★阿修羅♪ > 環境・エネルギー・天文板1 > 536.html
 ★阿修羅♪
ちりの円盤や噴き出し確認 星ができる過程、鮮明に(共同通信)
http://www.asyura2.com/0510/nature01/msg/536.html
投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 9 月 19 日 00:10:30: Lif1sDmyA6Ww.
 

ちりの円盤や噴き出し確認
 「アウトフロー」という現象が確認されたオリオン星雲の一部の画像。赤い部分にちりが分布している(国立天文台提供)

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=soci&NWID=2006091801000356

ちりの円盤や噴き出し確認 星ができる過程、鮮明に
 地球から約1500光年かなたのオリオン星雲内で、恒星の形成に必要と考えられている円盤状の構造と、そこからガスが噴き出す「アウトフロー」という現象が、多くの若い星の周囲に存在することを、国立天文台などのチームが18日までの観測で確認した。
 北九州市で19日から開かれる日本天文学会秋季年会で発表する。
 同天文台の神鳥亮研究員は「星が誕生する場として知られるオリオン星雲内の広い領域で、この種の現象を鮮明にとらえた例はなく、星の進化の解明上で貴重な成果だ」と話している。
 若い星の重力に引かれたガスやちりは、その周りを回って円盤状の構造になるが、一部は円盤と垂直方向に噴き出しアウトフローと呼ばれる。残ったちりやガスの回転はアウトフローで弱められるため、中心に降り積もって大きな星に成長するらしい。
 同天文台と名古屋大、京都大などのチームは、光がちりで反射した際に出る特殊な赤外線をとらえる装置を開発。南アフリカにある大型望遠鏡に取り付けて昨年12月、同星雲内を観測した。
 アウトフローにより周囲のちりやガスが吹き飛ばされ、その縁ではちりなどが壁のようになる。今回は、太陽の約25倍の質量がある若い恒星「IRc2」の両側にそれぞれ、壁が約1光年の長さで延びていることが初めて確認された。
 また、質量がごく軽いために恒星にはなれない褐色矮星(わいせい)という星の周囲にも、アウトフローがあることが分かった。

 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ       HOME > 環境・エネルギー・天文板1掲示板


  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。