惑星探査プロジェクト室長の話〉 これまで多くの惑星を見つけたのとは違う方法で、軽い惑星を発見したことが新しい。生命が存在する可能性がある「第2の地球」を見つけるのにつながる成果だ。

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