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(回答先: 民間ロケットの打ち上げ失敗 ニューメキシコ基地（CNN） 投稿者 熊野孤道 日時 2006 年 10 月 03 日 01:00:32)
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200610030036.html
打ち上げ失敗の民間ロケット、砂漠で残がいを発見 米国
2006.10.03
Web posted at: 21:28 JST
- CNN/AP
ニューメキシコ州アパム──先月末に打ち上げが失敗し、墜落した民間初の小型ロケット「スペースロフトＸＬ」の残がいが、米ニューメキシコ州の砂漠で見つかった。ロケットを打ち上げた民間宇宙旅行会社、ＵＰエアロスペース（本社：コネティカット州）が、明らかにした。
同社は９月２５日、ニューメキシコ州南部の砂漠地帯にある基地「スペースポート・アメリカ」から、宇宙空間での実験用サンプルなどを積んだロケットを打ち上げた。
しかし、発射から数分後、地上約１万２０００メートルの上空で失速して墜落。原因は明らかになっていない。同社は、ロケットが墜落したとみられる地点を捜索し、９月３０日に残がいを発見した。墜落地点の詳細は明らかにしていない。
「スペースロフトＸＬ」は電柱ほどの大きさのロケットで、高校の科学実験材料や遺灰など５０点を上空１１０キロの宇宙空間まで持ち出す予定だった。同社は、サンプルを宇宙空間へ打ち上げた後、地上へ帰還するサービスを目指していた。
物資を搭載するための料金は、重さ数グラムの小さな物なら２００─３００ドルからと手ごろな範囲に設定されており、「宇宙へ気軽にアクセスできる初のサービス」として注目を集めていた。
同社は今後１年間に、同様の飛行を９回計画しており、２回目は今月２１日に予定している。初回は失敗したが、２回目の打ち上げ予定に変更はない。
発射台が設けられた基地は、世界初の民間宇宙基地として、州当局の援助を得て建設された。英富豪リチャード・ブランソン氏が率いるヴァージンギャラクティック社は、数年後に始動を目指す「宇宙体験旅行」の有人宇宙船をここから打ち上げる予定だ。
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